@ITspecial

pr

「簡単操作」と「セキュリティ意識の向上」を同時に実現
使いやすさを究めた
クライアント運用管理ソフトウェア

このところ世間を騒がせることが多い情報漏えい事件。その多くが、PCを経由して社内のデータが社外に流出したことにより発生している。さらに、日本版SOX法により上場企業などはIT全般統制を求められるようになった。そうした中、社内のクライアントPCをいかに効率良く管理するかは、企業システムの運用業務において危急の課題となっている。そのためのソリューションを提供する製品・サービスは多数あるが、その中でもSky株式会社が開発・販売するSKYSEA Client Viewは、ユーザーの使いやすさにとことんこだわった、ひときわ目立った存在だ。

    クライアントPCの管理は社会的要請

 個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)や日本版SOX法(金融商品取引法)といった法規制によって、企業には内部統制の義務が課せられるようになった。日本版SOX法の対象となるのは上場企業だけだが、これらの企業の連結決算の対象となるグループ企業はもちろん、今後は中小規模の企業にも循環取引などの問題から、内部統制が求められることは必至である。

 現在の企業経営はITシステムに大きく依存していることから、企業の内部統制とITの全般統制を切り離して考えることはできない。そこで大きな問題となってくるのが、IT全般統制におけるクライアントPCの管理である。昨今では大企業はもちろんのこと、中堅企業でも社内にクライアントPCを積極的に導入し、日々の業務に活用しているケースが多い。しかし、クライアントPCは利用者にとっては非常に便利なツールである反面、社内ITを管理する側にとっては非常に厄介な存在にもなりうる。

 クライアントPCの設置場所やインストールされているソフトウェアの管理(資産管理)、どのPCを誰がいつ使用してどんな操作をしたかを監視するログ(証跡)管理、さらにはクライアントPCや特定のデータの社外持ち出しの制限……。これらの作業は煩雑であるばかりでなく、社内のIT化が進行してクライアントPCの台数が増えれば増えるほど、その管理に要する作業量と人件費も比例して増えてくる。

 しかし、だからといってクライアントPCの管理作業を怠ることはできない。前述のように、いまやIT全般統制と無関係でいられる企業はどこにもない。さらに、機密情報はもとより、個人情報漏えい事故の防止はあらゆる企業がいま最優先で取り組まなくてはいけない課題であり、そうした事故の多くはクライアントPC経由で発生しているのである。

    これまでにないクライアント運用管理ソリューション

図1 SKYSEA Client Viewのメイン管理画面

 こうした中、資産管理やログ管理などの機能を提供するクライアント運用管理ソリューションが注目を集めている。今回紹介する「SKYSEA Client View」も、そうした製品のうちの1つだ。

 クライアントPCの管理業務は、ユーザーとなるべく近い場所で行う方が効率的だ。特に、膨大な数のクライアントPCを導入している大企業では、何千台・何万台という数のクライアントPCを一極集中管理するだけではなく、各事業所ごと、あるいは各部門ごとに管理単位を分散している方が、実態に即した管理が可能だ。各クライアントPCに対して目が行き届きやすく、また緊急の対応を迫られたような場合でも、すぐに現場で対処することが可能だからだ。そして、そうした現場レベルでのクライアント運用管理を可能にするためには、情報システム部の管理者だけではなく、現場レベルの管理者でも簡単に使えるクライアント運用管理ソリューションが必要だ。もちろん、それらの現場レベルの管理を行いながら、一括集中管理で会社全体の状況が常に見られることも必要だ。

 SKYSEA Client Viewの開発・販売元であるSky株式会社ではかつて、他社製のクライアント運用管理ソフトウェアを導入して、自社内のクライアントPCの管理を行っていた。その経験から、現場レベルの管理者でも簡単に使えるユーザビリティに優れたクライアント運用管理製品が今後ニーズを集めるだろうと判断し、SKYSEA Client Viewの企画・開発に取り掛かった。2007年2月にVer.1がリリースされたSKYSEA Client Viewはバージョンアップを重ね、2007年12月には最新バージョンであるVer.3がリリースされた。

    管理者には使いやすさを、ユーザーには自覚の促進を

教育ソフトウェアで培ったユーザビリティのノウハウを投入

 SKYSEA Client Viewは、「使いやすさ」をとことんまで追求している。インストールや設定の手軽さ、直感的で分かりやすい操作画面など、誰でも簡単にすぐクライアント運用管理を実現できることを目的とした特長を備えつつ、情報セキュリティ対策に必須の「資産管理」「ログ管理」「利用制限・制御」といった機能をすべて標準で網羅している。

 Sky株式会社は、学校で使用される教育支援ソフトウェアの分野で高い実績を持っている。学校という、必ずしもITリテラシーの高いユーザーばかりではない現場で利用されるソフトウェアの開発で得たノウハウをSKYSEA Client Viewに投入し、非常に直感的で分かりやすいユーザーインターフェースを実現している。また、導入も現場のユーザーが簡単に行えるよう、最低限の手順で行えるように配慮されている。

図2 直感的で分かりやすいメニューバークリック >> 拡大

図3 シンプルで分かりやすい設定画面クリック >> 拡大

 もちろん、クライアント運用管理ソフトウェアの主な利用者はシステム管理者であり、ITリテラシーが非常に高いユーザーである。開発当初、同社ではSKYSEA Client Viewが持つ「使いやすさ」というメリットは、システム管理者にはさほど評価されないだろうと予想していた。しかし実際には「難しいツールは使いこなすまでに時間がかかるが、SKYSEA Client Viewはすぐに使える」「使い方をマスターするのに特別なトレーニングをする必要がなくなった」など、現場のユーザーだけでなくシステム管理者にも高い評価を受けているという。

クライアント管理の基本「資産管理」と「ログ管理」

 もちろん、SKYSEA Client Viewは単に使いやすいだけのソフトウェアではない。資産管理機能では、管理対象となっているクライアントPCのコンピュータ名、CPUの種類、OSのバージョン、インストールされているアプリケーションの情報などをネットワーク経由で収集し、一元的にリアルタイムで管理することができる。また、ソフトウェアやパッチプログラムをすべてのクライアントPCに一括配布することも可能だ。

図4 クライアントPCの稼動状況を一元的に管理クリック >> 拡大

 さらにログ管理機能では、単にログを収集するだけではなく、収集したログの内容を解析できるようになっている。単にログファイルの内容をそのまま表示するだけでは、具体的にどのクライアントPCで行われたどのような操作が問題であったのかを把握するのに時間がかかるが、SKYSEA Client Viewではログの内容を視覚的に表示して、クライアントPC利用の異変を素早く察知して解析することができる。また、表示された内容をExcel形式のデータとして出力することも可能だ。

図5 ログを視覚的に表示して解析できる

クライアントの操作をビジュアルで把握

 教育支援ソフトウェアで培ったノウハウの反映は、使いやすさだけではない。多数のクライアントPCを一元的に、なおかつ効率良く管理する仕組みについても、さまざまなノウハウが投入されている。SKYSEA Client Viewのメイン管理画面からは、現在稼動しているクライアントPCを一覧表示できるだけではなく(図6)、各クライアントPCのデスクトップ画面を縮小画面で表示することもできる(図7)。しかも、この縮小画面をクリックすると、そのクライアントPCに関する情報や、クライアントに対して発した警告の内容などを表示させることもできる。

 さらに、オプション機能ではあるものの、これらのクライアントPCのデスクトップ画面を録画し、ユーザーの操作内容を記録することも可能だ。

図6 端末リストビュークリック >> 拡大

図7 デスクトップビュークリック >> 拡大

最終的に求められるのは、ユーザー1人1人の自覚

 一般的に「セキュリティ対策」という場合、多くはファイアウォールを設置したり、ログイン認証を厳格にするなど、外部から内部への侵入を防ぐためのものが多い。しかし、実は情報漏えいといったセキュリティトラブルの多くは、内部の社員や職員の不注意が原因で発生しているのである。例えば、週末に自宅で仕事をしようと思い社内データをUSBメモリなどに入れて持ち帰った結果、ウィルスに感染して情報が流出するといったケースである。このように、不注意が原因で発生する情報漏えい事故は、社員1人1人が情報セキュリティの重要性を「自覚」することによってしか防止できない。

 そこでSKYSEA Client Viewでは、単にユーザーの不正操作を抑止するだけではなく、ユーザーの「自覚」を促すための仕組みを備えている。例えば、あらかじめ禁じられている操作をユーザーが行った場合、警告メッセージのポップアップ画面をそのユーザーのデスクトップに表示する。一見単純な機能に思えるが、「なぜ警告されたのか」をユーザーに通知することで、その行動が会社にどんなリスクを負わせることになるのかをユーザー1人1人に強く意識させることができるのだ。

図8 ポップアップによる警告表示

 「抑止」から「自覚」へ。これが「使いやすさ」と並び、SKYSEA Client Viewを他のクライアント運用管理ソフトウェアから際立たせている大きな特長なのである。

    自社内でのセキュリティに対する取り組みを反映

 Sky株式会社では、セキュリティツールを開発するベンダとして、プライバシーマークの取得はもちろん、情報セキュリティに関する第3者認証規格である「ISO 27001」も取得している。これらの認証を取得するために、自社内でさまざまなセキュリティ施策を行った経験が、そのままSKYSEA Client Viewに反映されている。そのため、より現場のニーズに即した機能が実現されているといえよう。

 また同社は、SKYSEA Client Viewの「画面録画」や「PC操作監視」など、多くのセキュリティ関連機能の特許を取得、もしくは出願している。こうした先進技術に関する日々の研究成果が惜しみなく投入されたからこそ、SKYSEA Client Viewのような特徴的な製品が生まれたのである。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 SKYSEA Client Viewは、クライアント運用管理製品としては後発である。初回リリースから、まだ1年と少ししか経っていない。しかしその分、従来あった製品の欠点を十分に研究し、それを補って余りある機能を備えている。従来のクライアント運用管理ソリューションに対して使いづらさを感じているユーザーにとっては、SKYSEA Client Viewは十分検討に値するソリューションであるといえよう。

ホワイトペーパー ダウンロード
クライアント管理ソフトを選択するポイントは「使いやすさ」

 クライアント管理ソフトの選択に当たってはユーザーの「使いやすさ」がポイントとなる。さらに、ITの知識をさほど必要とせずに誰でも扱うことができれば、クライアント管理の手間を大幅に削減することも可能だ。

 本ホワイトペーパーでは、ユーザーのことを考え「使いやすさ」を重視して作られたクライアント管理ソフト「SKYSEA Client View」を紹介する。これからの情報セキュリティ対策を見据えた同製品の特長と利点とは? 詳細はホワイトペーパーにて。

提供:Sky株式会社
企画:アイティメディア 営業局
制作:@IT編集部
掲載内容有効期限:2008年3月26日

ホワイトペーパー ダウンロード
クライアント管理ソフトを選択するポイントは
「使いやすさ」


 クライアント管理ソフトの選択に当たってはユーザーの「使いやすさ」がポイントとなる。さらに、ITの知識をさほど必要とせずに誰でも扱うことができれば、クライアント管理の手間を大幅に削減することも可能だ。

 本ホワイトペーパーでは、ユーザーのことを考え「使いやすさ」を重視して作られたクライアント管理ソフト「SKYSEA Client View」を紹介する。これからの情報セキュリティ対策を見据えた同製品の特長と利点とは? 詳細はホワイトペーパーにて。

関連リンク
Sky株式会社
SKYSEA Client View
SKYSEA Client View Ver.3
発売発表の資料