ワークスAP、2010年新卒採用数を前年比150%の300人に「学生に雇用の機会を創出したい」

» 2009年02月04日 00時00分 公開
[荒井亜子,@IT]

 ERPパッケージシステムを提供するワークスアプリケーションズは2月3日、2010年春入社予定の新卒採用数を前年比150%にする方針を発表した。

 同社は2002年から、学生の問題解決能力を育てるインターンシッププログラム「問題解決能力発掘インターンシップ」を開催し、優秀な人材の獲得を目指していたが、2010年採用では特別に、短期間で採用を決める「特別選考枠〜ワークスアプリケーションズ トライアウト〜」を実施し、インターンシップ選考と併せて300人の採用を掲げている。

 昨秋からの不況による企業側の内定取り消しや新卒採用人数の縮小で、就職が困難な状況の学生に、雇用の機会を創出する。

 インターンシップ選考は、東京、大阪、福岡の3都市のみの開催に対し、特別選考は、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の全国5都市で開催。19日間を要するインターンシップ選考に比べ、拘束期間が短くなるメリットもある。選考フローは、セミナーでの筆記試験、与えられた課題に対するプレゼンテーション形式での複数回の面接、同社CEO 牧野正幸氏によるセッションと職種体験を経て、内定に至る。給与は年俸制で500〜600万円。

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