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» 2008年12月02日 00時00分 公開

ドクトル・ピノコのプチ元気の薬(3):睡眠と心の病気の深い関係――うたた寝を活用しよう (2/2)

[ドクトル・ピノコ,@IT]
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うたた寝で身を守れ!

 それはさておき、うたた寝にもコツがあります。人間の睡眠には「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」という2つの種類があり、睡眠に入るとまずは「ノンレム睡眠」、つまり脳を休ませる深い眠りに入ります。そして入眠から約90分後に「レム睡眠」、つまり浅い眠りになります。夢を見るのもこの時です。

 うたた寝からスッキリ目覚めるためには、深い睡眠に入ってしまう前の「ノンレム睡眠」初期に目覚めることが大切です。また、就寝の4時間前からのうたた寝は、夜の睡眠に影響をきたしてしまうので良くありません。上手なうたた寝法として、午後の1〜4時くらいの間に15〜20分程度寝るのがお勧めです。そうすることで覚醒への移行がスムーズに行われ、頭はスッキリ、仕事の能率もアップというわけです。昼食後に15分睡眠を取ることで、勉強や仕事の能率が上がったというデータが出ている研究もあるんです。しかし30分以上眠ってしまうと目覚めが悪く、起きた後の活動が鈍くなってしまうので逆効果です。

 さっそく、仕事の効率アップのため今日から食後のうたた寝を実践してみましょう。とはいっても、職場でそう簡単に睡眠を取れるような環境じゃない人も多いだろうなあ……。でも、健康あっての仕事なので、仕事の状況や自分の体と上手に相談しながら、うまくやってほしいと思います。私も目覚まし時計の数減らして、起きられるようにしたいもんだ。

今回のポイント

  • 熟睡感が得られないことが続くなら、病気が潜んでいることも
  • 仕事の疲れにはうたた寝が効果的!
  • 午後の1〜4時くらいの間に15〜20分程度のうたた寝がベスト。これで午後の仕事は能率アップ!

著者プロフィール

ドクトル・ピノコ

女医。医大生時代には体育会に属しつつ、某社キャンペーンガールや大手塾講師など数々のバイトもこなし、現在、酒と体力だけには自信アリの超体育会系の外科医として某病院にて働く。趣味は、酒、男、足裏リフレクソロジー。現在、「週刊ビジスタニュース」に月イチでコラムを連載中。ぼちぼち書き仕事も募集してます。


この記事は、ITmedia Biz.IDに掲載された連載「ドクトル・ピノコのプチ元気の薬」を再編集して掲載しているものです



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