2004年2月10日
株式会社アットマーク・アイティ、
ソフトウェア設計者向け専門フォーラムを新設
〜 ソフトウェア開発の上流工程に焦点を当て、理論と実践情報を提供 〜
株式会社アットマーク・アイティ(本社:東京都千代田区 代表取締役:藤村厚夫)は、本年2月10日、ソフトウェア開発の上流工程(分析・設計工程)に焦点を当てた専門情報サイト「ITアーキテクト(http://www.atmarkit.co.jp/farc/)」フォーラムを新設しました。
同フォーラムは、当社が運営するIT専門家向けWebサイト「@IT(http://www.atmarkit.co.jp/)」内に設置するもので、分析・設計を中心とするソフトウェア開発の上流工程からプロジェクト管理までを対象としています。読者対象は、ソフトウェアの設計者である「ITアーキテクト」、およびそのようなスキルを身に付けたいと考えているITエンジニアです。
ソフトウェア開発の現場は、現在、未曾有の危機に直面していると言われています。「開発期間の短縮」「急速に進む技術進展に応じた製品開発」「ソフトウェア開発と運用維持にかかるコストの劇的な削減」など、企業システムを開発するソフトウェアエンジニアに求められる要求は高まる一方です。そしてこれらの要求が、従来型の開発手法、経験に基づいた工数の計算、開発チーム内のコミュニケーションなど、いままでのソフトウェア体制に大きな見直しを迫っており、一人ひとりのITエキスパートにもソフトウェア開発に関する視点や技術知識の見直しを求める圧力となっています。
この「ソフトウェア開発の危機」へ最も対処が急がれる分野が、分析・設計に代表されるソフトウェア開発の「上流工程」にあるとの観点から、同分野の理論・実践のための情報提供をめざし「ITアーキテクト」フォーラムを開設しました。
ソフトウェア開発の上流工程では、顧客の要求を的確に把握するためのコミュニケーションやドキュメンテーション、適切な分析に基づくモデリングやオブジェクトの設計などが求められます。そして、これらの品質が、以降の開発フェーズでの生産性に大きく影響すると考えられています。
ITアーキテクトは、こうした課題に応える情報を提供していきます。ソフトウェア開発のプロセス全体への視点、科学的開発理論、ソフト品質向上手法などを独自の視点から提案、解説します。具体的には「ITアーキテクト宣言」「要件定義のボトルネックを解消するノウハウ」「オブジェクト指向の世界」「MDAの仕組み」「テスト戦略とソフトウェア開発の関係」などの記事を掲載中もしくは企画中です。海外の先進的な情報文献集「The Rational Edge」邦訳版も提供してまいります。
アットマーク・アイティでは、今後も@ITに集う月間121万人(2004年1月のユニークユーザー数)のITエキスパートである読者の自分戦略を支援するために、より有益な情報とサービスを提供していきます。
以上
■「ITアーキテクト」フォーラム
http://www.atmarkit.co.jp/farc/
■アットマーク・アイティについて
株式会社アットマーク・アイティは、最新ITを駆使してビジネスの発展に寄与できる真の「ITエキスパート」人材の養成と支援を目的に、2000年2月に設立されたインターネットビジネス企業です。
アットマーク・アイティは、「自分戦略をつかめ」をスローガンに掲げ、ITエキスパートが求めるサービスを幅広く提供しています。専門性の高い技術情報や各種サービス、さらにスキルやキャリアアップの機会を提供することで、ITエキスパートの自己実現を支援します。
・会社概要
http://www.atmarkit.co.jp/aboutus/profile/profile.html
<主要事業>
・Webサイト「@IT」 http://www.atmarkit.co.jp/
・Webサイト「情報マネジメント」 http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/
・Webサイト「@IT自分戦略研究所」 http://jibun.atmarkit.co.jp/
・Webサイト「JOB@IT」 http://www.atmarkit.co.jp/job/
・「@ITハイブックス」サービス http://hybooks.atmarkit.co.jp/
「アットマーク・アイティ」「@IT」「@IT自分戦略研究所」「@ITハイブックス」は、アットマーク・ア
イティの登録商標です。
「JOB@IT」「転職サーチ」「派遣サーチ」は、アットマーク・アイティが商標登録出願中です。
本文中の製品名・商品名
は各社の商標または登録商標です。
<本リリースに関するお問い合わせ先>
株式会社アットマーク・アイティ
広報担当 砂金(いさご)利佳子
電話:03-4500-6010 (代表)
電子メール:pr@atmarkit.co.jp
株式会社アットマーク・アイティは2005年3月1日にソフトバンク・アイティメディア株式会社と合併して、アイティメディア株式会社となりました。
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