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達人に聞く TechNet Plusサブスクリプション活用術

― 有償であればこそ得られる価値。達人はなぜTechNet Plusサブスクリプションを選んだのか ―

お話いただいたメンバー
岩佐 信彦 氏
伊藤忠オートモービル株式会社
管理部人事総務課
社内向けのシステム構築、各種サーバの運用管理、トラブルシューティング、社内向けヘルプデスクなどに従事。システム運用上のトラブルシューティングなどにTechNet Plusサブスクリプションを活用。
大坪 敦子 氏
株式会社協和エクシオ
ITソリューション事業本部 システム開発本部
eビジネスシステム開発部
お客様向けデータベース関連システムの開発において、社内での製品の検討や、導入前の検証にTechNet Plusサブスクリプションを利用。
北端 智 氏
マイクロソフト認定トレーナー
トレーナーとして知識を身に付ける目的のほか、お客様に情報を提供するためにTechNet Plusサブスクリプションを利用。
 
(五十音順、以下敬称略)

  Microsoft TechNet Plusサブスクリプションの概要

 Microsoft TechNet Plusサブスクリプション(以下、TechNet Plus)は、情報システムの選定や導入・展開、運用管理やヘルプデスクなどといった、情報システム管理者の各種業務を支援する購読型有償サービスである。具体的には、Microsoft Officeなどのエンド・ユーザー製品から、Windows Server 2008、SQL Server 2005などのエンタープライズ向けサーバ製品まで、開発者向け製品(Visual Studioなど)を除く各種製品について、そのベータ版や評価版、サービスパックが提供されるのに加え、サポート技術情報、セキュリティ更新プログラム、リソース・キットなどの技術リソースに効率的にアクセスするためのアプリケーションやサービスが提供される。

 TechNet Plusで提供されている主なサービスは、以下の3点だ。

サービス名 サービス内容
技術リソース・サービス サポート技術情報やリソース・キットなどの提供。大量の情報(技術ドキュメント、サポート技術情報など)から必要なものを素早く検索できるWindowsアプリケーション型ブラウザを備える専用コンテンツなどが提供される。日本語版に加え、英語版の情報も併せて提供される
評価版提供サービス システム導入の検討用として、各種製品を期間制限なしで評価できるサービス。ベータ版ソフトウェアやサービスパック、各種ツールなども併せて提供される
サポート・サービス プロフェッショナル サポート 24、オンライン コンシェルジェ チャットの提供。自身で解決できない問題などを、オペレータに問い合わせて解決できる

 TechNet Plusには、定期的にDVDメディアが送付される「TechNet Plus(DVD版)」と、インターネットからCDやDVDのイメージ・ファイルを自分でダウンロードする「TechNet Plus Direct(ダウンロード版。コンテンツはDVD版と同等)」の2種類があり、価格はそれぞれ7万5000円、3万9000円となっている。

 今回は、実際にTechNet Plusを活用している3名のITプロフェッショナルのみなさんに集まっていただき、それぞれ実務の現場でTechNet Plusをどのように活用しているか、どのような利点があるのかについて語っていただいた。

  TechNet Plusをどのように利用しているのか?

――みなさんはTechNet Plusを主にどのような場面で利用されていますか?

 大坪 :お客様向けのBI(Business Intelligence)&ETL(データ統合管理ツール)系の開発において、マイクロソフトのサーバ製品群を活用するための社内開発者向け説得材料として使ったり、導入前の検証に使ったりしています。この際、会社のライセンスも使用しますが、個人レベルでも自由に使えるので安価なDirect版を個人購入しました。

 岩佐 :業務では、自社のActive Directoryや各種サーバの運用、管理、トラブルシューティングなど、開発以外のことは何でもやっています。その際に、TechNet Plusのライブラリを情報源として活用しています。

 北端 :マイクロソフト認定トレーナーとして、自身が勉強をするのに利用しています。お客様向けには、オフィシャルな情報としてTechNet Plusのオンライン コンシェルジェ チャットからの情報を提示することもあります。

  トラブル解決に役立つクオリティの高い情報提供サービス

 問題が発生した際に役立つサポート技術情報や、製品マニュアルや公式技術解説書となる「リソース・キット」などがTechNetライブラリとして提供される。専用アプリケーションでこれらの情報を簡単に検索可能で、トラブルの解決や仕様の確認などに役立てることができる。

――TechNetやサポート技術情報など、購読者でなくても閲覧できるインターネット上の情報も豊富ですが、これらとサブスクリプション版のTechNetライブラリに違いはありますか?

 岩佐 :性格上、速報性はWeb版の方が優れています。しかし、検索性では圧倒的にTechNetライブラリに軍配が上がります。またシステム管理では、外部に接続できない状況、例えば地下のマシンルームなどから情報を検索することも少なくありません。CDイメージからコンピュータにインストールすれば、場所を選ばず参照できる点でサブスクリプション版のTechNetライブラリは有用です。

 大坪 :そうですね。顧客先では、セキュリティなどの関係でインターネットに接続できないこともありますから。

 北端 :確かにサブスクリプション版のTechNetライブラリは、Web版に比べて掲載される情報が1カ月から2カ月遅れとなっていますが、その分、コンテンツのクオリティ面ではWeb版よりも向上していると感じます。

TechNetライブラリの画面
TechNet Plusで提供されているTechNetライブラリの画面。コンピュータにインストールすれば、オフラインでも、大量の情報から必要なものを素早く検索できる。

  製品版を試用期限なしに評価できるメリット

 TechNet Plusで提供される評価版は、実際の製品とまったく同じもので、評価目的であれば使用期限はなく、各製品とも10台のコンピュータにインストール可能なプロダクト・キーが入手できるようになっている。Direct版では、各製品のCD/DVDイメージをWeb上のダウンロード・サイトからダウンロード可能。DVD版では、Webからのダウンロードに加え、インストール用DVDも宅配便にて提供される。

――提供される評価版についてはいかがでしょう?

 岩佐 :製品版そのものを期間制限なしに使えるのは助かりますね。マイクロソフトがWebなどで広く提供している評価版は120日間などの期間制限が設定されていますが、特にサーバ製品の評価では、120日程度では終わらないことも多々ありますから。またバイナリが製品版と同じなので、評価開始後に提供された更新プログラムを適用するときにも不安がないという利点もあります。

 北端 :そのとおりですね。評価開始から導入まで、1年以上かかるケースなど普通に聞きます。またじっくり評価できるだけでなく、一部の製品では、通常のライセンスを購入してプロダクト・キーを入れ替えるだけで、TechNet Plusライセンスでの評価から本番運用に移行できるのもいいですね。特にサーバ製品では、実運用に近い使い方をしないと、本当の評価にならないことがあります。このような場合、試行錯誤しながら運用環境を調整したりするのですが、いざ本番運用を始めようというときに、いままでストアされたデータとか、設定内容などをすべてリセットして、最初からインストールするというのでは無駄ですから。

TechNet Plusの評価版は、期間が限定されていないので助かります

 岩佐 :現在、内部統制法の施行を受けて、Windows Server 2008上でクラスタを使ったミッションクリティカル・システムのテストを実施しようとしています。検証には1年以上かかるでしょう。このようなシステムの信頼性検証や性能検証を120日程度で終えるのは不可能です。TechNet Plusの評価版は、期間制限がないので、こうした長期に渡る評価が可能ですし、評価期間を気にしながら作業しなくてよいので安心です。

――早期に製品やサービスパックを導入できるメリットについてはいかがでしょう?

 大坪 :マイクロソフトは、開発が完了すると、まずダウンロード・サービスでイメージを公開します。パッケージ版が発売になるのは、大抵これから1カ月以上後になります。つまりTechNet Plusを持っていれば、最新ソフトウェアをすぐに評価できるわけです。製品寿命の関係から、すぐに使うかどうかは別にして、最新ソフトウェアの動向などを気にするお客さまは非常に多いです。従って、お客さまへの提案時点で、新製品に精通していることは、私のようなシステム・インテグレータにとって極めて重要です。提案で他社と競合する場合もありますが、競争優位に立つための材料になりますから。

 北端 :早く評価できれば、それだけトレーニング中のお客様に最新の情報を提供できるので助かります。例えばWindows VistaのSP1は大幅に変更がありました。それがTechNet Plusによって、一般にダウンロード可能になるよりも1カ月強も早く入手できたので、早期に評価できました。

  サポート・サービスだけでもTechNet Plusを購入する価値あり

 評価版や情報の提供だけではなく、TechNet Plusには、ITプロフェッショナル向けの特典として、「プロフェッショナル サポート 24」が2インシデント付属します(3インシデント以降は割引価格で購入可能)。また回数制限なく、無料で技術情報や技術以外の質問にチャットで答えてくれる「オンライン コンシェルジェ チャット」も利用可能だ。

――サポート・サービスのプロフェッショナル サポート 24やオンライン コンシェルジェ チェットなどは利用していますか? こうしたサポート・サービスを一種の「オマケ」のように考えている人がいるかもしれませんが、現場で役立つものなのでしょうか?

 岩佐 :エンド・ユーザー・サポートとは異なり、公開されていない情報も駆使して解決してくれるなど、サポートの内容は優れていると思います。例えば過去には、Webで検索しても世界中で2件しか出てこない現象を解決してくれたこともありました。有償のプロフェッショナル サポート 24は、他社の同様のサポート・サービスに比べると安価ですが、TechNet Plusなら2インシデントまで無料ですから、これを活用しない手はありません。実はTechNet Plusは、サポート・インシデントだけでも価格以上の価値があるのです。

「プロフェッショナル サポート 24」という名前に恥じない、高レベルのサポートが得られます

 北端 :同感ですね。さすがにプロフェッショナル向けのサポートなので、レベルは非常に高いです。ただ自分たちが検証して見つけられなかった答えをサポートに求めることになるので、必ず回答のゴールを決めて利用するようにしています。例えば、意図しない動作について問い合わせるときには、それが不具合なのか仕様なのかを、はっきりと答えてもらうようにゴールを設定します。自分の仕事は一期一会で、自分がトレーニングしたお客様とふたたび会えるとは限りません。万一、間違った答えを教えてしまったりしたら、後のリカバリーはとても大変ですから。その点、TechNet Plusのプロフェッショナル サポート 24では、最終的には米国の開発チームにまで確認しているようで、がっかりするような答えが返ってくることはまずありません。ゴールに達しない情報レベルだったときには、満足できる答えが得られるまでは問い合わせを終了させません。サポート担当者からすれば、非常に厳しい要求だと思いますが、TechNet Plusのプロフェッショナル サポート 24はそれが可能なサービスです。

 オンライン コンシェルジェ チャットの方は、技術サポートではないのですが、使ってみると、期待以上の回答が得られることが多いです。例えばTechNetライブラリで、英語版でしか提供されない情報を検索したいときに、「この日本語のエラー・メッセージは、英語では何と表示されるのか?」ということを知りたくなる場合がままあります。オンライン コンシェルジェ チャットで質問してみたら、すぐに教えてくれました。オンライン コンシェルジェ チャットは利用回数の制限もないので、私はけっこうな頻度で使っています。

  TechNet PlusはITプロフェッショナルのスキルアップ・ツールとしても活用可能

――大坪さんはTech Net Plusを個人購入しているそうですが、投資に見合うリターンはあるのですか?

 大坪 :会社でもMSDNサブスクリプションを購読していますが、顧客先に出向いていることも多いうえ、会社のライセンスを使用する際は、媒体(DVD-ROM)でのやり取りが必要なことから、どうしても手続きに時間がかかってしまいます。あらかじめ計画していなかった製品の調査や検証が、顧客先で必要になったような場合でも、個人で購読しているTechNet Plusならば臨機応変に対応できますから。

 また、組織人であっても、エンジニアにとっては個人の技術スキルを日々磨く必要があります。こういう意味でも、情報が分かりやすく整理されているTechNet Plusを自由に使えるのは非常に有用ですね。正直にいうと、最初は個人で買うには少し高いかな、と思ったのですが、実際に使い始めると、個人レベルでも価格以上の価値があると思うようになりました。

――最後にひとことずつ、TechNet Plusの価値についてまとめてください。

TechNet Plusを購読して、会社やお客様にいろいろな提案ができるようになりました

 大坪 :自分で最新のOSやアプリケーションを気軽に試せるようになって、会社やお客様への提案の幅が広がった気がします。いままで、入手が面倒だったりすると、カタログ・スペックだけ見て判断したりするケースがあったのですが、やはり実際に自分で試した上で、長所短所を実感したうえで提案するので、迫力がだいぶ違うと思います。

 北端 :よくいわれることですが、お金を払うことで、情報を自分の物にするためのモチベーションが違ってきますね。無料のWebで調べておしまいというユーザーも多いですが、その場かぎりで身につかないというケースも多い気がします。TechNet Plusを使うことで、製品を実際に試すこともできますし、疑問に答える豊富な情報も得られます。有償で得られる情報にはそれに見合う価値があります。エンジニアとしての価値を上げれば、将来の可能性も広がります。これが年間3万9000円(TechNet Plus Directサブスクリプション新規購入の場合)なら安いんじゃないですか。

 岩佐 :TechNet Plusで入手した評価版は、購読期間終了後も継続的に使用できます。また購読期間が終了しても、期間中に取得したプロダクト・キーは、その後も取得できるようになります。

  情報の質については、無償だけれど、確固たる保証のないWeb上の情報と違って、TechNet Plusは製品を開発しているマイクロソフト自身が有償で提供することを前提に作成しているものなので、均質だし、情報そのものに対する疑問を受け付ける窓口もあります。特に、影響の大きなエンタープライズ・システムの管理では、そうした情報の品質の差が、結果的に大きな違いになる場面もあるものです。やはり、ある程度の規模の情報システムを管理するなら、安心できる情報源として、TechNet Plusは持っていて損はないと思います。

  ITプロフェッショナル必携のTechNet Plus

 間違いのないシステムを設計し、展開し、トラブルが発生したら即座に対応しなければならないITプロフェッショナルにとって、無期限の製品評価版、プロフェッショナル向けサポート、膨大な情報がすべてセットになったTechNet Plusは、実務にすぐに役立つ強力なサービスである。情報システムを無用なリスクにさらさないために、万一の障害時に被害を最小限にするために、必携のサービスであるといってよいだろう。

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  特典対象  
新規ご契約のみ(更新は対象外)
  対象製品  
TechNet Plusサブスクリプション
TechNet Plus Directサブスクリプション
  特典  
TechNet Plusサブスクリプション7万5000 円 →  6万7000 円 
TechNet Plus Directサブスクリプション3万9000 円 →  3万5000 円 
  特典お申し込み期間  
2008年3月25日から4月24日までの期間限定

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提供:マイクロソフト株式会社
企画:アイティメディア 営業局
制作:デジタル・アドバンテージ
掲載内容有効期限:2008年4月24日
 
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