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Dr.Sum EAが実現する“業務現場の集計”
“必要な時に必要な情報を見たい”
ユーザーの思いはかなえられていますか?

 企業活動とITがほぼ一体となった今日、システムには生(なま)の業務データがどんどんたまっている。見方によれば、これらのデータは“真実”の宝庫だ。詳しく探れば、必ず新しい発見がある。しかし、それを実現することはそれほど容易ではなかった。

この問題を解決するために登場したのが、ウイングアーク テクノロジーズのデータ活用ツール「Dr.Sum EA」である。データ活用のシステムを短期かつ経済的に構築可能な上に、経営者やマネージャ、エンドユーザーなど、おのおのの用途に応じた多彩なインターフェイスを持っている。

“BI”や“分析”などと難しいことをいわなくても、データの「見える化」は実現できることを、Dr.Sum EAが実証する。


    “必要な時に必要な情報を見たい”はエンドユーザーの自然な思い

 データは日々たまっていく。

 スーパーマーケットやコンビニエンスストアでは、顧客が会計をするたびに、「どこで何をいくついくらで買われたか?」というデータが入る。企業によっては、顧客の性別や年代もデータとして取っているところもある。

 製造業の現場でも、受発注情報はEDI(Electronic Data Interchange)でやり取りするところが増えてきた。何を何個いつまでに納品する。メーカーのデータベースにも、サプライヤのデータベースにも、日々の生産活動の詳細が続々と蓄積されていく。

 金銭の授受がかかわらないところでもデータが生まれている。例えば、Webサイトの運営だ。Webサイトのアクセスログには、「いつ誰がどこからきてどのページをどれぐらいの時間見ていたか?」といったデータが自然に取得されている。

 こういった生のデータは“真実”の宝庫だ。

 つぶさに中身を探っていけば、新しい発見があるのは分かっている。その発見が業績向上策のヒントになることも多々ある。いま、あらゆる産業界で業務の「見える化」が話題になっているが、エンドユーザーの「必要な時に必要な情報を見たい」という声に応えることほど、直接的な「見える化」はない。

 情報システム部門には、経営幹部からも、現場の最前線からも「さまざまな切り口で情報が見たい」という要望は頻繁に寄せられる。

 データが蓄積されている基幹システムに、経営幹部や現場のエンドユーザーが直接アクセスすることは難しいため、リクエストベースで情報システム部門担当者が必要なデータを適宜抽出して渡すことになる。しかし、データ抽出自体は担当者にとって慣れた作業といえるが、条件の変更やレポート作成までの依頼、そして、その頻度が多いとなれば“面倒な頼まれ仕事”になってしまう。

    しかし、これまでそのために供されてきたシステムには問題が……

 そこで、データのリクエストがある程度高まってくると、BI(Business Intelligence)システムの導入が検討されるようになる。

 BIシステムとは、その言葉が示すとおり、より賢く仕事をするためのシステムで、日々のビジネスで必要な意思決定を迅速に精度高く行うことを目標にするものだ。企業内にあるあらゆる情報を一元管理し、いろいろな切り口からデータを見られるようにして集計・分析したり、レポートを作成したりする。

 これで、「情報システム部門の手を借りずに、エンドユーザーが見たいとき見たい角度で自由にデータを見られるようになるなら」と、導入は比較的容易に決定されるのだが、実際には思ったほど活用されるに至らず、失敗に終わっているケースも多い。それはなぜか。理由は大きく3つある。

 1つ目は、コストが掛かり過ぎる。

 BIシステムと呼ばれるものは、概して高額な予算を必要とした。データウェアハウスを構築するのにコストが掛かり、エンドユーザーがデータを見るためのシステムもクライアントライセンスが必要なものが多く、データを見られる環境を広めようとすればするほど予算が必要になった。

 2つ目は、想像以上に開発やメンテナンスに工数が掛かる。

 いろいろな切り口からデータを見られるようにするためには、あらかじめその切り口を想定して、データを成形しておかねばならない。しかし、どういう風にデータを見たらいいのか最初から分かっているエンドユーザーは少ない。仕方がないので、情報システム部門がある程度お仕着せでデータを提供するのだが、次第にデータを見るのに慣れてくると、“こういう風に見たい”という要望が生まれてくる。

 事業環境の変化によっても、データの最適な見方というのは変わってくる。そのたび、情報システム部門では見たい切り口に合わせてデータを成形する作業が発生してしまう。しかも、提供するデータは高度な集計を終えた“結果データ”である場合が多く、“元のデータ”が見たいといわれると、すぐには対応できない。

 3つ目は、機能が高尚過ぎるのだ。

 データ分析のためのシステムだとして、アナリストが利用するような分析手法がいろいろ搭載されているのだが、実はエンドユーザーが必要としているのは、そういったものではないのだ。データが詳細までしっかり見られさえすれば、業務に精通したエンドユーザーは、それを受けて最適なアクションを起こすことができるのである。

    “従来のシステムの問題を解決すべく登場したDr.Sum EA

 そのように、従来のBIシステムには日本のビジネスニーズにうまく適応できていない点が多々あったのだが、それを解決すべく誕生したのが、ウイングアーク テクノロジーズのデータ活用・情報活用ツール「Dr.Sum EA」である。

 「Dr.Sum EA」の最大の特長、つまり従来のBIシステムとの最大の違いは、見る切り口を想定したデータの事前成形(キューブ作成)が不要であるということだ。

 基幹システムから明細データをDr.Sum EAサーバに持ってきさえすれば、エンドユーザーからのリクエストごとに独自開発の集計検索エンジンが自動的にデータ成形・集計を行って表示する。エンドユーザーは自由に直感的に切り口を変えてデータを見ることが可能になるのだ。

 これにより、エンドユーザーにデータを提供するために、情報システム部門がその都度手を掛ける必要はない。その集計能力も、一般的なリレーショナルデータベースに比べて数倍から数十倍の高速性を備えているため、エンドユーザーの業務効率を落とすことはない。

 また、詳細データを有しているため、エンドユーザーが紐付けされているすべての項目で簡単にデータの深堀(ドリルダウン)ができ、元データまで抽出(ドリルスルー)することも可能である。Dr.Sum EAが別名“原因追究型データ活用ツール”と呼ばれるのも、この機能によるものだ。

 もちろん、「どのデータを誰にどこまで見せるか?」など、セキュリティ対策も取られている。また、詳細なログも残るため、情報漏えいなどの対策としてもDr.Sum EAを使ったデータ活用を採用する企業も多い。

 また、Dr.Sum EAは多彩なインターフェイスを備えており、エンドユーザーやその利用に合わせて選択することができる。

 大きく3種類あり、経営者や経営企画担当者向けにデータを経営情報としてダッシュボード形式で可視化することを実現する「Dr.Sum EA Visualizer」、現場のエンドユーザー向けに、Excelを使った自由な集計レポートを可能にする「Dr.Sum EA Datalizer for Excel」、Webブラウザを使った全社レベルデータ共有を可能にする「Dr.Sum EA Datalizer for Web」がそれらだ。1つのデータ活用ツールでここまで表現力を備えた製品はなかなかない。

 加えて、見逃すことができないのは、Dr.Sum EAのライセンス体系だ。この製品は、クライアントライセンスというものは存在せず、サーバライセンスのみだ。従って、ユーザー数を意識することなくエンドユーザーに自由な利用環境を提供することができ、コストを抑えながら全社的なデータ活用を実現できるメリットがある。

    新バージョンVer 3.0の登場で、さらに利便性が向上

 さらに、このほどVer 3.0という新製品が登場した。

 このデータベースエンジンのアップグレードによって、64bit対応が実現した。先ほどDr.Sum EAがサーバライセンス体系であることは述べたが、この新製品であれば、いっそうの高速処理を目指して途中でハードウェアのスペックを上げたくなっても、ライセンスコストが変わることはない。

 Dr.Sum EAは独自開発の集計検索エンジンだが、このバージョンから本格的にSQL対応も果たし、SQLコマンドがほぼフルセットで通るようになり、利用できる関数も増えた。これによって、複雑なデータ集計要望に対してプログラミングで応えることもできる。

 この集計検索エンジンのアップグレードに合わせて、新たな製品も誕生している。それが、ユーザーに使いやすさを届けるインターフェイスモジュール「Dr.Sum EA Datalizer Expert」で、Dr.Sum EAからの集計データを、WebブラウザでもExcelでも集計することができ、必要に応じて集計結果をPDFに変換することも可能である。

 また、個人の集計ニーズに応じてユーザー単位のディレクトリ設定、環境設定やシステム値設定などができる“カスタマイズ機能”や、取得した集計データを一定期間キャッシュすることで、2回目以降の集計速度の飛躍的な向上が図れる“キャッシュ機能”を搭載している。

 これは、幅広いデータ活用ニーズに「Dr.Sum EA Datalizer Expert」がオールインワンで応えるということで、情報システム部門にとっても、エンドユーザーにとっても朗報といえるだろう。

 細かい点にはなるが、新しいバージョンから結合表の作成機能も向上している。これまでは、結合表の作成は2つの元表に限定されていたが、それが4つの表を元にしたものが作成できるようになった。四半期ごとにまとめた予算・実績対比を通期で見る、地域ごとにまとめた業績レポートを全社レベルでまとめるなどといった際に便利に利用できるのではないだろうか。

 また、データを見るのに慣れてきたユーザーがより深い洞察を望んだ場合に備えて、選択肢の組み合わせと実現可能性を数値的、図解的に表示するデシジョンツリー分析、たくさんある中から大事なもの順にプライオリティを付けて管理するABC分析機能なども付加された。蛇足ながら、Dr.Sum EA Ver 3.0は、すでにExcel 2007やIE 7.0への対応も果たしている。

 “BI”や“分析”などと難しいことをいわなくても、全社レベルでデータを見る習慣が容易に身に付けられる。それがDr.Sum EAだ。そして、小さく生んで大きく展開でき、大きくなることを想定して小さく始めることができる。それがDr.Sum EAだ。詳しく知るほどに、“なんだ、そういうことだったのか”と目からウロコが落ちる思いになる。それがDr.Sum EAなのである。

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スモールスタートできるBIツールを導入し、データを徹底活用

 このホワイトペーパーでは、ウイングアーク テクノロジーズが提供する多次元高速集計レポーティングBIツール「Dr.Sum EA」を紹介する。全社的な「データ活用」を実現する同製品の5つのアドバンテージを説明。ビジネスの変化に迅速に対応するためのシステム構築に、同製品がどのように役立つのか。スモールスタートも可能なDr.Sum EAの機能とは?

  さらに、後半では企業が抱える主な課題を例に挙げ、問題解決に最適なシステム構成例を示す。例えば、営業向けに情報を伝える際に掛かる手間をできるだけ減らすにはどのような機能が必要か。蓄積された経営情報を有効活用するためにはどのようにしてデータを整理すべきかなどを、製品構成例とともに簡潔に説明する。

 

提供:ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
企画:アイティメディア 営業局
制作:@IT情報マネジメント 編集部
掲載内容有効期限:2008年6月20日

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