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@IT > 導入負荷・コスト・管理の不徹底の問題を一掃! ウイルス対策の究極の姿とは? |
企画:アットマーク・アイティ営業企画局 制作:アットマーク・アイティ:編集局 掲載内容有効期限:2004年3月7日 |
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実効性なきウイルス対策ソフトウェア |
調査機関の報告によると、従業員300人以上の企業では95%、300人未満の企業でも75%が何らかのウイルス対策ソフトウェアを購入しているという。だが企業がウイルスによって被害を受けるケースは枚挙にいとまがない。読者の方も、ウイルスに感染した社内PCから送られてくる電子メールで、メーラーが一杯になった経験はあるのではないだろうか。そこでシステム管理者がウイルスに感染したPCをネットワークから外し、ウイルス感染の報告とファイルをクリックしないように依頼する電子メールを出す。あとはエンドユーザーが各自メーラーを掃除すれば、何もなかったことになる。
その間、わずか10分ほど。しかし、これは明らかに業務に支障を来している。従業員1000人の会社なら、合計1万分がムダに費やされることになる。これは単純に考えると、1人の約7日分の労働時間である。そう考えると、ウイルス対策がいかに大切か、想像に難くない。
ウイルス対策を講じていても、こうしたことは頻繁に起こる。また最近のウイルスは、MS Blastのようにサーバに潜んで勝手に感染を広げていくものもある。インターネットがビジネスに不可欠になったいま、多くの企業がより良いウイルス対策を模索している――。
システム管理者とエンドユーザー双方に最適なウイルス対策とは |
そもそも、ウイルス被害はなぜ起きるのだろうか。
1) 大量に生み出されるウイルス
――ウイルス定義ファイルの管理が追い付かない!
ウイルス被害の最大の要因は、次々に新しいウイルスが大量に生み出されることだ。これに対し、企業側が万全のウイルス対策を講じていれば問題はない。だが、「ウイルス対策が徹底できない」理由はほかにある。
ウイルス対策ソフトウェアは、単に購入してインストールすれば、永遠にウイルスから守ってくれる存在ではない。ウイルスを検知・除去するには「パターンファイル」や「ウイルス定義ファイル」と呼ばれるウイルス情報を、たえず更新する必要がある。
システム管理者にとって、ウイルス情報の管理作業は非常に負担となる。それを全クライアントに新しいウイルス定義ファイルを配布するのも大変な手間だ。そこで多くの場合、管理者が全社員に「ウイルス定義ファイルを更新して下さい」との警告メールを出し、あとはエンドユーザーの自主性に任せるという対策がとられている。これがウイルス対策の徹底を阻害している要因だ。
2)エンドユーザー任せではウイルス対策の徹底は不可能
――CPU負荷を敬遠するエンドユーザー
社員の中には、システム管理者から更新依頼の通知メールをもらうだけで、アップデートしない者がいる。面倒な作業を嫌ったり、またほかの業務に差し障りがあったりといった理由からだ。ウイルス対策ソフトの多くはPCのメモリをかなり消費するので、稼働させるとほかのアプリケーションの動作に支障が出る。このためウイルス対策を敬遠するエンドユーザーは非常に多い。
メールを出したシステム管理者側は、全クライアントが最新ウイルス定義ファイルを更新しているか分からない。支店や拠点のクライアントマシンまでチェックするのは不可能だからだ。「徹底的にウイルス対策をしたいのなら、スタッフを増員するか、管理負荷を軽減するための何らかの仕組みを導入してほしい」、これが彼らの言い分だろう。
3)ウイルス対策コストを抑えたい経営者
――人件費・システムコストを抑止したウイルス対策を
一方企業側からすると、人件費を含めウイルス対策コストはできるだけ抑えたいというニーズがある。新しいウイルス対策ソフトやサーバを導入したり、スタッフを増やしたりするとなると、コストも手間も膨大に掛かってしまう。とはいえ、ウイルス対策に不備があって大量のワームメールをばらまくことになれば、社の信用問題にまで発展する。
以上から、エンドユーザー・システム管理者・経営層のニーズをまとめると、次のようになる。
これをすべて実現できるウイルス対策ソリューションがある。日本ネットワークアソシエイツが提供している「McAfee® VirusScan ASaP」というウイルス対策のASPサービスだ。
「VirusScan ASaP」がもたらすASPならではのメリット |
VirusScan ASaPは、クライアントPCに常駐するウイルス対策ソフト「エージェント」と、日本ネットワークアソシエイツが運営する「データセンター」を連携させて、ウイルス対策・駆除を実現するASPサービスだ。ASPなので、新たにシステムを導入したり専任スタッフを抱えたりする必要はない。
またシステムが自動的に最新ウイルス情報を更新するため、管理者の作業負荷も削減。エンドユーザーにとっても、クライアントマシンのエージェントが最新のウイルス定義ファイルを自動アップデートするので、手動で更新をかける必要がなくなる。さらにエージェントは使用メモリが数MBと軽量なので、ほかのアプリケーションの動作に影響を及ぼすこともない。エージェントがこれだけ軽量なのは、全自動のASPサービスなので、ユーザー自身が詳細設定をする必要がなく、画面も設定も非常にシンプルにできているためだ。VirusScan ASaPの具体的な特徴は、次のとおりだ。
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以下、これらの機能を詳しく見ていこう。
■ユーザーに気付かれることなく最新のウイルス定義ファイルに更新
VirusScan ASaPでは、ウイルス対策用のサーバは一切不要。社内ネットワークPCの場合、起動させて5分後にエージェントが自動的にデータセンターに接続し、最新のウイルス定義ファイルをチェックする。更新されていないファイルを見付けると、自動的にネットワークを介してファイルをダウンロード。データセンター側の最新情報と、システム側の定義情報との差分をチェックするため、エージェントはPC起動時から動作することになるが、使用メモリが少ないためクライアントPCへ負荷は掛からない。このためエンドユーザーは、ウイルス対策をまったく気にすることなく、PCを使うことができる。
またモバイルPCについては「ダイヤルアップ検知機能」を搭載することで自動更新を実現。具体的には、エージェントが配布されているモバイルPCがダイヤルアップすると5分後にデータセンターにアクセスし、自動チェック・更新をかける仕組みだ。
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■サーバのウイルス対策もサポート
VirusScan ASaPが対応するOSは、クライアントOSだけではない。Windows 2000/2003/NTなどのサーバOSにも対応しており、サーバマシンのウイルス対策も可能だ。以下、動作環境を挙げておく。
対応OS | 必要メモリ |
Windows 95/98 | 最低32MB(推奨64MB) |
Windows ME | 最低64MB(推奨128MB) |
Windows NT WorkStation 4.0 | 最低64MB(推奨128MB) |
Windows NT Server 4.0 | 最低128MB(推奨256MB) |
Windows NT Server 4.0 Enterprise Edition | 最低128MB(推奨256MB) |
Windows 2000 Professional | 最低64MB(推奨128MB) |
Windows 2000 Server | 最低128MB(推奨256MB) |
Windows 2000 Advanced Server | 最低128MB(推奨256MB) |
Windows XP Professional | 最低64MB(推奨128MB) |
Windows XP Home Edition | 最低64MB(推奨128MB) |
Windows 2003 Standard Server | 最低128MB(推奨256MB) |
Windows Server 2003 Enterprise | 最低128MB(推奨256MB) |
CPU:Pentium以上 Webブラウザ:IE5.5 SP2以上(Netscape Navigatorの場合、NN4.7とIE5.5以上を併用すること) Windows 95/98/MEのサポートは2005年6月30日まで |
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■ASPサービスを支える「Rumorテクノロジー」
ASPサービスの際、留意すべきはネットワーク帯域の問題だ。社内の全エージェントが一斉にデータセンターにアクセスすると、ネットワークに大変な負荷が掛かってしまう。
VirusScan ASaPの最大の特徴は「Rumorテクノロジー」を搭載し、この問題をクリアしていること。Rumorテクノロジーとは、ピア・ツー・ピア通信を応用した技術。1台のクライアントマシンがファイル情報を更新すると、社内LANなど同じネットワークセグメントにあるほかのマシンをプロキシのように経由し、最新情報を伝えていく。まるで噂(Rumor)が伝播するように、最新ウイルス情報を配布する技術だ。
1台がMcAfeeデータセンターから最新ファイルを入手すると、同一ネットワークセグメント内のほかのPCにバケツリレー方式で情報を伝えていくため、ネットワーク負荷が掛からない |
インターネットに接続しているPCが1台しかなく、ほかは社内LANとしかつながっていないという環境でも、本サービスを利用できる。これもRumorテクノロジーの副次的効果として挙げられるメリットだ。
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■3種のインストールオプションで導入負荷を軽減
VirusScan ASaPでは、次の3種類のインストールオプションを用意し、導入作業負荷を軽減している。
ワンクリックインストール | プッシュインストール | サイレントインストール |
サービスに加入すると、ダウンロードURLが記載された電子メールが届く。それをエンドユーザーに転送し、エージェントをインストールしてもらう方法。インストールはダウンロード終了と同時に完了する | NTドメインに参加するすべてのPCに対して、管理者がエージェントを一括インストールする方法 | インターネットに接続されていないPC向けのインストール方法。PCのコマンドラインからインストールを実行する |
またインストール時の特徴的な機能として、「自動アンインストール機能」がある。本サービスのエージェントをインストールすると、自動的に既存のウイルス対策ソフトをアンインストールする機能だ。他社製の主要アンチウイルスソフトにも対応しており、これにより、ウイルスソフトの乗換もスムーズに行える。
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■システム資産管理にも使えるウイルス対策レポート
最後にもう1つ、忘れてはならない機能がある。データセンターが発行する「ウイルス対策レポート」だ。ウイルス検出や駆除情報から、各ローカルマシンの更新状況を一括管理し、レポートを作成。管理者はWebブラウザを通じ、社内の全ネットワークにおけるウイルス対策状況が一目で把握できる。そのほかにも個別のマシンのステータス情報として、定義ファイルバージョン、OSバージョン、Internet Explorerバージョンなども確認することができる。
VirusScan ASaPが提供するウイルス対策レポート |
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導入・運用コストも大幅に削減 |
こうした数々のメリットを持つVirusScan ASaPだが、もう1つ特徴的なのはその価格体系だ。本サービスは基本的に、契約ノード数と期間に応じて価格レートを設定している。ユニークなのは、他社製ウイルスソフトから変更する「乗換価格」を提示していることだ。これを適用すれば、新規導入する場合の価格より3割以上低価格で導入できる。
また運用コストにしても、「ソフトのインストールやアップデートなど管理費をトータルすると、他社製ソフトに比べ10分の1に削減できた」というユーザーの声もある。管理作業が大幅に削減され、専任スタッフやウイルス対策用サーバソフト、マシンなどが不要になるためだ。
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このように、VirusScan ASaPはエンドユーザー・システム管理者・経営層と異なる立場のそれぞれのニーズを満たすサービスだ。高額なのに実効性のない、既存のウイルス対策ソフトウェアをリプレースする最も現実的な選択肢といえる。
VirusScan ASaPの導入実績(社数) |
実際、「VirusScan ASaP」は2001年にサービスを開始して以来、わずか2年間で16倍という伸び率で新規契約社数を増やしている。また、本サービスのリピート率が90%以上というのも、その機能や使い勝手の良さの証明といえるだろう。
VirusScan ASaPのさらに詳しい内容や、ウイルス対策のノウハウ、実際のVirusScan ASaPユーザー事例集については、日本ネットワークアソシエイツのアンケートサイトから入手可能。また「15日間の無料トライアル版」も用意しており、実際に効果や動作を確かめてからの購入も可能だ。いまのウイルス対策について少しでも疑問を感じているのなら、実際にVirusScan ASaPをトライアルして、その優位性を体感してほしい。
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日本ネットワークアソシエイツ
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