Linuxのブートをセキュアにする「UEFI Secure Boot System」

Secure Boot対応のシステムでLinuxを動作させるためのソフトウェアがリリースされた。USBブート用のイメージも併せて配布している。

» 2013年02月12日 18時09分 公開
[鈴木聖子,@IT]

 Linux Foundationのジェームズ・ボトムリー氏は2月8日、「Linux Foundation UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)Secure Boot System」のリリースを発表した。

 UEFI Secure Boot Systemは、Secure Boot対応のシステムでLinuxを動作させるためのソフトウェア。Linux FoundationがMicrosoftから鍵を入手してプリブートローダーに署名し、Linuxをブートできるようにした。UEFIマルウェアに利用されないための仕組みも実装している。Microsoftから2月6日に提供を受け、ボトムリー氏の検証を経てリリースした。

 同システムは、「PreLoader.efi」と「HashTool.efi」の2種類のEFIファイルで構成される。ボトムリー氏はさらに、ブータブルなミニUSBイメージもリリースしている。

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