ipconfig / ifconfig

アイピーコンフィグ / アイエフコンフィグ

 IPネットワークの設定情報を表示するためのコマンド。ipconfigはWindowsのコマンド環境で実行し、ifconfigはUNIXのコマンド環境で実行する。

 ipconfigは、一部のWindowsネットワークの情報を表示したり、DHCPクライアントとして設定されていればIPアドレスの解放や更新、DNSリゾルバのキャッシュ管理などが行える。ネットワークの設定情報は、「/all」の引数を付けるか、何も付けずに実行することで取得できる。ホスト名やノードタイプ、ネットワークカード名、MACアドレスといった基本構成から、IPルーティングやDHCPが有効または無効かなどの接続状況まで、詳細に表示される。

 一方のifconfigは、ネットワークの設定状況の確認以外にも、基本的な設定にも使用できる。ネットワークの設定状況の表示は、「-a」の引数を付けて実行する。接続媒体(イーサネットなど)やMACアドレス、IPアドレス、サブネットマスクなどの基本構成はもちろんのこと、インターフェイスの起動状態やブロードキャストの使用状況、MTUサイズ、インターフェイスの統計値といった詳細まで確認できる。

 基本的な設定では、「ifconfig」コマンドの後にインターフェイス名と設定したIPアドレスやサブネットマスクなどを入力し、実行すればよい。

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