Windows Server 2012 & System Center 2012 パートナーインタビュー
System Center 2012の最新情報を網羅したハンズオントレーニングをすでに開催中
2012/06/01
トレーニングからコンテンツ制作まで
幅広い領域でマイクロソフトと密接に協業
人材開発コンサルテーション、多様な内容と形態を持った研修コースの企画・提供、さらには人材開発に伴う事務運営まで、幅広い研修サービスを提供しているNECラーニング株式会社は、10年以上にわたるマイクロソフトとの協業の歴史を持つ。
テクノロジー研修事業部のグループマネージャーと営業本部を兼務する山崎明子氏は、次のように語る。
「当社は、マイクロソフトが主催する各種セミナーの講師、イベントのセッションスピーカーを務めるほか、さまざまなテクノロジーに関するコンテンツ制作などで協力を行っています。そして、近年、NEC本体がマイクロソフトとの結び付きを深めていく中で、両社の協業を橋渡しする役割を担いながら、Windows Server 2012やSystem Center 2012に関する取り組みをいち早く開始しました」
NEC製品とSystem Center 2012の各コンポーネントを連携させた運用管理環境の検証およびドキュメントの提供もそうした活動の一環となる。
例えば、NECの省スペース磁気テープライブラリ装置「iStorage T30A」にData Protection Managerを組み合わせたバックアップの構成や手順などをホワイトペーパーやリファレンスガイドにまとめ、マイクロソフトのWebサイトを通じて公開している。
写真右から、NECラーニングラーニング株式会社の吉田薫氏、山崎明子氏、池上貴史氏 |
また、NECラーニングは、現在全国で開催されているSystem Center 2012の無償のハンズオントレーニングにおいても大きな役割を担っている。実機を使いSystem Center 2012の操作をステップ・バイ・ステップで学んでいくもので、NECラーニングはマイクロソフト認定ラーニングソリューションパートナーとして、講師を担当しているのである。
「カリキュラムをすべて日本独自に作成し、System Center 2012に関する最新情報をどこよりも早く提供しています」と話すのは、テクノロジー研修事業部のエキスパートである吉田薫氏だ。
「現在、プライベートクラウドならびにITコンシューマライゼンーションの2つの軸に沿ったトレーニングコースを開催しています。System Center 2012で最も強化されたのは、各コンポーネント間のシームレスな連携です。また、細部にわたって日本語化も行われており、管理者にとって扱いやすい製品になっています。その意味でもSystem Center 2012は格段に進化した運用管理スイート製品に仕上がっており、どのトレーニングコースもこれらのポイントを入念に押さえた内容になっています」
Windows Server 2012を対象とした
トレーニングコースも準備中
System Center 2012を対象としたトレーニングは、「すでに1,000名以上のITプロフェッショナルの皆様に参加いただいており、もうすぐ2,000名を超える見込みです」(山崎氏)と盛況だ。
NECラーニングが提供する(予定も含む)System Center 2012とWindows Server 2012の研修コース |
そして、NECラーニングでは、同様のトレーニングコースをWindows Server 2012ならびにHyper-Vでも提供していく計画である。
テクノロジー研修事業部のマネージャーである池上貴史氏は、次のように語る。
「まさに今、研修体系および研修コースを企画中です。ファイルサーバーの構築やActive Directoryの管理といった基礎的な内容から、ネットワークの構成、セキュリティ、可用性などを含めたシステム全体の設計まで、しっかりとステップアップしていけるコース体系を用意します。是非、期待していてください」
もちろん、NECラーニング自身におけるスキルアップや情報収集にも余念がない。
「世界各地で開催されているマイクロソフトの主要イベント/トレーニングに積極的に参加して、最新の技術情報や製品情報をキャッチアップしています。今後もスピードと品質を重視した研修サービスやコンテンツの提供に尽力していきます」(山崎氏)
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提供:NECラーニング株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部
取材/文 小山健治
掲載内容有効期限:2012年06月30日