コンテンツフィルタリング

Contents Filtering

 好ましくないWebサイトなどが閲覧できないように、クライアントもしくは内部サーバで走るソフトウェアによって、閲覧内容に一定の規制をかける仕組み。教育・倫理上の問題や会社内での行動規範の問題を背景として、製品化されてきている。

 企業内でのアダルトコンテンツの閲覧はセクシュアルハラスメントにつながるのはもちろんのこと、悪意のコードが含まれたページに接続してしまうこともある。また、掲示板やチャット、Webメールを通じた通信のやりとりにより、個人情報や企業機密が漏えいしてしまったり、ネットワークインフラに無用な負荷をかけることにもつながる場合がある。コンテンツフィルタリングはそうしたところから需要が発生するものである。

 現状での問題点としては、ブラウザやゲートウェイでのフィルタリングソフトウェアレベルで、コンテンツの内容を正確に把握できない点が解決されていないことが挙げられる。例えば、「差別的用語」や「性的描写に関する語句」などを「当て字」で表記されてしまえば、正しくフィルタリングすることができないなどの問題点がある。また不適切な画像を表示するWebページについては、コンテンツに一切の語句が含まれなければ、フィルタリングのしようがないという問題もある。

 これをして、画像認識によるコンテンツの振り分けが必要との声もあるが、それを実行するエージェントに膨大な負荷がかかるうえ、認識率の正確性の問題から現実的対応とは到底いえないのが現状である。

 よってコンテンツを正しく見分ける能力が、商品としての付加価値となっている。このため最近では人手を割いてフィルタリングパターンを更新し、ネットワークを通じてパターンファイルを毎日更新する商品も登場してきている。サービスとしては高いものになるが、現状では人間によるWebコンテンツの判断に勝るものはないため、注目を集めている。

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