Webアプリケーションファイアウォール(WAF)
Web Application Firewall
SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなど、Webアプリケーション上の脆弱性をカバーする装置。WAFは通常のファイアウォールと同様にすべてのHTTP/HTTPSトラフィックを中継し、通信の内容を精査する。GNUライセンスの下で公開されているオープンソースのWebアプリケーションファイアウォールであるmod_securityなどが有名である。
WAFのセキュリティモデルはポジティブモデルとネガティブモデルの2種類の手法があり、製品によりこれらを組み合わせて実現している。
- ポジティブモデル
管理者が明示的に設定したトラフィックのみを通過させるホワイトリスト的なモデル。デフォルトではすべて拒否とし、指定されたパターンのみ許可する
- ネガティブモデル
不正入力を表すシグネチャにマッチしたトラフィックを遮断するブラックリスト的なモデル。デフォルトはすべて許可とし、危険な文字パターンを拒否する
Webアプリケーションが十分にセキュアであったとしても、未知の脆弱性が発見された場合に即座にプログラムを改修することは難しい。このとき、WAFを利用することで特定の攻撃に対して即座にセキュリティを確保することができる。
よって、WAF単体を導入するだけでは対策は不十分であり、Webアプリケーション自体をセキュアに作成し、補助としてWAFを併用することが必要である。
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