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» 2006年11月21日 00時00分 UPDATE

5分でネットがわかるシリーズ(6):一足早く「Plagger」の便利さを実感してみよう (4/5)

[江原顕雄,@IT]

4. PerlをインストールしてPlaggerを動かしてみよう!

●どんな環境で動くの?

 「私もPlaggerを使っていろいろと情報を収集・加工してみたい!」という人もいるでしょう。現在のバージョンのPlaggerは、なかなかインストールが難しいのですが、簡単にWindowsを例に導入方法を紹介してみましょう。

 まずPlaggerを動かすプラットフォームですが、Perlが動く環境であればWindows、Mac、LinuxのどのOSでもOKです。ただWindowsはデフォルトでPerlが動く環境ではないので、ActivePerlをインストールして、Perlが動く状態を構築してあげなければなりません。

画面4-1 ActivePerlのインストールは、指示に従っていくだけ 画面4-1 ActivePerlのインストールは、指示に従っていくだけ(画面をクリックすると拡大表示します)

●Plaggerをインストール

 ActivePerlをインストールするとPPM(Perl Package Module)が利用できます。PPMはPerlの各種モジュールをインストール・アンインストールできる機能です。これを使ってコマンドラインから、

ppm> install Plagger

とタイプすればPlaggerはインストールされます。Plaggerのインストール後は同じくPPMを利用してモジュールを追加でインストールします。

●設定ファイルを設定する

 Plaggerの環境が構築できたら、次に設定ファイルを記述します。この設定ファイルに「mixiの日記をGmailに転送してほしい」とか「はてなのブックマークをDeliciousに移動したい」と指定するのです。

 設定ファイルは「config.yaml」※1という名前のテキストファイルです。以下、Webサイトの更新をチェックしてくれるサービス「Bloglines」の更新データをGmailに転送するための設定ファイルです。

※1.yamlとは、軽量マークアップ言語。データ形式の一種

global:
  plugin_path:
        - C:\Perl\site\lib\Plagger\Plugin
       assets_path: C:\Perl\site\lib\Plagger\assets
       timezone: Asia/Tokyo
       cache:
        base: c:\
       log:
        level: info
Plaggerの設定ファイル
plugins:
  - module: Subscription::Bloglines←読み込みモジュールの指定。この場合はBloglinesのデータを読み込むためのプラグインを設定している        config:
         username: atmarkhogehoge@gmail.com←Bloglinesのユーザー名を入力
         password: hogehoge←Bloglinesのパスワードを入力         mark_read: 0←Bloglines上で「0」だと未読データは未読のまま、「1」だと未読を更新済みにする
         fetch_meta: 1
 
      - module: Widget::BloglinesSubscription
 
      - module: Publish::Gmail←Gmailへの送信モジュールの指定
            config:
             mailto:atmarkhogehoge@gmail.com←Gmailへのあて先
             mailfrom: atmarkhogehoge@gmail.com←送信元の設定
             mailroute:
              via: smtp_tls
              host: smtp.gmail.com:587
              username: atmarkhogehoge@gmail.com←GmailのIDを設定
              password: hogehoge←Gmailのパスワードを設定    ←「config.yaml」の最後の行は必ず改行を入れておく(この改行が抜けていると、エラーになって動かないことが多い)
Plaggerのプラグインの設定

 以上のように設定ファイルを記述し、コマンドプロンプトから、

C:\ plagger

とタイプすれば、Plaggerが起動し、Bloglinesからデータを抜き出してGmailに送信をしてくれるのです。

図4-2:Plaggerの実行画面 図4-2:Plaggerの実行画面(画面をクリックすると拡大表示します)

 Plaggerを実行をしてGmailを開いてみると、このような画面になります。

図4-2 BloglinesからGmailへ結果画面≫このようにBloglinesからGmailにデータが送られる 図4-2 BloglinesからGmailへ結果画面
このようにBloglinesからGmailにデータが送られる(画面をクリックすると拡大表示します)

 Plaggerのインストールについては、実際にはもうちょっと難しく設定も複雑です。実際に自分でチャンレジをしてみたい人は、Windowsで簡単にPlaggerをインストールする方法(しげふみメモ)というページに詳しく書かれているので、そちらを参考にしてください。

 Plaggerの機能や特徴、インストールまで解説してみましたが、次のページではPlaggerの問題点や今後について触れてみます。

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