APQCビジネスプロセスモデル(えいぴーきゅーしーびじねすもでる)情報システム用語事典

APQCモデル / APQC Process Classification Framewor

» 2004年04月12日 00時00分 公開
[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 米国生産性品質センター(APQC:American Productivity and Quality Center)が、「Process Classification Framework」という名称で発表した、標準的な業務プロセス分類のフレームワークのこと。業務プロセスのベストプラクティスを調査し、ベンチマーキングするための基準として定義されたもので、業務分析や経営改革を行う際のリファレンスモデルとなる。

 業務を大きく13に分類した上位モデル(7つの基幹業務プロセスと6つの支援業務プロセス)と、これをさらに細分化した下位モデル(92の基幹業務プロセスと123の支援業務プロセス)、およびそれらの機能、性能を評価する評価基準からなる。

 米国商務省のマルコムボルドリッジ賞(MB賞)のプロセス評価基準ともなっている(このバージョンは公開されていない)ほか、日本でも経営品質賞選考時のプロセス評価基準となっている。また、ITCプロセスの経営戦略策定フェイズのリファレンスモデルとしても利用されている。

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