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【HP ProLiant Solution Tour in Tokyo 2006】

幅広い選択肢を提供するHP ProLiant、その将来ビジョンは

 日本ヒューレット・パッカード(HP)はユーザー向けのイベント「HP ProLiant Solution Tour in Tokyo 2006」を10月17日に開催した。米国HP本社のHP ProLiantサーバ 製品開発部門責任者 ジェームズ・ムートン(James Mouton)氏は基調講演を行い、「HPは単に価格やパフォーマンスだけではない、さまざまな選択肢を提供する」と訴えた。
 

管理性向上と自動化で「人の介在を減らす」


米HPのエンタープライズ ストレージ・サーバ ビジネス・ユニット インダストリー スタンダード サーバ事業担当 シニア・バイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャ ジェームズ・ムートン氏

 ムートン氏は現在の企業のITシステムを「サイロ化して孤立し、高コストになっている」と指摘。HPが提唱する「HP アダプティブ・インフラストラクチャ戦略」の採用で「プールされたIT資産を活用できる低コストの環境に移らないといけない」と語った。HP アダプティブ・インフラストラクチャ戦略の鍵になるのは、「ITシステムとサービス」「電力と冷却」「管理」「セキュリティ」「仮想化」「自動化」。ムートン氏は特に管理と自動化の重要性を強調した。

 管理コストの増大はITシステムのTCOに跳ね返ってくる。そのためサーバベンダー各社は管理性の向上を訴えている。ムートン氏によると管理コスト削減のポイントは「複雑性の排除」。VMwareなどの仮想化技術を使ってサーバを物理的に集約し、高機能な管理ソフトウェアの導入で効率を高める必要がある。HPは「Systems Insight Manager」(SIM)、「Integrated Lights-Out」(iLo)などサーバのハードウェアと緊密に連携し、リモートで統合管理できる技術を実装しているのが特徴。ムートン氏は「HPはデータセンターをリモートコントロールによる無人で管理することを目指している」として「Lights-Outコンピューティング」をビジョンに掲げていると説明した。管理コスト削減の鍵は「人の介在を減らすことだ」(同氏)。

 

「将来は1人で200台のサーバを管理可能に」

 自動化の推進では「将来はビジネスのスタイルに応じてポリシーベースのオートメーションが可能になる」と話した。自動化や管理性向上の取り組みで率先しているのはブレード型サーバの「HP BladeSystem c-Class」。c-Classは、管理モジュールの「Onboard Administrator」、サーバの状態や障害時の対処方法を表示する「Insight Display」で構成する「HPインサイトコントロール」を搭載。自社開発の冷却ファンや電力供給を詳細に管理できる「HPサーマルロジック」にも対応する。

 ムートン氏は「ハードウェア上でのコントロールが重要だ。管理ソフトウェアへの投資は今後も増やす」と話し、ハードウェア、ソフトウェアの両面で管理性、自動化を進める考えを強調した。「システム管理者はいまは1人で20台のサーバを見るのが普通だが、将来はHPのツールを使うことで1人で200台のサーバを管理できるように革新を進めている」。

 

250台のサーバをHP BladeSystemに移行


会場に詰め掛けた来場者

 ムートン氏は仮想化の成功事例として日産フィナンシャルサービスの事例を紹介した。同社は250台のサーバが散在し、管理コストの増大が問題になっていた。そのためHP BladeSystem導入とVMwareによる仮想化を決断。物理的に格納してあるサーバのOSやアプリケーションを仮想環境に移行するウィザード形式のツール「HP ProLiant Essentials Server Migration Pack」(SMP)を使うことで、わずか3カ月でサーバの移行に成功した。

 移行先のサーバはHP ProLiant BL20pが8台とDL380が3台、DL360が1台。ほかにストレージとして「HP StorageWorks MSL6030」「同 EVA6000」も導入した。ムートン氏は「同社は今後を見越してリモートコントロールによる管理を実現した。新しい管理手法を新しいハードウェアの上で実現できたことが最も重要だ」と話した。

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