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性能向上とコスト削減の両立を実現する
UltraSPARC T2 + Oracle Database 11g
マイグレーションのススメ
2007年10月に出荷が開始された「UltraSPARC T2」は、8つのマルチ コアと1コア当たり8つのスレッドで最大64のマルチスレッドを特長とするサン・ マイクロシステムズの最新プロセッサだ。このプロセッサは、サンの同種のアーキテクチャにより設計されたプロセッサがこれまで得意としてきたWebを中心とした分野から、データベース分野へと適用領域を広げるものとして期待されている。とりわけ、オラクルの最新データベース「Oracle Database 11g」の最適な稼働プラット フォームとして注目が集まっている。

 ワンチップに64台のコンピュータを凝縮

 サン・マイクロシステムズは2007年10月、同社の最新64bit RISCプロセッサ「UltraSPARC T2」を搭載したサーバコンピュータの新製品「Sun SPARC Enterprise T5120T5220」を発売した。UltraSPARC T2プロセッサは、サンが2005年12月に発表したUltraSPARC T1の機能強化版であり、サンのプロセッサ開発戦略「Chip Multithreading Technology」(CMT)に基づき設計、開発されたものだ。

 UltraSPARC T2プロセッサには、最大8つのコアが搭載されているが、1コアあたり8スレッド、合計64スレッドまで同時実行することが可能になっている。従来のUltraSPARC T1プロセッサは、最大8つのコアで1コアあたり4スレッドだったので、ちょうど2倍の性能強化が実現されたことになる。

サンの画期的な「チップマルチスレッディング」機能

 64スレッドというのは、ちょうど10年前、1997年当時の64CPU・ハイエンドサーバ「Sun Enterprise 10000」の性能に匹敵する。いい換えれば、64台のシングルコアのサーバコンピュータがワンチップに凝縮されたようなものだ。

1つのチップで64台分のコンピュータの能力を発揮するUltraSPARC T2チップ

 さらに、UltraSPARC T2プロセッサは、「世界初のシステム・オン・チップ」と呼ばれる特長がある。これは、プロセッサのチップ上にマルチスレッド10Gbps イーサネット・ネットワーク機能、PCI Express I/O拡張機能を搭載し、各コアには浮動小数点演算ユニットと暗号化処理ユニットを内蔵するなど、システムレベルで提供されていた主要機能が統合されたものだ。

 ワンチップで最大64スレッドが実行可能になったことで、最も効果が得られるのが、消費電力である。UltraSPARC T2プロセッサの消費電力は、動作周波数を900MHz〜1.4GHzに抑えたことで、標準で95ワット、最大で123ワットという省電力を実現。プロセッサ単体で考えれば、1スレッド当たりわずか2ワット弱という計算になる。ネットワーク、I/O、浮動小数点演算、暗号化などの機能を含んでだ。

 もちろん、パフォーマンスにも優れている。サンが社内で計測したTPC-Eをモデルとした、オンライントランザクション処理のデータベースベンチマークの結果によると、UltraSPARC T2プロセッサ(1.4GHz 8コア)は、一般的なサーバPCに搭載されている最新のCPUと比較して、約1.6倍高速だという。

 このように、消費電力を低減しながらマルチスレッド化を高度に進めることでパフォーマンスを強化したUltraSPARC T2プロセッサは、その適用領域が大きく広がった。これまで、サンのUltraSPARC T1プロセッサといえば、同時処理スレッド数が多くネットワーク集約型のWeb系システムに適していたが、サンではUltraSPARC T2プロセッサを、オンライントランザクション処理などのデータベース分野も含めた多スレッドの要件を満たすのに最適なプロセッサと位置づけている。そのターゲットの代表が、オラクルの最新データベース「Oracle Database 11g」である。

 ユーザーの課題を解決するOracle Database 11g

 Oracle Database 11gは、2007年10月に出荷が開始されたオラクルの最新データベース製品である。オラクルはこの製品を「Real Customer Release」(顧客の価値を第一に考えたリリース)と呼んでいるが、その名のとおり、システムの運用・変更プロセスを効率化して運用管理コストを削減するための機能が大きく改善されている。

 オラクルによると、Oracle Database 11gは3つの点にフォーカスした機能強化が図られたという。第一は、システムの信頼性向上をより少ないコストで実現するという点だ。既存の情報システムでは、障害発生率を低減したい、ビジネスの変化にITを即応させたい、無駄なリソースや運用コストを削減したい、過去のデータを柔軟に取り出したいといった課題がある。

 これに対し、Oracle Database 11gではさまざまな機能が追加された。例えば、Real Application Testingという機能は、テストの準備工程を自動化する新機能である。Real Application Testingでは本番環境で動作しているワークロードをキャプチャし、それをテスト・スクリプトとして別のコンピュータで使用することが可能となる。オラクルの調査によれば、この機能を利用することで従来は約120日の日数を要していたテストの準備期間をわずか2日に短縮できるほか、本番環境を忠実に再現したテストも可能になるという。

 2つ目は、データ量の爆発的な増加への対応、とくに非構造化データの活用という点である。情報量が年々、爆発的に増大していることは周知の事実といえるだろう。Oracle Database 11gは基本的なパフォーマンスが向上し、特に非構造化データの大幅なパフォーマンス強化を実現するOracle SecureFilesを搭載している。

 特筆すべきは、Oracle Database 11gは、そうしたニーズに対応するためにデータベースで情報ライフサイクル管理(ILM=Information Lifecycle Management)を可能とした点にある。データベースのパーティション機能であるOracle Partitioningによってアクセス頻度が高い情報は高性能ストレージで扱い、アクセス頻度が低くなった情報は低コストのストレージに移動し、さらに使われなくなった情報をアーカイブするということが可能となる。さらに、格納されているデータそのものを1/2〜1/4に圧縮するOracle Advanced Compressionを搭載している。

 3つ目は、IT人材不足を解決するという点である。多くの企業がデータベースの運用管理ができる人材の不足に悩まされており、トラブルの発生時に対応に時間がかかったり、対処方法が分からなかったりといった課題を抱えている。

 そのためにOracle Database 11gでは、データベースの自動化、障害対応の自動化を進めた。データベースの自動化については、メモリやSQLチューニングが自動的に行われる機能が搭載された。さらにパーティション構成など、最適な設定をアドバイスする機能がある。障害解析については、必要な情報を自動取得し、障害の修復方法をアドバイスする。これにより、障害の早期解決、原因追求の迅速化が実現される。

 これらの新機能により、Oracle Database 11gでは、開発・運用にかかるSIコストを大幅に削減することができる。これにより、これまで運用にかけてきた膨大なコストを、新規投資に振り分けられるわけだ。

Oracle Database 11gが目指すコストの削減

 リプレース時期を迎えた製品からの移行を目指す

 奇しくも時期を合わせるようにして登場したUltraSPARC T2とOracle Database 11gだが、データベース環境として相性の良い組み合わせといえる。そして、サンとオラクルの両者が導入効果が高いと見ているのが、2003年前後に発売されたUltraSPARC IIIiとOracle9i Databaseを利用する企業ユーザーである。多くのOracle DatabaseがSolaris上で稼働しているといわれているが、その中でも最も稼働数が多いのがこの組み合わせだという。

 シングルコアのUltraSPARC IIIiからマルチコア・マルチスレッドのUltraSPARC T2に移行すると、当然のことながらデータベースサーバのパフォーマンスは飛躍的に向上する。さらに特筆すべきは、ライセンス料金の軽減だ。

 UltraSPARC IIIiは、4ウェイのSMP構成で最大のパフォーマンスが発揮できるように設計されているため、4つのプロセッサを搭載したデータベースサーバは少なくない。この場合、Oracle Databaseのプロセッサライセンスは、4つ分必要になる。

 ところが、UltraSPARC T2とOracle Database 11g Enterprise Editionでは、コア数に応じてライセンス料金が発生するが、1つのコアあたり0.75の換算になる。例えば、UltraSPARC T2の4コアモデルでは3プロセッサ分のライセンスとなり、4コア32スレッドのパフォーマンスが25%少ないライセンス数で使用できる。

 さらに、ソケットによるライセンス・カウントが適用されるOracle Database 11g Standard Editionでは、UltraSPARC T2プロセッサを利用すると8コア64スレッドでも1ソケットなので、1プロセッサ分のライセンスしか必要ない。UltraSPARC IIIiで2つのプロセッサを搭載し Standard Edition を利用するデータベースサーバと比較すると、圧倒的なパフォーマンスが50%少ないライセンス数で利用可能だ。

 UltraSPARC T2とOracle Database 11gの組み合わせは、マルチコア・マルチスレッドにより従来のUltraSPARC IIIiから飛躍的なパフォーマンス向上を実現し、サーバリソースの最小化が可能となるうえ、ソフトウェアのライセンスは25%以上少ないコストで利用することが可能となる。これは従来にはないコストパフォーマンスだ。

 また、UltraSPARC T2の省電力性能、Oracle Database 11gのテスト準備の自動化やさまざまなチューニングの自動化、障害対応の自動化を組み合わせると、システムの運用コストを大幅に削減することが可能となる。

 これならば、ハードウェアに新規投資したコストは短期間で回収できる。さらにOracle Database 11gのReal Application Clustersを活用すると、サーバを追加しスケールアウトすることで、柔軟に処理能力を追加ができる。UltraSPARC T2とOracle Database 11gの組み合わせは、システム・パフォーマンス、投資効果ともにさまざまな規模のシステムに有効な組み合わせといえるだろう。

 ちなみに、Solaris 10もOracle Database 11gも、下位互換性を十分に考慮した設計になっており、既存のデータベースアプリケーションの大部分は、大きな変更を加えることなく動作するという。

 さらに、サン・マイクロシステムズでは、既存のSolaris 8のアプリケーション環境をそのままSolaris 10上に移行することのできるソフトウェアとサービスをセットにしたSolaris 8 Migration Assistantのリリース予定している。これを利用すると、OSやデータベースといったプラットフォームの移行を段階的に進めながらも、最新ハードウェアの性能向上メリットを享受することができる。いまこそが、マイグレーションに最適な時期だといえるだろう。



上:Sun SPARC Enterprise T5120
下:Sun SPARC Enterprise T5220

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企画:アイティメディア 営業局
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掲載内容有効期限:2008年1月31日
 
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関連リンク

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