連載
» 2010年09月09日 20時13分 UPDATE

仕事を楽しめ! エンジニアの不死身力(1):環境のせいにしない。できることから始める (1/2)

あなたはエンジニアの仕事を楽しんでいますか? この連載では、仕事を「つらいもの」から「楽しいもの」に変えるためのヒントを考えていきます。

[テイクウェーブ 竹内義晴,@IT]

 先日、知人に頼まれて、久しぶりにプログラムを書きました。一度作りだしたら楽しくて止まらなくなり、数日間、夜中まで夢中になりました。何もないところから形にするエンジニアの仕事って、本当に楽しいですね。

 久しぶりにプログラミングにはまってみて、「エンジニアの皆さんには、もっと自分らしく働いてほしいな」「エンジニアという仕事に誇りを持ち、エンジニアであり続けてほしいな」と思いました。

 こんにちは。竹内義晴です。このたび、@IT自分戦略研究所で連載させていただくことになりました。

 筆者は、前職では情報システムの開発をしていましたが、いまはエンジニアの第一線からは離れ、心理学やコーチングの技術をベースに、コミュニケーションや組織づくりの企業研修、心理学のトレーニングなどを行っています。

 この連載では、IT業界で働くエンジニアの皆さんが「より自分らしいエンジニア」になるために、日々のプロジェクトや仕事の中で抱えそうな悩みや課題に対し、どのように考え、どのように解決したらいいのかを、仕事に役立つヒントとして共有していきたいと考えています。

 どうぞよろしくお願いいたします。

エンジニアの皆さんへの思い――連載を始めるに当たって

 エンジニアの皆さんの中には、

 「生涯、エンジニアとして働きたい」

と思っている人が多いでしょう。新しい技術やスキルを身に付けることに喜びを感じている方もいらっしゃると思います。さまざまな仕事がある中で、ITエンジニアの皆さんほど、仕事にこだわりを持ち、スキルを磨こうとされる方はいないのではないか、と筆者は考えています。

 しかし、現実はどうでしょうか。中には、次のような状態の人もいるのではないか、と思います。

  • 仕事がなかなか評価されず、やる気を失っている
  • 厳しい納期やプレッシャーで、心身ともに疲れている
  • 「このままエンジニアとして働き続けられるのだろうか」と悩んでいる

 その結果、「エンジニアって、何なのだろう」「何のために働いているのだろう」「このまま働いていていいのかな」と、不安感や危機感を抱き始めてはいませんか。閉塞感が漂い、先行きが見えない社会情勢が、不安感に拍車をかけているかもしれません。

 そんなときは、「上司が評価してくれない」「会社が全然分かってくれない」「早く景気が良くなってほしい」と、つい愚痴りたくもなります。その気持ち、よく分かります。しかし残念なことに、どれだけ上司や会社に文句をいっても、社会に変わってほしいと願っても、なかなか変わってくれないのは、読者の皆さんもご存じでしょう。

自分で考え、行動する

 @IT自分戦略研究所の「自分戦略のメソッド」というページには、次のように書かれています。

 @IT自分戦略研究所が掲げる「自分戦略」とは何か。簡単にいえば、会社環境などの外的要因に振り回されず、自分自身のスキルやキャリアを考え、行動することだ。

 問題の解決策を、上司や会社や社会に求めてしまいたくなる気持ちは分かります。ですが、自分の外側に解決策を求めても、なかなか答えは出ませんし、周囲に振り回されてしまいがちです。

 「エンジニアとして自分らしく働く」――そのためには、この「自分戦略のメソッド」に書かれている内容を実践することに尽きます。先が見えない不透明な時代、すぐに答えは出ないかもしれません。しかし、実践を通じて得られるものは、ライフハックのような短期的なノウハウではなく、中・長期的な「自分戦略」であると確信しています。

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