OJT (on-the-job training)
オージェイティ / 職場内教育 / オン・ザ・ジョブ・トレーニング
社員教育方法の1つで、実際の仕事を通じて、必要な技術、能力、知識、あるいは態度や価値観などを身に付けさせる教育訓練のこと。
人事・研修の世界でいう正規のOJTは、職務遂行を通じて管理者が部下に対し、意図的/計画的な指導・育成をマンツーマンで行うことと定義され、能力要件のリストアップや訓練予定表の作成といった方法論が語られるが、一般には必ずしも上司が行わない場合や、計画性が薄い場合などを含めて、もっと広義な“職場指導”という意味に使われることが多い。
実務に密着したノウハウ、ワークフロー、特殊性の高い業務知識、職務遂行のコツや要領などは職務の現場にしか存在せず、また文書化・マニュアル化されていない暗黙知であることが多いため、OJTは必須である。また、人を育成する社風や企業文化による組織能力の継続的レベルアップといった面でもOJTの重要性が強調される。
従来は若手教育という観点が語られることが多かったが、近年は上席者を対象とするOJTも人材育成のテーマとなっている。
参考文献
- 『これからのOJT――いかにして成果を出す人材を育てるか』 寺澤弘忠=著/PHP研究所/2006年8月
- 『OJTでいこう!――ものづくり現場が教えてくれた「変わる」技術』 中川淳一郎=文・構成/OJTソリューションズ=監修/翔泳社/2004年2月
- 『能力開発OJT』 土井正己=著/白桃書房/1973年
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