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「使われる」エンタープライズ・ポータル

―― 日本ユニシス Microsoft Office SharePoint Portal Server 2003構築サービスに見る.NETエンタープライズ・ポータル・ソリューション戦略 ――

 インターネットで幅広く普及したWebのしくみを利用し、社内用の情報サイトを構築して、社員間での情報共有を進めるEIP(Enterprise Information Portal)が数年前から注目されている。しかし現在導入されている「社内ポータル」の多くは、スケジュールやドキュメントなど、ユーザー同士の情報やナレッジを共有し、コミュニケーションの円滑化を図るグループウェアのレベルで終わっている。

 本来のエンタープライズ・ポータルは、ユーザー同士のナレッジ共有という狭い範囲だけでなく、社内に存在するさまざまなビジネス・アプリケーションやデータベース(情報リポジトリ)と連携し、それらの情報を活用できる統合データ活用基盤として機能できなければならない。

グループウェアどまりの社内ポータル
チーム間のナレッジは共有できるが、社内の豊富な情報、例えば経営判断に関わる会計データや、顧客満足度分析に関する顧客データ、顧客の問合せ履歴、新規ビジネスのチャンスを促進する各種ステータスといった情報は活かされていない。
 
求められるエンタープライズ・ポータル
グループウェアによるナレッジの共有だけでなく、社内にあるさまざまなビジネス・アプリケーションの情報を統合活用する。

 日本ユニシスは、マイクロソフトのSharePoint Portal Server 2003(以下SPS 2003)を利用した大企業向けのポータル構築サービス(Microsoft Office SharePoint Portal Server 2003構築サービス、以下「ポータル構築サービス」)を提供している。

 SPS 2003は、.NET FrameworkとASP.NETをベースとするマイクロソフトのポータル構築プラットフォームである。SPS 2003の詳細については以下のページを参照されたい。

西田 良映 氏
日本ユニシス株式会社
テクノロジ&サービス推進室
.NETビジネスディベロプメント
高西 陽子 氏
日本ユニシス株式会社
テクノロジ&サービス推進室
.NETビジネスディベロプメント

 この日本ユニシスのポータル構築サービスでは、企業SIで実績のある日本ユニシスのノウハウと、SPS 2003および.NETプラットフォームの利点を組み合わせることで、ユーザーに最適なエンタープライズ・ポータルを構築するという。このポータル構築サービスを実際に担当されている、日本ユニシス サービスビジネスディベロプメント .NETビジネスディベロプメントの西田良映(よしあき)氏、高西陽子 氏にお話を伺った。

日本ユニシスのポータル戦略

 バックエンド・システムをポータルに統合するには、多様なビジネス・アプリケーションを接続する高度なITノウハウが必要になる。企業向け情報システム構築で高い実績を持つ日本ユニシスならこれが可能だ。基幹系、DWH(DataWare House)構築ノウハウと、.NET/J2EE双方の開発実績を強みとして、それらをエンタープライズ・ポータル構築に活かすというのが日本ユニシスの戦略である。

日本ユニシスのポータル構築サービス戦略
豊富なSI実績、.NET/J2EE業務アプリケーション開発実績をポータル構築に活かす。

1.基幹系システム、DWHなどの構築ノウハウ
 周知のとおり日本ユニシスは、ホスト・コンピュータや大規模データベース開発に強いインテグレータとして、数々の実績と幅広い業務ソリューション経験がある。この経験を生かし、ERPやEDI、BPM(Business Process Management)、EAI、DWH、そのほかの業務アプリケーションなどからなるバックエンド・システムの情報をポータルに統合する。

2..NET/J2EEソリューションの豊富な開発実績
 既存のオープン系システムは、UNIX+Javaプラットフォームをベースとするものが少なくない。SPS 2003は、Windows+.NETプラットフォーム上で稼働するポータル・ソリューションであり、両者を統合するには、.NETだけでなく、J2EE(Java 2 Enterprise Edition)に対するさまざまな開発ノウハウが必要だ。日本ユニシスは、J2EEおよび.NETプラットフォームの双方に対して最適化されたアーキテクチャや開発プロセス、要素技術などを体系化し、企業の実行環境などに応じて、.NETとJ2EEのどちらでも選択できるシステム導入サービスを提供するなど、双方のシステム開発に精通している。こうした開発実績やノウハウの蓄積により、SPS 2003によるポータルと、J2EEベースのビジネス・アプリケーション統合が可能になる。

日本ユニシスが目指す企業ポータル
 日本ユニシスのポータル構築サービスでは、豊富な業務システム開発ノウハウと、SPS 2003のポテンシャルを活かして、単なるグループウェア・ポータルにとどまらない、統合データ活用基盤としてのエンタープライズ・ポータルを構築する。

日本ユニシスが目指す企業ポータル
過去のSI実績とノウハウ、SPS 2003のポテンシャルを生かし、フロントエンド・システムだけでなく、基幹情報システムであるバックエンド・システムをもポータルに統合する。
 

なぜSPS 2003なのか?

 SPS 2003は、グループウェアがカバーする「人間 対 人間」のナレッジ共有機能はもちろんのこと、「人間 対 データベース」「人間 対 システム」をもポータルに統合するための豊富な機能を備えている。

SPS 2003のカバー範囲
マイクロソフトのミドルウェア群との連携により、「人間 対 人間」のナレッジ共有だけでなく、、「人間 対 データベース」「人間 対 システム」の連携が可能になる。

さらに高度な「人間 対 人間」のナレッジ共有
 SPS 2003やMicrosoft Exchange Server、Microsoft Office Live Communications Server 2005(LCS)を連携させることで、リアルタイム・コミュニケーション環境の構築が可能だ。具体的には、SPS 2003ポータル上でユーザーのプレゼンス確認(在籍、不在など)や、IPフォン、インスタント・メッセージ(チャット)、メールなどとポータルとの統合が可能になる。

「人間 対 DB」の連携
 「人間 対 DB」の情報連携では、Microsoft SQL ServerのBI(Business Intelligence)機能を利用したBI連携、SQL Server Reporting Servicesによる強力なレポート作成機能とポータルの統合が可能。また、クライアント側にあるOfficeドキュメントのWeb発行を可能にするOffice Webコンポーネントを利用すれば、クライアント側Officeとポータルを統合し、ユーザーと親和性の高いデータベース活用が可能になる。

「人間 対 システム」の連携
 ビジネス・プロセス管理用ソフトウェアのMicrosoft BizTalk Server(BTS)には、ERPEDICRMSCMSFAなど、さまざまな基幹システムとデータをやりとりできるアダプタが提供されており、これらを統合したオーケストレーション・システムを構築できる。このBTSとSPS 2003とを連携させ、ポータル上で業務プロセスを実装することが可能だ。これにより、ビジネス・プロセスのステータスをポータルで確認したり、プロセスの一部をポータルに実装したりするなどが可能になる。

ワークショップを活用して「使えるポータル」を構築

 いくら情報満載であっても、ポータルは使われなければ意味がないし、使われないポータルは発展もしない。このため日本ユニシスのポータル構築サービスでは、「ワークショップ」と呼ばれるユーザーのヒアリングを徹底的に行い、「使われるポータル」の構築を目指す。ただ作って終わりというのではなく、活用されるポータルであるための問題点をワークショップで洗い出し、次の改善につなげるというアプローチだ。

日本ユニシスのポータル構築サービスのプロセス
導入時と導入完了後にワークショップを開き、ユーザー・ニーズや問題点を徹底的に洗い出し、現実的かつ効果的なポータルを模索する。
 

蓄積されたSIノウハウとSPS 2003のポテンシャルを融合したユニークなポータル構築サービス


 ご覧いただいたように、基幹システムや.NET/J2EEソリューションの豊富な開発経験を持つ日本ユニシスが、幅広い領域への対応能力を持つポータル構築プラットフォームのSPS 2003を用いて、企業の情報基盤となるエンタープライズ・ポータルを構築するのが今回ご紹介したポータル構築サービスである。

 業務システム全体をカバーするポータルを構築し、情報共有によって社員の創造性と生産性を高めたいと考えている企業、ポータルは構築してみたものの、いまひとつ活用できていないと不満を抱いている企業、ポータルの用途を広げていきたいが具体的な手段が分からないといった企業の期待と悩みに対し、日本ユニシスのポータル構築サービスは、優れた回答を与えてくれるに違いない。


提供:日本ユニシス株式会社
マイクロソフト株式会社
企画:アイティメディア 営業局
制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2006年3月31日
 
マイクロソフト関連リンク
SharePoint Portal Server 2003製品情報

情報ストレスを解決する理想のコラボレーション環境

タイトル:SharePoint Portal Server 2003技術情報
 
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