NHN Japanが独自開発、「LINE アンチウィルス」定義ファイル用いて不正プログラムを検査

NHN Japanは1月9日、無料通話アプリ「LINE」の連携サービスとして、Android端末向けのセキュリティ対策アプリ「LINE アンチウィルス」を公開した。

» 2013年01月10日 18時28分 公開
[@IT]

 NHN Japanは1月9日、無料通話アプリ「LINE」の連携サービスとして、Android端末向けのセキュリティ対策アプリ「LINE アンチウィルス」を公開した。Android OS 2.2以上で動作し、Google Playから無料で入手できる。

 LINE アンチウィルスは、他社製セキュリティソフトのOEMではなく、NHN Japanが独自に開発したセキュリティソフトだ。いわゆる「定義ファイル」を参照しながら端末にインストールされたアプリをスキャンし、不正なプログラムの有無を確認する。同社によると、定義ファイルは1日に1回以上のペースで更新するという。

 また、「リアルタイム監視機能」により、不正プログラムに加え、連絡先情報や位置情報、通話履歴といった個人情報にアクセスするアプリがあれば、ウィジェットと通知バーで警告。危険なアプリと判断した場合は削除することも可能という。

 同社では、難しい操作の必要がなく、ボタンをタッチするだけでセキュリティ状況を確認できることが特徴だとしている。なお、データバックアップや盗難/紛失対策、MDMに類する機能は搭載していないが、今後、継続的なアップデートを通じて機能を拡充していく予定という。

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