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高速な異機種間リストアを実現するBESR
運用の効率化とディザスタリカバリ対策の
強化に大きく貢献

さまざまなメリットにより、一気に普及したオープンシステム。しかし、異機種が混在する環境でのバックアップ/リストア作業の煩雑さに頭を悩ませている企業は少なくない。こうした課題を解消してくれるのがシマンテックのシステム保護ソリューション「Symantec Backup Exec System Recovery(旧製品名LiveState Recovery)」である。最大の特徴はハードウェア構成の異なる機種間においてもリストアが可能なこと。システム管理者の負荷を大幅に軽減し、異機種間でも効率的かつ高速なシステムリカバリを実現する。
 オープンシステムの課題に対応した
 システム保護ソリューション「BESR」

 起こり得るさまざまな事態を想定し、いかなる場合にもビジネスを継続するBCM(Business Continuity Management)が企業の経営課題となっている。ビジネスにとってITが欠かせないものとなった現在、企業システムのトラブルも、ビジネスの継続性に関わる大きな要因の1つだ。そのため、企業システムの迅速なバックアップ/リストアの実現が急務となっているのである。

 しかし、現在多くの企業で採用されているオープンシステムでは、多様なソフトウェアやハードウェアが混在しており、効果的なバックアップ/リストアを実現するには課題も多い。特にハードウェア構成を意識しなければならないシステム情報のリストアには大きな問題が付きまとう。というのも、一般的なシステム保護ソリューションは同一機種へのリストアを前提としており、同じWindowsシステムであっても、プロセッサやキャッシュ、I/Oバスなどハードウェア構成の異なる機種へのリストアには対応していないからだ。

 例えば、A社のサーバでバックアップしたシステム情報は、基本的に同一機種にのみ有効で、HAL(ハードウェア構成の違いを吸収するためのプログラムコード)の異なるB社のサーバへはリストアできない。そのため、システム障害などに備えて、わざわざ同じ機種のサーバを複数台用意しているIT管理者も多い。その結果、コストが肥大化するばかりか、管理負荷をも増大させ、システムの迅速な復旧を阻害する大きな要因となっている。

 これに対しシマンテックでは、システム保護ソリューション「Symantec Backup Exec System Recovery(旧製品名LiveStateRecovery)」(以下、BESR)を提供することで、こうした課題を解決している。

 システム保護に有効なBESR
 システム全体を確実・高速に復元

 BESRはWindowsシステムにおいてドライブ全体をイメージ化してバックアップすることにより、高速なシステム全体の復元を実現するソリューション。「Virtual Volume Imagingテクノロジー」によって、仮想ボリュームイメージをバックアップサーバ上のRAMの空き領域に一時的に格納し、その仮想ボリュームイメージからリカバリポイントファイルを作成する仕組みだ(図1)。Virtual Volume Imagingテクノロジーとは、スナップショットによりディスク全体の仮想ボリュームイメージを作成する技術のこと。ディスク構造全体をバックアップしているので、OSやアプリケーションの区別なくシステム全体を保護することができるのだ。

 また、リカバリ作業の簡素化も実現。BESR ではインストール用のCDでもある「Symantec Recovery Disk(以下、SRD)」を起動することで、リカバリポイントを簡単にリストア可能だ。SRDは、Windows PEをベースに作られており、主要メーカーのデバイスドライバが組み込まれている。SRDを起動し、リカバリポイントをリストアするだけで、OS、アプリケーション、ユーザー設定などを元のシステム状態に復元。簡単かつ短時間でシステムを復旧することが可能なのだ(図1)。

図1 BESRのバックアップ/リカバリ処理の概要(画像をクリックすると拡大します)

 異機種へのベアメタルリストアにより
 迅速なシステム復旧を実現

 しかも、Symantec Backup Exec System Recoveryの標準機能である「Restore Anyware機能」を活用することにより、異機種間におけるリストア(ベアメタルリストア)を実現。通常、異なるハードウェア間ではシステム情報はリストアできないため、OSやアプリケーションの再インストール、デバイスドライバやパッチの適用などの一連の作業を行わなければならなかった。しかし、BESRのRestore Anyware機能を使用すれば、そのリカバリポイントを取得後、デバイスドライバが組み込まれたSRDを異機種のサーバから起動するだけで、簡単に異なるハードウェアへシステム情報をリストア可能だ。Restore Anywareの機能がハードウェアのHALの違いを吸収することで、異機種間のリストアを実現可能にしている。前述のように、急なシステム障害に備えて、同じ機種のハードウェアを用意しておく必要もない。

 また、古いサーバから新しいサーバへシステムを移行する時なども、BESRのRestore Anyware機能を使えば確実かつ効率的に移行作業を行えるだろう。直近のシステム情報を効率的かつ高速にリストアできるため、システムのダウンタイムを大幅に短縮化でき、1日半ほどかかっていたリストア作業を、約1時間に短縮した例もあるという(図2)。このように、多様な機種が混在するオープンシステムでも、機種の違いを意識することなく信頼性の高い障害対策が実現すると同時にシステムの運用効率アップも図れるのだ。

図2 従来のリストアとBESRによるリストアの違い

 VMwareによる仮想環境で威力
 実環境へのシームレスな移行を実現

 また、リカバリポイントはVMwareの仮想環境にリストアすることも可能な上、VMwareで構築した仮想環境を実環境のサーバに移行することもできる。つまりシステム障害時に高速なリストアを実現できるばかりでなく、VMwareの仮想環境でパッチなどの適用テストを行い、正常性を確認してから実環境へ移行するなど、システムの信頼性向上にも効果があるのだ。

 運用の効率化とDR対策の強化
 システムの信頼性も向上

 特に、大規模かつ多様化するオープンシステムにおけるバックアップ/リストアの効率化を目指している企業にとって、機種に依存しないリストアを実現できるBESRが、とても有効なソリューションとなる。例えば、異機種が混在するIAサーバやブレード型サーバなどのシステム情報を統合化されたストレージ環境にバックアップし、万が一の際は、そのバックアップデータをもとに復旧用のブレード型サーバにリストアするなど、バックアップ/リストア作業の集約化と効率化が実現可能。また、頻発する自然災害などに備えたディザスタリカバリ(DR)対策の強化も同時に行える。このようにBESRは、煩雑なリストア作業を大幅に省力化し、従来のリストアに対するイメージを払拭する。しかも、VMwareの仮想環境において異機種間のリストア作業を十分検証できるため、信頼性を損なうことなく、異機種間において効率的かつ高速なリストアを実現できる。

 最新の技術を柔軟に取り入れることができ、企業環境や業務内容に応じて最適なシステムを構築することができるオープンシステム。BESRなら、その特徴を活かしながら効果的なバックアップ/リカバリを実現し、運用を大幅に効率化してくれるのである。


提供:株式会社シマンテック
企画:アイティメディア 営業局
制作:@IT編集部
掲載内容有効期限:2007年6月15日
 

関連リンク
株式会社シマンテック

Symantec Backup Exec System Recovery(PDF)

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