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» 2005年10月04日 00時00分 公開

CoolなEclipseプラグイン(7):プログラミングにあると便利なプラグイン (3/3)

[岡本隆史,NTTデータ 基盤システム事業本部]
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3.Editor Enhanncementsプラグイン

 Editor Enhancementsプラグインは、Emacs風の補完機能や編集領域を矩形で編集する機能を提供します。Eclipseの補完機能は、Javaエディタなど、補完機能をサポートした特定のエディタでしか利用できませんが、Editor Enhancementsプラグインを利用すれば、補完機能がないエディタでも、ファイル中の文字列をもとに補完を利用できるようになり非常に便利です。

■特長

・補完機能
 Emacsの補完機能と同様にファイル中にマッチするキーワードで補完できます。Eclipesの補完機能は、Javaクラス名や変数名など、特定の意味を持ったキーワードでしか補完できませんが、Editor Enhancementsは、ファイル中にマッチする任意のキーワードで補完可能なため、通常のテキスト編集やEclipseでサポートされていないプログラミング言語の編集で有用です。

・矩形編集機能
 Emacsの矩形編集機能と同様に、指定した矩形領域のコピー、削除、貼り付けを行うことができます。

・行編集機能
 Emacsの行編集機能と同様に、行のコピー、削除、貼り付けを行うことができます。

■入手方法

 SourceForgeのサイトからダウンロードします。

 Eclipse 3.1をご利用の方は、editorEnhancementds_3.1.0.zipを、Eclipse 3.0.xをご利用の方はeditorEnhancementds_3.0.1.zipをダウンロードしてインストールします。

■使い方

 エディタ編集中にEclipseのメニューの[編集]→[Enhancements]で次のメニューが表示されるので選択します。

メニュー 機能 ショートカットキー
Compelete 補完 Alt + /
Rectangler Cut 矩形削除 Alt + X
Rectanbler Paste 矩形貼付 Alt + V
Delete Line 行削除 Alt + K
Insert Line 行挿入 Alt + I
Copy Line 行コピー  
Rectanbler Delete 矩形削除  

 補完機能は、ファイル内のマッチする文字で補完することができます。例えば、次のような内容のファイルがあるとします。

my $path_info = $cgi->path_info();
my $path_count = 0;
if(length($path_info) > 0){
# PATH_INFOの最後が/だったら/なしのURLに転送する
if($path_info =~ m|/$|) {
$path_info =~ s|/$||;
$wiki->redirectURL($cgi->url().$path_info);
}
$p■(カーソルの位置)

 ここで、Alt+/を入力とカーソルの位置の直前の文字列(ここでは$p)が本文中にマッチする文字列を順番に表示します。例えば、上記の例では、1回目の入力では最初にマッチする

$path_info

が表示され、2回の入力では次にマッチする

$path_count

が表示されます。もう一度入力すると、今度はマッチする文字列がないため$pと最初の文字列に戻ります。

 次に矩形削除機能を利用してみます。図1のように文書中の領域を選択します。

図1 図は左側の矩形を選択したところ。カーソルで選択を開始した始点から終点までを対角線とする矩形が選択されるが、画面上ではカーソルを移動した行全体が反転表示される点に注意する 図1 図は左側の矩形を選択したところ。カーソルで選択を開始した始点から終点までを対角線とする矩形が選択されるが、画面上ではカーソルを移動した行全体が反転表示される点に注意する

 ここで、[Atl]+[X]を押すと、選択した領域が矩形で切り取られ、図2のようになります。

図2 削除結果 図2 削除結果

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