ピボットテーブル

pivot table


 Microsoft Excelが搭載する集計機能の1つ。リスト形式のデータを基にして、ドラッグ&ドロップやリスト選択などの操作で、任意の項目を軸に各種の集計を動的に行うことができる。

 ピボットテーブルでは、リストデータから任意の項目を選ぶと、それを軸に単純集計表ないしクロス集計表を作成する。例えば、月間売上データであれば商品・販売担当者・顧客ごとに集計を行ったり、商品と担当者、商品と顧客のクロス集計をすばやく行うことができる。

 一度得られた集計表は自由に作り直すことができるので、集計項目を入れ替えたり、新しいまとめ方を試行したり、別の項目との差や比率を導き出したりと、対話的に分析を繰り返すことができる。ピボット(pivot)とは“回転軸”を意味し、任意の項目を軸にデータを自由に回して、さまざまな視点から見るといったイメージである。

 集計・分類も多彩で、データを任意の階層に分ける、グループごとに集計する、日付や時間ごとに集計する、数値項目の任意の区間ごとに集計するといった操作が可能である。また複数のリストを統合して、1つの集計表にまとめることもできる。

 ピボットテーブルが最初の搭載されたのはExcel 5.0で、このときはウィザードから作成する仕様だったが、Excel 2000からはドラッグ&ドロップでの作成が可能となった。また、このバージョンからピボットグラフも登場した。最新版のExcel 2007ではさらに大幅な機能強化がされている。

 なお、Microsoft Access 2002以降では対話的にデータ分析とグラフ作成が行える「ピボットテーブルビュー」と「ピボットグラフビュー」を、Microsoft Visio 2007ではピボットテーブルをツリー図として表現する「ピボットダイアグラム」をサポートしている。

 
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