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Flashデモで解説 15分でわかるサーバ管理のコツ

 特定が難しいサーバ障害

 サーバ障害と一口にいっても、さまざまな原因があります。プロセッサやメモリなど主要コンポーネントが壊れてしまった場合は、そもそもサーバがダウンしてしまうため、サーバ管理者もすぐに気付くかもしれませんが、ちょっとした障害はつい見過ごしてしまうということはありませんか? 例えば、ハードディスクドライブを2重化していて、片方のHDDが故障していることに気付かず、そのまま日々稼働させていた……という例です。

 サーバに障害が起きた際に難しいのは、障害が起きた個所の特定です。「一刻も早く復旧させたいのにどこが悪いのか分からない!」 そんな歯がゆい思いをされたことのあるサーバ管理者の方も少なくないのではないでしょうか。

 「各コンポーネントを物理的に見ても分からないし、そのためのツールを用意している時間はない――日常的に、しかも手軽にサーバの状態を監視して、障害を検知できるツールがあれば……。」そのようなサーバ管理者の切実な思いから生まれたのが、日本ヒューレット・パッカード(HP)のHP ProLiant向けの管理ソフトウェア「HPシステムマネジメントホームページ(HP System Management Homepage)」(SMH)です。

 Webブラウザがインターフェイス

 SMHは各サーバを1台ずつ管理することができるツールです。Webブラウザ経由で、社内からはもちろん、インターネットに接続していれば社外からも利用できます。Webブラウザを開いてSMHにログオンすると、管理しているサーバの状態を示すトップページが開きます。

 トップページでは、サーバの「ネットワーク・インターフェイス」「ストレージ」(HDD)、「CPU」「メモリ」「電源」「OS」などについて、正常に動いているか、障害が起きているかということが識別できるよう、正常の場合は各項目が「グリーン」、注意が必要なときは「イエロー」、障害時には「オレンジ」で表示されます。つまり、サーバ管理者はこのトップページを一目見るだけで、サーバの状態がチェックできるのです(デモ1参照)。

 サーバの障害個所が分かっても、その対処法が分からないと復旧はできません。SMHは対処方法も教えてくれます。障害が起きている項目をクリックし、そしてさらにドリルダウンしていくことで、より詳細な情報を得ることができるのです。例えば、「ストレージ」がオレンジになっている場合、項目をクリックし、左ペインから問題が起きているアレイコントローラを見つけてクリックします。そうすると障害個所が示され、さらには「ドライブ交換」などの対処法が分かるようになっています。障害発生時、コールセンターに問い合わせたり、マニュアル類を調べたりして、手間と時間を要してしまうことも、適切なアドバイスを元に自分で対応できることなら、それに越したことはありません(デモ2参照)。

 障害だけでなく日常の運用も

 SMHは障害発生だけではなく、システムのステータスの変化もチェックできます。例えば、HDDの利用率。現在の利用率を確認することで、今後のHDDの増設やデータのバックアップの計画をスムーズに立てることが可能です。また、使用率が何%になったらイエローの表示をしてユーザに注意を促すといった使い方もあります。つまり、SMHは障害時だけでなく、日常の運用や計画にも役立つといえるのです。

 カンタンかつシンプルにサーバを監視できるSMHですが、実際のサーバ管理者の業務を考えると、SMHのトップページをずっと眺めているわけにはいきません。多くのサーバ管理者はネットワークやアプリケーション開発、セキュリティ、PC管理といったそのほかの業務も多数抱えており、サーバ管理だけを行っていればよいという状況ではないからです。

 そこで、HP ProLiantの管理ソフトウェアでは、障害発生時に電子メールでアラートを通知する機能を標準で用意しています。電子メールも活用すれば、常にSMHのページを確認する必要はなく、また、サーバの障害をいち早く知ることができます。

電子メールによるイベント通知機能。サーバ障害が発生したときに内容を電子メールで知ることができます

 電子メールによるイベント通知機能は、簡単なウィザード画面で設定でき、障害個所別にアラートを受け取る設定ができます。障害発生時だけでなく、「HDDの使用率が高まってきた」といったシステムのステータスに変化があった際も電子メールを受け取るという使い方もできます。

ペディアくんの 「これも注目!」――その1

管理するサーバが増えてきたときは?

SMHはサーバ1台から数台の管理が基本です。しかし業務の拡大などで、管理対象となるサーバの台数が増えることがありますよね。そんな時はどうすればいいのでしょうか? HP ProLiantには複数サーバを統合管理できるツールとして「HP Systems Insight Manager」が標準で添付されています。複数サーバの状態を1つの画面でまとめてチェックできるため、管理の効率はより向上します。サーバが増えてきて効率的な管理が必要になってきたら、HP Systems Insight Managerを試してみてください。

 障害サーバを光ってお知らせ

 SMHにはこんな便利機能もあります。それは各サーバに搭載されている「ユニット識別LED」(UID)を操作する機能です。サーバルームに複数のサーバを納めており、また実際の作業担当者が別にいる場合、障害が発生しているサーバやメンテナンスを行いたいサーバを、その担当者へ正確に知らせるのは意外と大変です。電話で「一番右のラックの上から3番目のサーバ」と連絡する方法もありますが、その担当者が確実に場所を特定できない危険性もあります。

 またそれは、自分自身で作業を行う場合でも同様のことが言えるでしょう。

 SMHから指令を出すと、HP ProLiantの前面と背面にあるUID(青色LED)が点灯し、サーバルーム内の担当者はこの点灯を確認し、障害が起きているサーバを確実に特定できるわけです。また、一部のHP ProLiantはUIDのほかにも、サーバの障害個所をビジュアルに確認することができる「HP Systems Insight Display」も搭載しています。

SMHから任意のサーバの青色LEDを点灯させることができる「ユニット識別LED」(UID)。ラックに複数サーバが設置されている場合でもサーバを簡単に見つけられる

 シンプルながら実用的で便利な機能を備えたSMHはHP ProLiantを購入すればすぐに使うことができます。HP ProLiantに標準添付されているサーバ設定ツール「SmartStartを使ってOSを導入すれば、インストールは自動。サーバ導入と同時にすぐに使えるのもSMHの魅力です。

※HP ProLiant 100シリーズ、HP ProLiant BLラインを除く。

ペディアくんの 「これも注目!」――その2

もっと詳しく知りたいときは?

SMHには、まだ紹介し切れていない機能がたくさんあります。日本HPが用意しているホワイトペーパーを参照することで、より深い機能や設定を知ることができますよ。ダウンロードはこちらから(PDF)。

 

◆ ◆ ◆

【今回のポイント川柳】

●サーバ障害 見つけられない 見つけたい

● スマート(S)に マッハ(M)の速度で 障害を発見(H)

● 光って知らせる サーバ障害と わたしの思い


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HP BladeSystem
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日本ヒューレット・パッカード

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提供:日本ヒューレット・パッカード株式会社
企画:アイティメディア 営業局
制作:@IT編集部
掲載内容有効期限:2007年9月30日
 

Flash動画でデモ画面を見てみよう!

画像をクリックするとFlashを使ったデモンストレーションが開きます (閲覧にはFlash Playerが必要です。最新のFlash Playerダウンロードはこちらから)。
<デモ1>
Webブラウザを起動し、SMHにログオンします。サーバの障害個所が一覧できます
<デモ2>
障害個所はイエロー、オレンジで表示されます。ドリルダウンで詳細を確認できます



 
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