プライベートIPアドレス
プライベートアドレス / Private IP Address
プライベートIPアドレスとは、LANなどの企業内ネットワークに存在する端末が、自由に使用できるIPアドレスのこと。自ネットワーク内でのみ一意であるため、ほかのネットワークでは同じプライベートアドレスが利用されている可能性がある。
プライベートIPアドレスの範囲はRFC 1918で規定されており、通常はその範囲内で設定をする。範囲はクラスAからCに分けられており、クラスAは10.0.0.0〜10.255.255.255 (10.0.0.0/8)、クラスBは172.16.0.0〜172.31.255.255 (172.16.0.0/12)、クラスCは192.168.0.0〜192.168.255.255 (192.168.0.0/16)となる。
プライベートIPアドレスが登場した背景には、IPv4のIPアドレス枯渇問題がある。IPv4のIPアドレスは32ビットで、おおよそ43億個のIPアドレスを割り当てることができる。しかし、1980年代以降にインターネットが爆発的に成長した結果、IPアドレスを必要とする端末が急増し、43億個だけではいずれ枯渇するのではないかという議論が持ち上がった。
そこで、すべての端末がインターネットからアクセスできる必要はないという概念のもとに、LAN内のコンピュータには一定の範囲のIPアドレスをプライベートIPアドレスとして割り当てる方針が立てられた。そして、そのLANとWANを接続する機器にのみグローバルIPアドレスを割り当てる形が確立された。
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