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「BEA WebLogic Server 8.1J 」評価版のダウンロードが可能です。
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@IT[FYI] 企画:アットマーク・アイティ 営業企画局
制作:アットマーク・アイティ 編集局
掲載内容有効期限2003月5月31日

 

ミッション・クリティカルなIT基盤
「BEA WebLogic Server 8.1J」(1)


BEA WebLogic Server 8.1J:
顧客の夢を形にした新機能群

 

国内で多くの導入実績を持つBEA WebLogic Serverの最新バージョンが登場した。金融業、通信業に多くの顧客を持つ同ソリューションの最新機能群は、信頼性の向上に焦点をあてて開発、実装された。堅牢・強固なシステムを構築し、いかにスムーズ運用していくか。この視点こそ、ミッション・クリティカルな用途でBEA WebLogic Serverを活用する顧客が最も望むものだった。


    これまでになく成熟度を高めたバージョン

 企業が社内情報システムの基盤(インフラストラクチャ)をWebベースで構築するケースが増えている。BEA WebLogic Server 8.1J(以下WebLogic Server 8.1)は、まさに、そんな時代のニーズを担うに足るWebアプリケーション・サーバにターゲットを定め、成熟度を高めた製品だ。

 最適化された分散アーキテクチャの採用は同製品を、膨大なトランザクションの同時処理を実現できる規模にまでブラッシュアップした。その結果、稼働するアプリケーションのパフォーマンスは大幅にスケールアップするだろう。また、ロードバランシング、キャッシング、接続プーリングなどのミドルウェア領域でのパフォーマンス機能も向上しており、ハードウェアリソースの投資を抑えながら、動的にアプリケーションのスケールを成長させていくことが可能になった。

日本BEAシステムズ チーフ テクニカル ストラテジスト 伊藤敬氏

 日本BEAシステムズ チーフ テクニカル ストラテジスト 伊藤敬氏によると、これらの機能拡張は、日本国内の顧客企業から直接吸い上げたリクエストを受け入れた結果によって実現した。伊藤氏は言う。「BEA WebLogic Serverは、国内の金融業、通信業を主軸としたエンタープライズ規模の企業群に採用実績を持つ。用途は主に企業システムの中枢を担う基幹システムだ。そのため、レスポンスの高さ、少ないダウンタイム、オンライン上のアプリケーション切り替えなど、顧客の要求は非常にシビアだ。WebLogic Server 8.1で行った機能拡張は、顧客のこのような厳しい要求を満たすことが主眼だった」。

 このような背景のもとに開発されたWebLogic Server 8.1の特長は、使いやすくなった操作性と運用管理面の向上にある。さっそくその詳細を見ていこう。

    WebLogic Server 8.1J Overview

 WebLogic Server 8.1には、「使いやすさの向上」を意図したきめ細かな機能追加が随所に盛り込まれている。中でも、運用コンソール画面には、多くの細かな機能追加や拡張が施された。そのいくつかをご紹介する。

【アプリケーションのデプロイメント】
 デプロイメントは、稼働環境構築のために必要なファイルをリストアップしたり、設定ファイルを用意するなどの煩雑な作業が伴うものだが、WebLogic Server 8.1には「デプロイメント・アシスタント」の機能が追加され、デプロイメントのステップをフォローしながらアプリケーション運用者をサポートしてくれる。これによって、デプロイに関する手順の抜けといった手違いを防止し、効率的な作業を行うことが可能になる。また、ディスクリプタの編集やアプリケーションのデプロイ状況の確認など、デプロイメントに関する機能が強化されている。同様の機能はJDBC、SSLなどにも追加され、運用上での煩雑な作業が、アシスタント機能によって軽減されることになる。

【モニタリング、ビューイングの機能向上】
 運用時のモニタリング、ログといったビューイングの機能も向上している。ミッション・クリティカルなシステムの運用には高度なモニタリングが不可欠だ。WebLogic Server 8.1では、それに応えられるモニタリング機能が揃っている。 
 
 モニタリングについては、モニタ環境が改善され、見やすい画面が用意されている。また、監視対象としてJRockitも加わり、全体的なモニタリングが可能になっている。ビューイングについても、ログの詳細情報をすばやく表示することが可能になり、状況判断がすばやく行えるようになった。もちろん表示情報はすべて日本語である。

モニタ環境が改善され、見やすい画面が用意されている(クリックすると拡大)

ログの詳細情報をすばやく表示することが可能(クリックすると拡大)

【EJBの運用とモニタリング】
 EJBも、いくつか性能向上のための機能拡張が行われているが、ここでは運用面の向上についてご紹介しよう。
 
 EJBの運用では、上述したデプロイメントが行われることになるが、システムの修整などによってEJBを書き換え、再実行したい場合には「リデプロイ」が必要になる。システムを運用したままリデプロイを行うことは非常に負荷がかかる作業であり、不安定さもあった。WebLogic Server 8.1では、EJBのクラスのみを対象として、リデプロイを行うことができるようになったため、非常にスマートな再実現が可能となった(従来は、デプロイメント全体が対象だった)。なお、デプロイメント・ディスクリプタもコンソールから編集することができる。
 
 EJBのモニタリング面では、「何がモニタリングされているのか」を理解しやすくする工夫が施されている。モニタリングの最大の問題は、「このデータは何を示しているのか?」、あるいは「それが良いのか悪いのか?」といった曖昧(あいまい)な判断を委ねられる場面が多かったことだ。この点について、WebLogic Server 8.1では、コンソールのデザイン変更も含め、一見して状況が判断できるものに改良した。パフォーマンスのモニタリングについても、見やすさを重視するインターフェイスが用意されている。

    企業情報システムのための新機能

 そのほかにも、ミッション・クリティカルな企業情報システムの基盤に不可欠な機能がいくつか実装されている。

 まず、信頼性の根幹となるセキュリティに関してだが、JCE(Java Cryptography Extension)が追加された点が挙げられる。このAPIの利用により、ユーザーは暗号化機能を組み込みやすくなる。またJAAS (Java Authentication and Authorization Service)の拡張仕様としてオーソリゼーション機能も強化されている。

 そして今回は、最新のWebサービス仕様として、WS-Security (Web Services Security)も実装された。標準規格にいち早く準拠することで、開発者の生産性、コードのポータビリティ、アプリケーションの相互運用性を保証している。

WS-Security(Web Services Security)も実装された

 メッセージング機能の強化も見逃せない。“リライアブル・メッセージング”とBEA システムズが呼ぶJMS(Java Message Service)の拡張機能が追加され、送信されたメッセージをメモリ内にバッファしておきながら、確実に受信されたというメッセージを受け取った時点で初めてバッファから消去するという機能を追加した。結果的に、単独のメッセージング・アプリケーションのレベルまで信頼性を高めているのが特長である。

メッセージング機能の強化も見逃せない

 さらに、トランザクション機能については、従来、XAインターフェイス搭載が2フェーズコミットの実行要件だったが、それ以外のリソースでも可能になった。

    WebLogic Server 8.1Jは“いま手に入る未来”

 伊藤氏はWebLogic Server 8.1の到達度について次のように語る。「目をひく画期的な新機能よりも、運用し続けていくことにフォーカスが絞られており、信頼性、パフォーマンスともに安心してお勧めすることができる。“成熟”という言葉がこれほど似合うバージョンはない」

 国内にはバージョンの若いWebLogic Serverを利用する顧客が多いが、どのバージョンからのバージョンアップも、具体的な方法は同社のWebサイト上に記されている。その意味で、WebLogic Server 8.1は、まさに“いま手に入る未来”といえるのではないだろうか。

 第2回は、今回紹介した機能をさらに深掘りした詳細な機能解説を行う。

第1回 BEA WebLogic Server 8.1J:顧客の夢を形にした新機能群
第2回 新機能群 詳細解説編
第3回 
ミッションクリティカルな最新型ASPサービスを支えるBEA WebLogic Server
第4回 ミッション・クリティカルなIT基盤「BEA WebLogic Portal」

この記事でご紹介した
「BEA WebLogic Server 8.1J」評価版は、
以下URLにてダウンロードが可能です。
ぜひお試しください。

http://www.beasys.co.jp/evaluation/index.html
(BEAシステムズのサイトへジャンプします)

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