Maker達のお祭りがやってきた! Maker Faire Tokyo 2012UXClip(14)(5/6 ページ)

» 2012年12月17日 17時25分 公開
[高須 正和ウルトラテクノロジスト集団チームラボ]

Maker Faireはお祭りだ!

 Maker Faireは、200組を超える出展者、1万人近い観客を集める大イベントになり、「お祭りっぽさ」も増えてきている。

 Makeを楽しみにしていて、Makeのために作品を作る人たちも出てきている。あくまで制作物を媒介に、こういうお祭りができるのは素晴らしい。

怪奇!USB人間

 The Japan Timesでも取り上げられるなど、今回大スターの1つとなった森翔太さん+@iimioさんのUSB人間。人間の頭にUSBコネクタが付いていて、PCにつなぐとマスストレージクラスでマウントする。中にはプロフィールや自作ポエムなど、頭の中を模したデータが置いてあるというアート作品だ。

USB人間

 オールドマッキントッシュを語るときに欠かせない、イタチョコシステムズ ラショウさんの展示。電力で功徳がたまっていく「USBマニ車」など、独特のセンスの作品を展示していた。

独特の雰囲気を醸し出すラショウブース

 もちろん、会場の至るところで、ニコニコ技術部も大々的に参加。

髭伯爵(ニコニコ技術部)の出展していた、実際に稼働する抵抗縫いぐるみ。

お祭りとしての出展 広がるMake部

 同僚や友人を誘ってMake愛好会、Make部として出展する動きも増えてきた。

 社畜になった乙女工作部では、頭を下げるだけで謝罪音声が流れるKinect謝罪や、曲げセンサを用いた謝罪パンツ、もらったらすぐに名刺をシュレッダーできる名刺入れなどを出展。

社畜になった乙女工作部

 AR技術、Wi-Fiを用いた位置特定システムのPlaceEngineなどの技術を持つクウジットも、クウジットMake部としてMakeに参加。明治大学アブノーマルプログラミングでも人気だった、柔らかいキーボードを用いたスリープトラッカー等を展示

クウジットMake部のスリープトラッカー

 ニコ生放送企画局(NKH)ではNKH放送技研公開として作品を展示。さらに、「デカイカメラ」として、放送用の設備を備えた上にカメラマンが目立つようにLEDを装備したカメラで会場内を撮影。

デカイカメラが登場

思わず仮装してきてしまう

 これは一般来場者が、「ついつい持ってきてしまった」という、「ターミネーターのように見えるサングラス」。右目の部分に赤色のLEDが仕込んである。

「ぜひこれを付けて溶鉱炉に入りましょう(笑)」とのこと。
ユニバのブース前でこんな1コマも。光るネコミミを付けた出展者と、脳波ネコミミ+肩にマシンガンの出展者。

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