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» 2009年01月23日 05時00分 UPDATE

Tech TIPS:HotmailをPOP3/SMTPでアクセスする

Windows Live IDの取得などのために、フリー・メールのHotmailサービスを利用することある。Hotmailは本来Webブラウザ経由で利用するメールであるが、現在ではPOP3/SMTPプロトコルでも利用できるようになっている。メール・クライアントから利用する場合は、通信設定でSSLやユーザー認証を有効にする。

[打越浩幸,デジタルアドバンテージ]
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対象サービス:Hotmail



解説

 MSN(マイクロソフト・ネットワーク)で提供されているHotmailサービス(Windows Live Hotmail)は無料で利用できるメール・サービスであり、簡単なサインアップ作業だけで利用できる。

 HotmailはWebメールの一種であり、通常はWebブラウザ経由で利用する(アカウントの種類によっては、Outlook Expressの持つWebDAVアクセス機能を使ってもアクセスできる)。一般的なメール・サーバは、POP3やSMTPといったプロトコルでアクセスすることが多いが、これまでHotmailでは利用できなかった。

 だが2009年1月中旬、HotmailのサーバでもPOP3やSMTPといった、一般的なプロトコルがサポートされ、利用できるようになった(次のサイト参照)。本TIPSではこの方法についてまとめておく。

操作方法

●Hotmailサーバへの接続仕様

 HotmailサーバへPOP3やSMTPプロトコルで接続する場合は、SSL接続が必要となる。具体的には次のようなサーバ情報を、メール・クライアントのアカウント情報欄へ入力していただきたい。

項目 内容
対象Hotmailアカウント・ドメイン @hotmail.comもしくは@hotmail.co.jpなど
POP3サーバ pop3.live.com(ポート995番)
POP SSL 必要
ユーザー名 〜@hotmail.com〜もしくは〜@hotmail.co.jp
パスワード <Hotmailのパスワード>
SMTPサーバ smtp.live.com(ポート25番)
SMTP認証 必要
TLS/SSL 必要
Hotmailサーバへの接続仕様
Hotmailで取得できるメールのドメインにはいくつか種類があるが、POP3/SMTPサーバは同じものを利用する。SSL暗号化やSMTP認証などを有効にする必要がある。

 日本国内から取得できるHotmailアカウントの電子メール・アドレスは、現在では「〜@hotmail.co.jp」というドメインが割り当てられているが、当初は「〜@hotmail.com」というドメインも割り当てられていた。これ以外にも、各国別に異なるドメインのHotmailアカウントが存在するが、いずれのアカウントであっても、上記のように、同じPOP3/SMTPメール・サーバを指定すればよい。

●Outlook Expressでのアカウント設定例

 HotmailをPOP3/SMTP対応のメール・クライアントで利用するには、上の表の情報をそのまま入力すればよいのだが、SSLや認証関連でいくらか注意が必要である。メール・クライアントにおける認証や暗号化については以下のTIPS記事などを参照していただきたい。

 以下では、Windows XPのOutlook Expressにおける、Hotmail用アカウントの設定画面の例を示しておく。これ以外のメール・クライアントについては、これを参考に同様に設定するか、上記のTIPSを参照していただきたい。

 Hotmailに接続するためには、まずHotmail用のメール・アカウント情報を追加作成する。Outlook Expressの[ツール]−[アカウント]で[インターネット アカウント]のダイアログを表示させ、右側にあるボタンで[追加]−[メール]を選択する。するとアカウント作成用のウィザードが表示されるので、「名前(表示名)」「インターネット電子メール アドレス」「受信メール サーバ」「送信メール サーバ」「アカウント名」「パスワード」を順次指定して、まずHotmail用のアカウントを作成する。

 次に、いま作成したアカウントの[プロパティ]画面を表示させ、以下のように各タブの設定を変更、確認する。

[全般]タブの設定 [全般]タブの設定
この画面では、ユーザー名やメール・アドレスを設定する。
  (1)メールのアドレスの表示名。
  (2)Hotmailのメール・アドレス。「〜@hotmail.co.jp」や「〜@hotmail.com」などを指定する。

[サーバー]タブの設定 [サーバー]タブの設定
この画面では、接続するメール・サーバと認証の設定を行う。
  (1)メール・アクセス・プロトコルがPOP3になっていることを確認する。ウィザードの画面の受信サーバの種類で「HTTP」を選んではいけない。必ず「POP3」を選んでおくこと。
  (2)受信メール・サーバは「pop3.live.com」。
  (3)送信メール・サーバは「smtp.live.com」。
  (4)取得したHotmailのアドレスを指定する。
  (5)パスワードを指定する。
  (6)これをオンにして、認証を有効にする。
  (7)この[設定]ダイアログの内容は、デフォルトのまま(「受信メール サーバーと同じ設定を使用する」が選択された状態)でよい。

[詳細設定]タブの設定 [詳細設定]タブの設定
この画面では、セキュリティの設定を行う。
  (1)これはデフォルトのまま(25)でよい。
  (2)これをオンにする。
  (3)「995」になっていることを確認する。次の(4)をオンにすると、この数値は自動的に「995」になるはずである。
  (4)これをオンにする。

 以上で設定は完了しているはずである。Outlook Expressからメールを送受信したり、Webブラウザ経由でも送受信したりして、相互にメールが読み書きできるか、外部のドメインと送受信できるかなどを確認する。

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