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「中堅企業でブレードサーバは
使えない」は本当か?

 〜 SIGMABLADE-Mという選択肢〜

 メールサーバが1時間ダウンするだけでも取引先の信頼を失いかねない時代になってきた。顧客に対するサービスに障害が発生した場合も、いまではバックアップミスのような単純なIT管理上の失態を原因とするようなことは許されないし、与える影響も計り知れない。こうしたことから、大規模企業だけでなく中堅以下の企業でも、サーバの統合的な管理が避けられない問題になってきた。

 中堅以下の企業では、これまで必要に応じてばらばらに購入してきたサーバが業務フロアに散在し、各サーバの稼働状況の把握すらままならない状況になっていることが多い。では、サーバの統合によって、この状況を打開するにはどうしたらいいか。大規模企業にとってはさまざまな選択肢があり、特に最近は省スペース性や管理のしやすさの点でブレードサーバが人気を博している。しかし、このブレードサーバ、一般的には中堅以下の企業にとってこれまで魅力的な選択肢として認識されてこなかった。

ブレードサーバが大企業専用だと思われてしまう2大理由

 これまでブレードサーバが大企業専用の製品だと思われてきたのは、以下の2つが最大の理由だ。

1. スモールスタートができない

  ブレードサーバの最大の特長は、サーバ機能の高密度化だ。そのため、いかにたくさんのサーバを集約して省スペース化できるかというのが第一義となっており、ひとつのブレード収納ユニット(シャーシ、エンクロージャなどとも呼ばれる)に十数枚のブレードを挿せるようになっている。しかし、よほどの大企業でない限り、はじめからそれほど大量のサーバ台数は必要としないため、搭載スペースが余ってしまう。ブレード収納ユニットは高価であることから、初期投資コストを考えると導入に踏み切りづらいのが現状だ。

2. 電源問題

  ブレードシステムの多くは、収納ユニットに大量のサーバを搭載する分、電源効率を重視しなくてはならず、実は200V電源が必要である。このため、ファシリティの整った専用データセンターを持つ大企業ならともかく、サーバルームを持たず、フロア内にサーバを設置しているような企業でブレードサーバを導入するには、多くの場合電源工事をしなければならない。仮に工事を行ったとしても、設置場所が限定されてしまうこともあり、オフィスのフロアレイアウト変更など柔軟な対応ができない。場所が限られている中規模企業にとっては非常に面倒だ。

国内ベンダならではの解決策

 それでも、コンプライアンスなど企業を取り巻く環境は変化しており、システム環境の見直しは急務だ。日本の中規模以下の企業では、本当にブレードサーバは選択肢には入らないのか?

 こうした中、中堅企業にも使いやすい製品が登場した。NECの「SIGMABLADE-M」だ。

 NECのブレードシステム「SIGMABLADE」は、大規模システムまでをカバーし、高さ10Uに最大16枚のCPUブレードを搭載できる「SIGMABLADE-H」と、中規模、特にラックサーバからの移行を意識した「SIGMABLADE-M」の2種類の収納ユニットをラインナップしている。「SIGMABLADE-M」は6UでCPUブレードを最大8枚搭載可能。APサーバ、DBサーバなどを集約するにはちょうどいい。まずスモールスタートしたいと思っている企業にはコスト的にも最適だろう。

スモールスタートに便利な「SIGMABLADE-M」(左)と、最大6台のHDDを搭載可能なCPUブレード「Express5800/120Bb-m6」(右)

 また、NECでは最大6台のHDDが搭載可能なCPUブレード(Express5800/120Bb-m6)を提供している。これは、ラック環境からブレードへ移行する際、問題になりがちなHDDの容量不足を受けて製品化されたもので、これならば外付けのストレージは不要だ。

 そして、何よりも興味深いのは、中規模以下の企業にとって一番の課題である電源問題をはじめとして、さらに強化が図られている点だ。

一般オフィスでも使用可能な100V電源に対応

 中規模企業のオフィスに導入しやすいよう、SIGMABLADE-Mでは電源工事不要な100Vに対応。コネクタも三相ではなく、既存の電源タップへ接続が可能な二極並行アース付きコンセントを採用。併せて、無停電電源装置「3000VA-UPS」へのサポートも開始し、システム価格の低減にも努めている。

電力制御機能の提供による電力コストの削減

  SIGMABLADE-Mでは、収納ユニットごとに最大消費電力の設定ができる「電力制御機能」を強化した。これは、設定した電力量を超えないよう(低消費電力設定モード)、自動的にコントロールしながら運転するものだ。

 この機能によって、計画的な電力管理が行えるほか、例えば利用可能電力量に厳しい制限があるような場合でも安心して利用することができる。上手に活用することで、電力コストの削減に大いに貢献するであろう。

電力制御機能の設定画面(上)と管理画面(下)。収納ユニットごとに最大消費電力が設定できるので、計画的な電力管理が可能だ(それぞれクリックで拡大します)  *数字は参考値です


質の高い人材育成への取り組みも

 またNECでは、中堅企業に対してよりブレードサーバ導入のハードルを下げるために、製品面だけでなく、制度の充実やツールの提供など、ユーザー企業に提案や構築を行う営業マン、SEの人材育成にも力を入れている。

「SIGMABLADE技術認定制度」の導入

  もともと、ブレードサーバに限らずシステムについては、自社でSIをせずに販売店やSIerなどに依頼する企業は多いが、ブレードサーバを導入している企業自体が少ないため、提案側にとっても、例えばラックからブレードへ移行する際不可欠なサイジングのノウハウなど、ブレードに関する経験値の高いSEがまだまだ少ないという課題がある。

 そこでNECでは、「SIGMABLADE技術認定制度」を開始。これはNECや販売パートナーのSEを対象としており、SIGMABLADEに関する知識や技術を習得するための制度である。今後、中規模以下の企業におけるブレードサーバの利用拡大が期待されることに合わせ、高いレベルの知識と技術で提案や構築ができる質の高い技術者を育て、安心して導入に踏み切ってもらえるような環境づくりに率先して取り組んでいる。


  「SIGMABLADE-M」を導入することで、大企業でなくてもブレードサーバの省スペースや集中管理、仮想化による柔軟な運用といったメリットを十分に享受することができる。もし、散在しているサーバの管理にお困りなら、中規模向けブレードシステム「SIGMABLADE-M」を検討してみてはいかがだろうか。

※100V電源を使用する場合、搭載可能なCPUブレードはデュアルコア インテル®Xeon® プロセッサー搭載機のみとなります。


提供:日本電気株式会社
企画:アイティメディア 営業局
制作:@IT編集部
掲載内容有効期限:2007年9月3日
 
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