サーバスプロール

server sprawl / サーバ乱立


 コンピュータの低価格化や導入の簡易化などによって、企業などの組織において、サーバが安易に導入されることで無秩序に増加することを示す言葉。サーバ資源の利用率低下、IT統制の喪失などを招く。

 サーバスプロールの原因としてはダウンサイジング以後、安価なサーバマシンが供給されるようになり、企業が部門単位でシステム導入を行うようになったことが挙げられる。部分最適なシステム導入が行われると企業内に同種のアプリケーションが複数作られ、データベースが乱立するため、情報資源管理が不可能となり、ハードウェアについてもCUP稼働率などが低い状態で運用されるためにムダが横行する。似て非なるシステムが複数稼働していると、運用管理の手間やサーバ設置スペースなどの面でも非効率となる。

 サーバスプロール現象を回避する方法として、同種アプリケーションの統合化などを含むサーバ集約が挙げられる。特に仮想化は稼働率のピークが異なるアプリケーションを同一の筐体に納めることで、効果的なサーバ統合を推進する技術として注目されている。他方、適切な管理なしに仮想化を進めると“仮想マシンのスプロール現象”が発生するという新たな問題が指摘されている。

 
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