特集
» 2008年12月11日 00時00分 UPDATE

クライアント運用管理:Windows XP簡単ディスク・ダイエット術 11のポイント (1/6)

Windows XPの不要なファイルを削除してスリム化を実現。簡単な11種類の手法を紹介する。ディスク容量に制限のあるミニノートPCユーザー必読。

[井上孝司,著]
[運用]
Windows Server Insider

 

「[運用]」のインデックス

連載目次

Windows XPのダイエットが求められる背景

 最近、「ネットブック」と呼ばれる安価で小型・軽量のノートPCが人気を集めている。こうした製品では、低価格な一方で、機能や性能が制限されていることが多い。例えば、プロセッサが性能に制限のあるネットブック向けのAtomであったり、ハードディスクの代わりに4Gbytesや8Gbytes程度のSSD(Solid State Drive)が採用されていたりする。プロセッサ性能については、Windows XPを利用する分には特に問題はないと思われるが、ストレージ容量の不足は問題になりやすい。そもそもWindows XPをセットアップしただけで2Gbytes以上の容量を必要とすることを考えると、その後のセキュリティ修正プログラムの適用、アプリケーション・ソフトウェアのセットアップ、ユーザーが作成したデータの保存、といった作業に利用できる容量は、極めて限られたものになる。

 そこまで極端でなくても、何年か前のノートPCでは20G〜40Gbytes程度のハードディスクしか装備していない場合が多いので、こうした製品を使い続ける際にも、やはりディスク容量の不足が問題になる。

 そこで、ストレージの容量が少ないネットブックや古いノートPCの利用を前提として、Windows XPによるディスク消費を利用に支障がない範囲で可能な限り削減する方策について取り上げる。その際の考え方として、2種類のアプローチを試みる。1つは、初期状態でディスク消費を減らして、空き容量を増やす施策を講じること。もう1つは、導入後に運用を続けていく過程で発生するディスク消費の増大を抑制することだ。それぞれの分野について5種類ずつ、具体的な手法について取り上げよう。

 今回は、ネットブックで採用が多いWindows XP Home Edition Service Pack 3においてシステム容量の削減を試みる。Windows XP Home Edition SP3を標準セットアップした時点で、2.1Gbytesほどのディスク容量が消費される。さらに自動更新機能によってセキュリティ修正プログラムを導入した時点で、2.4Gbytesに増加する。その状態で、本稿で取り上げた対策(ただし、ドライバ・ファイルの削除を除く)を実行した結果、ディスク消費量は2.17Gbytesとなる。つまり、空き容量が200Mbytes以上増えた計算になる。

 ただし、ここで取り上げる対策の中にはメイン・メモリ搭載量によって結果が変動するものも含まれているため、一概に「○○Mbytesの空き容量が増える」と断言することはできない。また、休止状態のようにコンピュータの出荷時設定によって有効/無効が異なる可能性がある機能もあるため、こうした要素にも影響される点に留意されたい。

       1|2|3|4|5|6 次のページへ

Copyright© 1999-2017 Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.

@IT Special

- PR -

TechTargetジャパン

この記事に関連するホワイトペーパー

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。