RELAX (REgular LAnguage description for XML)

リラックス

 RELAXはXMLのスキーマ言語の1つである。W3Cの標準ではなく、村田真氏が始めた日本発の草の根レベルのチャレンジだ。

 RELAXが作られることになった理由は、主に、W3C標準であるXML Schemaが、仕様があまりに大きすぎて理解しにくく、またデータ向けに偏りすぎ文章系に使いにくくなっており、その上、いつ勧告になるのか見通しも不明瞭であるという点にある。そこで、欲しいものは自分たちで作ってしまおう、と考えられた結果がRELAXである。

 RELAXはコンパクトな仕様である。コンパクトであるため、巨大なXML Schemaと比較して、極めて短い時間で開発が可能である。これは、後発のRELAXがXML Schemaよりも早い段階で仕様を完成させられる理由である。

 RELAXの構造上の特徴は、生け垣(hedge)モデルの採用である。生け垣とは、木が複数ある状態を示す。これにより、要素の並び順に異なるルールがある場合でも、それに対応することができる。

 RELAXはデータ型として、XML Schema Part2を参照しており、RELAXからXML Schemaへの移行も可能であるように配慮されている。

 2000年9月現在、RELAXは、JIS TR化の作業中である。また、ISOへの提案の計画もある。

 RELAXは、基本部分を定めたRELAX Coreと、複数のスキーマを同時に使用するRELAX Modulalizationに分かれる。RELAX Coreはほぼ完成しており、RELAX Modulalizationは開発中である。

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