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 @IT > NotesからExchange Serverへの移行を支援する“Notes Migrator for Exchange”
 
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NotesからExchange Serverへ移行したいけど……、

それなら“Notes Migrator for Exchange”
ですっきり悩み解消
企業の業務管理アプリケーションとしてグループウェアが導入されるようになって数年が過ぎた。当初は高機能な製品に人気が集まっていたが、最近になってより使い勝手の良いものへと移行が進んでいるという。Lotus NotesからMicrosoft Exchange Serverへの移行はその代表的な動きだ。移行に伴う管理作業を自動化し、迅速で確実なマイグレーションとTCO削減を一挙に実現する画期的ツール「Notes Migrator for Exchange」のさまざまなメリットを紹介しよう。
Lotus NotesからExchange Serverへと
移行に踏み切る企業が急増中の理由とは?

 Lotus NotesからMicrosoft Exchange Server(以下、Exchange Server)へと、移行に踏み切る企業ユーザーが増え続けている。長い間グループウェアの代名詞といわれてきたLotus Notes/Dominoだが、この急激な勢力図の変化の背景にはいくつかの要因が挙げられる。

マイクロソフト株式会社
システムテクノロジー本部
インフォメーションワーカーテクノロジー部 ポータル&コラボレーショングループ
ソリューションスペシャリスト
澤 円 氏

 1つにはLotus Notes 4.xとLotus Notes/Domino 5.xが相次いでサポート終了となったタイミングがある。加えて、今後の先行きがユーザーに見えにくいといった事情も否めない。IBMはコラボレーション・プラットフォームとしてLotus Notes/Dominoを提供し続ける一方で、J2EEベースのIBM Workplaceをリリースしており、ユーザーにとって将来的な投資保護を確信できるとはいいがたいのが実情だからだ。

 マイクロソフト株式会社でLotus NotesからExchange Serverを含めたMSプラットフォームへの移行を手がけている、システムテクノロジー本部 インフォメーションワーカーテクノロジー部 ポータル&コラボレーショングループ ソリューションスペシャリストの澤円氏に伺ってみよう。

 「確かにそういった状況を背景に、この2〜3年は移行のお客様が急増しており、私も非常に忙しい状態が続いています。ただしあらかじめお断りしておきたいのは、Lotus Notesからの移行といっても、Exchange Serverで行えるのは、カレンダーとメッセージングの部分のみです。すべての機能を移行できるわけではありません」。

 それにもかかわらずExchange Serverへの移行組が後を絶たないのは、裏返せばその“カレンダーとメッセージングの部分”にこそ、現在のLotus Notesユーザーの抱えるニーズや問題点の解決方法が示されているからではないだろうか。

尽きないLotus Notesユーザーの悩みに
Exchange Serverがもたらす解決案とメリット

 そこでさらに澤氏に詳しく話を聞いてみたところ、既存のLotus NotesユーザーをExchange Serverへの移行に急がせる大きな原因は、製品の将来性などよりもさらに切実なものだった。いま現在の“使い勝手”が問題なのである。グループウェアの先駆者として早い時代に誕生したLotus Notesは、現在のネットワーク化への対応や、より直感的で迅速な操作を可能にするインターフェイスといった部分で時代に追い付けなくなっており、ユーザーにさまざまな悩みを抱かせているという事実があるのだ。

 「Exchange Serverには、そうしたLotus Notesユーザーの悩みを解消し、顧客のビジネスを効率よく進めていくうえで必要な機能が数多く搭載されています。それらは作業効率のアップだけでなく、コスト効率までも向上させるため、経営層から現場のユーザーまですべての層に対してメリットを提供します。こうした情報コラボレーションの質的な改善を通してTCOの削減に貢献できるという点が、Exchange Serverへの評価のポイントになっているのです」と澤氏は語る。いくつかその具体的なメリットを、Lotus Notesの問題点と比較しながら挙げてもらおう。

シングルサインオンによる管理性の向上

  • Exchange ServerではActive Directoryを利用することで、システムへのサインオンが1つのアドレスですべて行えるようになる。Lotus NotesではID情報をファイルで管理しているため、バックアップを取るうちに複数のIDファイルが生まれたり、ファイルそのものが破損するなどのアクシデントが絶えず、管理者の悩みの種になっていた。
     
  • Lotus Notesでは、各種の個人設定もすべてファイルで管理している。転勤の際には当然その設定ファイルも動かすことになり、人数の多い全国展開の企業などでは異動時期ごとに管理者は大変な労力を要求されていた。Exchange Server+Active Directoryならば、この作業も不要になる。
     
  • Lotus NotesでWebや携帯などのモバイル環境からアクセスしようとすると、ネットワークやハードウェアに追加投資が必要になる。一方Exchange Serverでは不要なので、限られた投資範囲で付加価値の高いシステム構築が可能になる。
図1 Exchange Server+Active Directoryによるシングルサインオン
シングルサインオンはユーザーの手間を省くだけでなく、TCO削減やセキュリティ強化の面でもメリットをもたらす必須要件だ。

操作性に優れたメーラーで作業の迅速化が実現

  • Lotus Notes独特の操作環境は、Microsoft Officeなど現在の一般的な業務アプリケーションに慣れたユーザーには使いにくい点が少なくない。典型的なのがメーラーで、例えば添付ファイルをドラッグ&ドロップで扱うことができない。こうした“常識”的な操作環境が通用しないため、ユーザーはアプリケーション独自の操作方法を会得しなくてはならず、作業の効率もよくない。
     
  • Exchange ServerではWindows環境標準のOutlookが使用できる。Outlookはメーラー、カレンダーなどのツールが同一の操作環境で統合され、なおかつビジネスアプリケーションの主流であるMicrosoft Officeとも完全な親和性を保っている。
     
  • このため、ユーザーはアプリケーションごとに頭を切り替える面倒がなく、直感的にスピーディかつ正確な操作が行える。その結果、作業効率が飛躍的にアップする。

集中管理で操作ミスとサポート負荷を軽減

  • Exchange Serverでは、グループポリシーなどの設定を管理センター側で集中的に管理できるため、部署ごとの細かな権限や運用設定が可能になる。さらにパッチ適用やアプリケーションの配布、アップグレードなども一括で実施できるため、ヘルプデスクの負荷を減らし、人的ミスの発生を未然に防げるようになる。
     
  • セキュリティもセンターで一元管理できるため、グループポリシーなどの設定を管理者が一括して作成・配布できる。
     
  • さまざまな設定を各ユーザーが個人で行う手間がなくなるため、設定ミスに起因するヘルプデスクの対応負荷も減らせ、システム運用・管理コスト全体の削減につながる。
ビジネスコミュニケーションの生命線を確実に移行するには、
実績ある専用ツールが不可欠

 ここまでで、Exchange Serverに移行するメリットは理解できたろう。だが、エンタープライズ・アプリケーションの場合、一口に移行といってもPCのように簡単にいくものではない。ましてコラボレーションツールは、いまやビジネスにおけるコミュニケーションの生命線を担っている重要システムだ。24時間ビジネスメールが行き交っている中を、1通の洩れや消失もなく新しい環境に移行する必要がある。もちろんExchange Serverには移行用のウィザードが提供されているが、セキュリティの設定など環境によっては面倒な操作が発生する場合もある。

 失敗が許されない移行作業では、確実な結果が出せなくては評価はゼロになる。だからといって、社内のシステム担当者が頭を抱えてあれこれ工夫を練ることは、管理コストの増大につながってしまう。そこで最良にして最短距離の選択肢は1つ、「実績のある専用ツールを使うこと」である。そして幸運なことに、Exchange Serverには、Lotus Notesからの移行に特化して開発された専用ツールがちゃんと用意されている。クエスト・ソフトウェア株式会社が提供する「Notes Migrator for Exchange」(以下、NME)がそれだ。

 「Lotus Notes からExchange Server 2000/2003へのゼロ・インパクト・マイグレーション」をうたうこのツールは、そのスローガン通り、データファイルやシステムになんらのダメージを与えることなく、Lotus Notes環境からExchange Serverへの移行を実現する。ミッションクリティカルな情報を大量かつ迅速に扱っている企業には理想的な移行ソリューションだが、その特徴を同社技術本部シニア・プリセールス・コンサルタントの石井洋介氏に語ってもらおう。

クエスト・ソフトウェア株式会社
技術本部シニア・プリセールス・コンサルタント
石井洋介氏

 「当社は、マイクロソフトのソリューションの機能を補完し、その能力をさらに高める製品開発を大きなテーマの1つに置いています。このNMEもそうしたコンセプトにのっとって開発されたもので、Lotus Notesユーザーの重要なメッセージデータを自動的にExchange Server向けに変換して、移行処理の迅速化や重要な情報の保存、エンドユーザー操作の最小化を実現できます。この結果、これまで大きな労力と出費が避けられなかったシステムの移行コストを大幅に削減します」。

 同社によれば、このNMEは2003年6月の発売以来、全世界で600社を超えるエンドユーザーの利用実績があるという(2005年7月現在)。さらに同社は、Exchangeマイグレーションの分野で、1000万メールボックスの移行実績を持ち、2004年には「Microsoft 2004 Global ISV Partner of the Year」を受賞している。まさに、Exchange Serverマイグレーション分野では屈指のエキスパートベンダといえよう。

Lotus Notesの資産を捨てずに迅速移行。
過去のメールも自動的にOutlookへ移動できる

 NMEの特徴をざっと挙げるだけでも、以下のような機能がある。いずれも円滑でしかもスピーディな移行を容易にさせるものだが、この中でも最大のメリットを提供するのが、ローカルデータからOutlookへのメール移動だと石井氏は強調する。

  • メッセージデータを、Exchangeサーバ上の対応するメールボックスへ直接移動できる
  • カレンダーデータをExchangeへ直接移動でき、データインポートなどの手間がかからない
  • 複数ユーザーのデータを同時に移動でき、大規模な移行プロジェクトでも迅速に処理できる
  • Notesディレクトリに基づいて、全ユーザーの適切なインターネットアドレスを自動的に決定
  • Notesのローカルメールアーカイブを変換して、Outlookのデータファイル(Outlook.pst)へ移動
  • Notesの個人アドレス帳を変換して、Outlookのデータファイル(Outlook.pst)へ移動
  • 管理者型またはエンドユーザー型プログラム、いずれのかたちでも運用が可能
  • 移行処理中の受信もれを防止するNotesおよびExchange間でのメール転送設定

 「Lotus Notesサーバの制限容量を超えてあふれた個人のメールは、各人のPC上に移して保存されています。このローカルデータをどう動かすかが移行の際には面倒な課題になるのですが、NMEはこのローカルのメールデータを自動的に変換して、新しいOutlookの個人フォルダに移行できるのです。このため、過去のLotus Notes環境で受信したメールを捨てずに移行でき、しかも過去のメールに移行後Outlookから返信を出すことも可能です」。

 これまでの移行では、Lotus Notesのメール資産を捨てたくなければ、「Lotus Notes環境を、過去のメールのためだけに生かし続けておく」という選択しかなかったが、そんな二重の手間を社員に強いるのは非現実的な話だ。その点、NMEを使えば各ユーザーはセルフサービスで自分のローカル環境から新しいOutlookのローカルデータに、必要なメールを確実に移動できる。

 もちろん、移動できるのはメールだけではない。カレンダーやアドレス帳も移行できるうえ、移行後はOutlookで一括管理・活用が可能になる。NMEを利用することで、エンドユーザーは過去のLotus Notes資産を捨てずに移行できるし、管理者はそれらの処理作業を自動化できるため負荷を大幅に減らせる。つまり、一石二鳥の移行が実現できるソリューションというわけだ。

「NMEでは複数ユーザーのデータを同時に移動できるため、人数の多い企業でも効率的な移行処理が行えます。さらに、NMEでは移行処理を複数の移行サーバで並行して実行できるので、スケジュールの厳しい大規模な移行プロジェクトでも処理の迅速化が図れます。このため組織改編や基幹システムも含めた入れ替えなどでも、全体のスケジュールに合わせた移行が可能になります」と、石井氏は語る。

図2 ローカルアーカイブデータの移行
ローカルのPCに保存されているLotus Notesメールは、NMEによって自動的にOutlookデータ形式に変換され移行後も活用できる。


移行の準備段階からその後の運用サポートまで、
必要なソリューションをすべて提供

 コラボレーションツールの移行は、移行作業そのものだけが効率よく行えれば済むものではない。慎重かつ入念な準備と、移行後の確実なサポートがあってこそ、システムの移行の目的である「ビジネスの効率アップとコスト抑制」が実現できることはいうまでもない。

 クエスト・ソフトウェアでは、こうした視点から「移行前・後」にもさまざまなソリューションやサポートを提供し、ユーザーが安心して移行を実施できるよう布石を打っている。

 まず「移行前」に必須のツールとして、「Quest MessageStats」がある。これはコラボレーション・ツール・システムのパフォーマンスや利用状況を精細に測定・分析できる同社独自のツールで、Exchange Serverへの移行を検討している企業には、導入プランの策定段階で現状のシステムに関する包括的なインベントリレポートを入手できる。このため現状への客観的な評価に加えて、移行の潜在リスクやコスト増加要因の発見と対応が事前に可能だ。さらにExchange Server導入後も、新システムの分析・評価レポートが得られるため、移行提案〜移行後報告に至る上層部への各種レポートや予算の裏付けにも活用できる。

図3 マイグレーションストーリー(画面をクリックすると拡大します)
クエスト・ソフトウェアの提案するExchange Serverマイグレーションでは、移行の各ステップに応じて、さまざまなツールが提供されている。

 「移行前から移行完了後まで、お客様が必要なことがあればそのためのツールはすべて提供するというのが当社のポリシーです。そのためには技術的な面だけではなく、こうした社内の手続きや根回しといった部分まで、フルにサポートしていこうというわけです」と語る石井氏。その言葉どおり、クエスト・ソフトウェアではこうしたExchange Serverに関する多彩な管理ツールに加え、Exchange Serverへの移行を検討している企業向けのセミナーもこの2006年からは開催していこうと計画している。

 これは「マイグレーション クッキングスクール」と題したセミナーで、マイクロソフトが提案しているLotus NotesからExchange Serverへの移行シナリオを基に、メール移行の部分をNMEで行うための具体的な手順やメリット、留意ポイントを紹介するプログラムだ。すでにアメリカのQuest Software本社では数多くの実績を挙げているセミナーで、日本でも本格的なExchange Server移行提案の一環として立ち上げが決まったという。

 「“とにかく、ビジネスの効率アップに向けてExchange Serverに移行しましょう。そのために必要なツールはすべて提供させていただきます”という意気込みで取り組んでいます。Quest Softwareは全社で約2500名の社員のうち1000名近くがR&D部門という開発指向のベンダであり、売り上げの半分をマイクロソフト製品関連のソリューションが占めています。そうしたスタンスから、少しでもマイクロソフト製品の普及に貢献できればと考えているのです」という石井氏。アメリカ本国ではMicrosoftの社内にQuest Softwareのエンジニアが常駐し、Microsoftの技術者と机を並べて開発研究に携わっている部署もあるという。そう聞いただけでも、NMEのパフォーマンスを自分の目で確かめてみたいと思った方は少なくないのではないか。Lotus NotesからExchange Serverへの移行に関心のある企業なら、一度は試してみる価値があるツールだといえよう。

Notes Migrator for Exchange 販売パートナー様(五十音順)
       株式会社大塚商会
       ソフトバンクBB株式会社
       ニッセイ情報テクノロジー株式会社
日本ヒューレット・パッカード株式会社
       株式会社ビービーシステム

提供:クエスト・ソフトウェア株式会社
企画:アイティメディア 営業局
制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2006年2月28日
 



関連リンク
クエスト・ソフトウェア株式会社

Notes Migrator for Exchange

Quest MessageStats

Exchange Migration Wizard

Quest Recovery Manager for Exchange

Microsoft 2004 Global ISV Partner of the Year


 
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