日立が仮想化を活用したPaaSサービスを提供開始日立ソフトのSecureOnlineを再販

» 2008年11月25日 00時00分 公開
[三木泉,@IT]

 日立製作所は11月25日、日立ソフトウェアエンジニアリング(日立ソフト)の「SecureOnline(セキュアオンライン)統制IT基盤提供サービス」を同社のサービスメニューとして、11月28日に販売開始すると発表した。

 SecureOnline統制IT基盤提供サービスはサーバ仮想化プラットフォーム上でOS(Windows Server 2003、Red Hat Linux Enterprise Server 4)およびアプリケーション(Cosminexus、Oracle Database、SQL Server、DB2、WebLogic、WebSphereなど)を稼働、顧客はソフトウェアライセンスを含め、この環境を月額料金でサービスとして利用できるというもの。開発環境としての利用に焦点を当てており、2007年1月の提供開始以来、すでに100社以上が利用しているという。

 セキュリティ環境のカスタマイズは同サービスの特徴の1つ。開発協力会社とのプロジェクトなどで、双方がVPNを介して同一の仮想サーバにアクセスしながらも、他方のネットワークには侵入できないような構成が可能。

 今後、日立と日立ソフトは、サーバ仮想化技術「Virtage」やストレージ仮想化機能などの日立製品を適用し、実運用システムの稼働環境に向けてもPaaS事業を拡大していくという。

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