ソーシャルゲーム特有の脆弱性を検査、MBSDとリンクトブレインゲームロジック自体も診断

リンクトブレインと三井物産セキュアディレクション(MBSD)は2月5日、ソーシャルゲームに特化したセキュリティ診断サービス「LB Check!」を提供する。

» 2013年02月07日 20時23分 公開
[@IT]

 リンクトブレインと三井物産セキュアディレクション(MBSD)は2月5日、ソーシャルゲームに特化したセキュリティ診断サービス「LB Check!」を提供することを発表した。ソーシャルゲーム開発者やSNSプラットフォーム事業者を対象に、ブラウザやAndroid/iOS上で動作するアプリのセキュリティ上の欠陥を診断するサービスで、不正利用による被害拡大防止を図る。

 MBSDはこれまで10年以上にわたって、PC向けWebアプリケーションの脆弱性を検査するサービスを提供してきた。新サービスのLB Check!は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)上で提供されるゲームアプリケーションが対象だ。通常のWebアプリケーションが抱える脆弱性に加え、他ユーザーへの迷惑行為やゲームバランス崩壊につながる不正利用といった、ソーシャルゲーム固有のセキュリティ上の欠陥を検出する。

 診断に際しては、アプリケーションファイルを預かってゲームロジックを分析し、それに基づいてそれぞれに診断項目を作成し、チェックを行う。診断報告書作成後も、1カ月の間サポートを提供する。

 2013年6月末までの間、キャンペーン価格として、カードバトルゲーム(ブラウザタイプ)の診断を50万円で実施する(先着10社)。両社では初年度30タイトル、5000万円の売り上げを目指す。

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