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管理者の悩みに応えるボリューム ライセンス プログラム
― 小〜中規模企業向けライセンス プログラムOpen Valueの価値 ―

 ここでは、数十台〜数百台規模のPCを管理し、今後も成長が見込まれる小〜中規模企業が抱える3つの課題について、それらを解決するthe 2007 Microsoft Office system、Windows Vistaの一機能を紹介するとともに、各製品を導入する際に最適な購入方法である「Microsoft Open Value」(以下Open Value)の概要と、その導入メリットなどについてまとめてみる。

管理者が抱える問題点
 
  Open Valueとは?  

 Open Valueは、マイクロソフトが提供するボリューム ライセンス プログラムの1つで、小〜中規模企業(PC保有台数 5〜249台)を対象としている。ボリューム ライセンスは、個別にパッケージ製品を購入するのではなく、企業が複数のライセンスをまとめて購入できるようにするとともに、企業でのソフトウェア利用を円滑化するための、さまざまな機能、特典をセットにしたものだ。

 特にOpen Valueには、ソフトウェア アシュアランス(Software Assurance:以下SA)と呼ばれる多数のサービスからなるメンテナンス プログラムが標準で提供される。SAとは、新たにリリースされた最新ソフトウェアを利用できる「アップグレード権」や、企業で契約したMicrosoft Officeアプリケーションを従業員が自宅のPCにインストールし、業務用途での使用が可能になる「自宅使用プログラム」、「年中無休/24時間体制の電話による技術サポート」、Windows/Officeのユーザー向け「eLearning」など、さまざまな特典をまとめたプログラムである。

 ボリューム ライセンスによるソフトウェア一括購入については比較的知られていると思われるが、上記のように付属している各種特典について正しく理解している管理者は少ない。しかし、これらの特典に精通し、積極活用すれば、ライセンスを導入した後、ソフトウェアを展開する際に必要になってくるさまざまなIT要件やソフトウェア管理(展開、運用)にかかるコストを大幅に削減できるようになる。

  システム管理者が抱える問題1:機密情報の改ざんや漏えいの不安  

 PCに格納された機密情報や知的財産、顧客のプライバシー情報などは、企業にとって極めて価値のあるものだ。こうした情報を漏えいや改ざんから保護することが、システム管理者の大きな課題になっている。Office Professional Plus 2007や、SA特典として提供されているWindows Vista Enterpriseを利用することで、OSレベルでの情報保護対策を大幅に向上するなど、ネットワーク全体での組織的な文書保護(不正な文書のコピーなどを物理的に禁止する)などが可能になる。下記に具体的に紹介していく。

PCに保存されている情報の保護を実現するWindows BitLocker ドライブ暗号化機能
 企業向けOSの最上位エディションであるWindows Vista Enterpriseは、Open Valueに標準で組み込まれているSAの特典として提供されている(パッケージやPCにあらかじめインストールされるOEM形式では販売がされていない)。このWindows Vista Enterpriseは、ビジネス向けのベース エディションであるWindows Vista Businessの全機能に加え、Windows BitLocker(ビットロッカー)ドライブ暗号化機能などが利用できる。Windows Bitlocker ドライブ暗号化機能は、ハードディスクのシステム ボリュームを暗号化することにより、万一ノートPCの盗難や紛失などがあった場合にも、情報漏えいをブロックすることが可能となる機能だ。

Office ドキュメントやメールを保護し、情報漏えいを未然に防ぐIRM
 IRM(Information Rights Management)は、Office Professional Plus 2007やOffice Enterprise 2007を利用して、Officeドキュメントなどの転送や印刷、コピー&ペーストをネットワーク全体で組織的に制限することにより、機密情報の漏えいや改ざんなどを防止する機能である。これにより、ファイルの読み書きをユーザー権限によって制御するというWindows OSの標準アクセス管理機能に加え、「ファイルは開いて閲覧できるが、印刷やコピー&ペーストはできない」「保護する期間を設定する」など、文書に対して実行できる処理をユーザー単位で細かく制御できるようになる。

IRMの設定やポリシー ステートメントを適用するには、Windows Rights Management Services for Windows Server 2003が必要です。

Office アプリケーションのユーザー教育支援と技術サポートの強化
 導入展開後、個々のユーザーがシステムやアプリケーションを効果的に利用するために社内トレーニングを行う必要や、重大なトラブルへの対応についての不安が出てくるだろう。

 Open Valueに標準装備されているSAでは、ユーザーがOfficeアプリケーションを最大限に活用し、生産性を高めるためのワークショップの受講サービスであるインフォメーション ワーク ソリューション ワークショップが提供されている。また前述したとおり、SAでは年中無休(24×7)の電話による技術サポートが利用可能だ。万一、深夜に重大なトラブルが発生した場合はもちろん、OSやソフトウェアに関する技術サポートが必要になったときでも、電話サポートが受けられることは管理者にとって非常に心強いだろう。

  システム管理者が抱える問題2:情報共有、共同作業の効率化  

 社員同士の共同作業の効率を高めるには、物理的な作業場所や組織の境界などに制限されることなく、ユーザー同士が柔軟に情報共有できる環境が必要不可欠だ。

いつでもどこでもグループ作業を可能にするWindows ミーティング スペース機能
 Windows Vista EnterpriseにはWindows ミーティング スペース機能が搭載されている。これにより、多様なネットワークを利用して、Windows Vistaユーザーのグループで簡単に共同作業を行えるようになる。誰かのデスクトップ画面をほかのユーザーのPC上で表示させたり、共同でファイルの修正も行えるため、共同作業の生産性が格段に向上する。

リアルタイム コミュニケーションに役立つ多彩な機能
 Office Professional Plus 2007では、リアルタイム コミュニケーションに必要な機能に簡単にアクセスでき、インスタント・メッセージ(チャット)や音声/ビデオなどさまざまな手段でのコミュニケーションを可能にするOffice Communicator 2007(2007年第3四半期に提供開始予定)や、個人のインターネット予定表や電子名刺情報をほかのメンバに公開して共有可能にするOffice Outlook 2007が利用できる。

 さらに、Office Enterprise 2007では、インターネットを介して、仮想的なチーム作業インフラ(ワークスペース)を構築可能にするOffice Groove 2007や、テキストや画像、デジタル保存された手書きメモ、オーディオ録音、ビデオ録画などを、パソコン上の1つのデジタル ノートブック内に収集して共有することができるOffice OneNote 2007が提供される。

時間や場所を選ばず、本格的にスキルアップ
 新しいアプリケーションを導入する際には、それらを正しく、効率的に使用してもらうためのユーザー教育が欠かせないが、これにはOpen Valueに標準装備されているSA特典の1つであるeLearningの利用が有効だ。対話形式による視覚的な学習方法を提供しており、インターネットを介して自分のペースで学習を進めることができるため、最新製品の社内トレーニング費用を追加でかけることなく、受講した社員のスキルの維持とさらなる生産性向上を図ることが可能となる。

  システム管理者が抱える問題3:企業規模の変化に即応可能なソフトウェア管理  

 ビジネス環境の変化により、管理するPCの数が増えると、ソフトウェアの新規展開やバージョンアップなどに莫大な作業コストがかかるようになる。また修正プログラム適用によるセキュリティ・レベルの維持、メンテナスなども同様だ。特に、OSやアプリケーションのレベルが統一されておらず、さまざまな種類やバージョンのソフトウェアが混在している環境では、個別に異なる対策が必要になり、管理負担が大幅に増大してしまう。

 こうした問題を解消するには、必要に応じて使用するソフトウェアの種類やバージョンなどを柔軟に選択、統一する必要があるが、その場で必要になったライセンスのみを都度購入していくような方式だと、長期的なスパンで見た場合、多大なライセンス料がかかったり、希望した形態のライセンスを受けられなかったりすることがある。

 これに対しOpen Valueでは、企業のさまざまなニーズに応えるべく、種々の購入オプションを提供している。

Open Valueで選択可能な購入オプション
 Open Valueには以下のような購入オプションがあり、必要に応じて選択が可能である。

Open Valueの購入オプション

 「永続ライセンス」とは、パッケージ購入と同様にライセンスを買い取るもので、Open Valueの契約期間が終了しても、購入したライセンスはそのまま継続利用できる。

 一方の「非永続ライセンス」は、ソフトウェアのライセンスを年単位でレンタルするようなもので、契約期間が終了するとソフトウェアを使用する権利は消滅する。短期プロジェクトの実施期間のみライセンスを使用したい場合や企業規模が変化する成長期の企業など、PCの台数が年次によって大幅に増減するような用途に適したライセンス形態だ。この場合でも、契約満了後もソフトウェアの使用を継続したければ、契約を更新すればよい。あるいは、一時的な利用だと思ったPCが永続的に使われるようなら、契約終了時にライセンスを買い取って、永続ライセンスを取得することもできる。

 永続ライセンスを選択したときには、ライセンスの全社購入をオプションとして選択できる。Open Valueは、基本的には必要なソフトウェア ライセンスを5ライセンスから必要な数だけ購入する方式であるが、全社購入をオプションとして選択し、WindowsやOfficeなどのデスクトップ製品のライセンスを全社にあるPCの台数分一括購入することにより、追加の割引を得ることができる。多数のPCを効率的に集中管理するための早道は、PC環境をできるだけ標準化(同一化)することだ。環境が標準化されていれば、前述のソフトウェア購入費用の削減だけでなく、アプリケーションの全社展開や障害対策などの管理負担も大幅に低減できる。PCのソフトウェア環境を標準化したいなら、「全社契約オプション」を選択するべきである。

デスクトップ環境の移行や管理、トラブル対処を支援するツール群
 Open Valueの契約ユーザーは、システム管理を支援するMicrosoft Desktop Optimization Pack for Software Assurance(以下MDOP)を追加購入できる。このMDOPには、デスクトップ環境の円滑な移行や管理、トラブル対応を可能にする以下の4つのツールが含まれている。

Microsoft Application Virtualization
 アプリケーションを仮想化し、個々のPCにアプリケーションをインストールしなくても利用可能にすることで、アプリケーションの展開・管理の集中化を実現するソフトウェア。

Microsoft Asset Inventory Services
 企業内のPCで稼働しているすべてのプログラムの状況を把握し、インベントリ管理を可能にするソフトウェア。

Microsoft Advanced Group Policy Management
 一部の管理権限を従業員の役職や役割に応じて割り当て、その管理作業をこれらのユーザーに委譲可能にするソフトウェア。

Microsoft Diagnostic and Recovery Toolset
 障害の原因究明のための診断機能、紛失データの復旧機能などを提供するソフトウェア。

初期コストを抑える年額払いとシステム管理に役立つ技術情報の提供
 Open Valueの契約期間は3年間となるが、標準装備されているSA特典により、年額分(つまり全体の1/3)のライセンス料を毎年分割払いすることが可能となる。企業の多くは、年次で予算を立てるので、このように年単位でライセンス支出を平準化できることは、多くのライセンスを使用する企業では特に重要な点だろう。

 また、TechNet Plus サブスクリプションとして、最新のソフトウェアや技術情報が毎月CD/DVDで送付されるため、情報システム担当者は、技術的な問題に迅速に対処するために必要な情報を入手可能。すでに述べた年中無休の電話による技術サポートも加え、変化に柔軟に対応するためのシステム管理を支援してくれるだろう。

  多彩なサービスでソフトウェアのTCO削減を支援するOpen Value  

 Open Valueは、ソフトウェア活用の柔軟性を向上させながら、管理コストを圧縮することが可能である。パッケージ料金を単純に必要ライセンス数で積算して金額を比較するのではなく、ソフトウェアの運用管理にかかっているトータルのコストを客観的に試算して、Open Valueの価値を正しく評価する必要があるだろう。小〜中規模レベルの企業なら、ライセンス費用を年次予算化でき、豊富なSA特典が提供されるOpen Valueはぜひとも検討したいライセンス プログラムだ。

関連リンク
Open Value
ソフトウェア アシュアランス
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社員力をビジネス価値に

提供:マイクロソフト株式会社
企画:アイティメディア 営業局
制作:デジタル・アドバンテージ
掲載内容有効期限:2007年5月31日
 
関連リンク
株式会社インプレスR&D
マイクロソフトのボリューム ライセンスは、年額払い可能の「Open Value」から、個人のお客様もご購入できる「Open Business」まで、インプレスR&Dストアで。Web 上でお見積からご発注まで行えます。お電話での相談も承りますので、お気軽にご利用ください。
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