IPsec

アイピーセック

 暗号通信のための標準プロトコルとして、VPN(Virtual Private Network)で最も一般的に用いられている。

 IPsecは、インターネットの標準化組織であるIETF(Internet Engineering Task Force)により標準化され、フレーム構成、データの暗号化や受信パケットの改ざんチェックなど、暗号通信の基本部分が規定されている。

  さらに暗号製品の相互通信のためには、暗号通信を行うための鍵を、どのように相互で共有するかといった鍵管理方法の取り決めが必要となる。IPsec通信を行う相手との鍵交換方式には、IKE(Internet Key Exchange)が使用されている。次世代インターネット・プロトコルであるIPv6では、IPsec機能が標準で組み込まれている。

IPv6
 IPv4の次世代インターネット・プロトコルとして、IPアドレスの長さをIPv4の32bitsから128bitsに拡張し、IPアドレス枯渇問題を解決しようとしている。このほかIPv6では、ルーティング処理の軽減による高速化、パケットの認証やデータの暗号化(IPsec)などセキュリティ機能も実装されている。IPv4からIPv6へ移行する段階においては、ネットワーク機器やネットワークに接続されるサーバが、両方の機能を備えていなければならない。

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