ハッシュ関数
hash function
ドキュメントや数字などの文字列の羅列から一定長のデータに要約するための関数・手順のことをハッシュ関数という。関数を通して出力される値は、「ハッシュ値」、または単に「ハッシュ」と呼ぶ。“SHA-1”と“MD5”というハッシュ関数が代表的で、いずれも1方向関数であるため、生成データから原文を推定することは不可能である。通信回線を通じてデータを送受信する際に、経路の両端でデータのハッシュ値を求めて両者を比較すれば、データが通信途中で改ざんされていないか調べることができる。1方向関数による生成であるので、ハッシュ値を変更しないまま元データを改ざんすることはできないためだ。よって認証と完全性検査によく用いられる。
あるハッシュ関数がh(“message”)のように表記されるとき、“message”が決まっていれば結果を求めるのは、ハッシュ値を生成するプロセスと同じであるから簡単なことだ。しかし、ハッシュ値から“message”という内容(引数)を推定する(逆算する)ことは、この場合、事実上不可能なことになっている。この逆算過程が確立されると、ハッシュ値を同じくして、まったく異なるデータを意図的に生成することが可能になり、盗聴・改ざんの検知が難しくなる。
Security&Trust フォーラム 新着記事
- Facebook タイムライン利用時の「鉄則」 (2012/2/9)
ユーザーインターフェイスの変更措置に伴い浮上した、Facebookの「過剰な情報提供」のリスクと対策とは - 無料サービスなら通信内容を記録してもいいの? (2012/1/13)
無料の公衆無線LANサービスが、ユーザーに無断で通信履歴を記録していたことが判明し、話題に - 攻撃はまるでレーザービーム (2011/12/26)
2011年に話題となった標的型攻撃は「人」という弱点ををねらい打ちにしました。では、人に教育さえしておけば防げるものなのでしょうか? - 見せたくないなら「持たせない」が鉄則! (2011/12/15)
逆コンパイル対策で難読化したのに、大事なデータが解析されちゃった? Androidアプリのセキュリティの道は深い
|
|
@IT 新着記事
