連載
» 2013年05月13日 14時24分 UPDATE

Windows TIPS:Windows 7/8でISO/IMGファイルをCD/DVD-Rに書き込む

ISO/IMGファイルで配布されたOSやアプリケーションを利用するには、仮想CD-ROMドライブにマウントするか、CD/DVD-Rメディアなどに書き込む必要がある。Windows 7やWindows 8ではライティング・ソフトウェアを追加することなく、標準でISO/IMGファイルを直接CD/DVD-Rメディアなどに書き込める。

[小林章彦、島田広道,デジタルアドバンテージ]
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連載目次

対象OS:Windows 7/Windows Server 2008 R2/Windows 8/Windows Server 2012


解説

 OSやアプリケーションの配布メディアは、以前ならCD/DVD-ROMが主流だった(数年前からUSBメモリが加わったが)。しかし最近ではダウンロード販売などの普及により、CD/DVD-ROMのイメージ・ファイル(拡張子は.ISOや.IMGなど)をそのまま配布することが一般化している。例えばマイクロソフトは、TechNetやMSDN、評価版OSなどのユーザー向けの配布をイメージ・ファイルとしてもダウンロードできるようにしているし、オンライン販売サイトではイメージ・ファイルでのOS販売も行っている。

 アプリケーションの場合は、イメージ・ファイルを仮想CD/DVDドライブにマウントすれば、CD/DVD-Rなどに書き込まなくても、インストールなどの作業が行える(特にWindows 8/Windows Server 2012の場合、OS標準の機能でイメージ・ファイルをマウントできる)。しかしOSとなると、CD/DVDからの起動が必要となるため、通常は仮想CD/DVDドライブを利用できない。Windows 7/Windows 8などのOSイメージは、USBメモリに書き込んで、そこからブートさせることも可能だが、すべてのOSが対応しているわけではない。

 そのような場合、ISO/IMGファイルを物理的なCD/DVD-Rメディアに書き込めばよい。以前のWindows OSでは、CD/DVD-Rライタ・ソフトウェアを利用する必要があったが、Windows 7/Windows Server 2008 R2/Windows 8/Windows Server 2012ではOS自体がISOイメージ・ファイルの書き込み機能をサポートしている。本稿ではこの機能について解説する。

操作方法

 Windows 7以降のWindows OSの場合、ISOイメージ・ファイルの書き込みは標準機能なので、事前に特別な設定などは不要だ。エクスプローラを開き、CD/DVD-Rに書き込みたいISO/IMGイメージ・ファイルを右クリックし、メニューの先頭あるいは2番目にある[ディスク イメージの書き込み]を選択する。ただしラインティング・ソフトウェアがインストールされていると、この選択肢が表示されないことがある。その場合は同じメニューにある[プログラムから開く]を選んで表示されるダイアログで、[Windows ディスク イメージ書き込みツール]を選択する。

ISO/IMGイメージ・ファイルの右クリック・メニュー ISO/IMGイメージ・ファイルの右クリック・メニュー
エクスプローラやデスクトップでISO/IMGイメージ・ファイルを右クリックすると、CD/DVD-Rなどへ書き込むためのメニューが表示される。
  (1)Windows 7なら先頭、Windows 8なら2番目に[ディスク イメージの書き込み]が表示されるはずだ。これを選択する。
  (2)ラインティング・ソフトウェアがインストールされている環境では(1)が表示されないことがある。その場合は、これをクリックして表示されるダイアログで[Windows ディスク イメージ書き込みツール]を選択する。

 [Windows ディスク イメージ書き込みツール]というダイアログが表示されたら、書き込み用ドライブを選択(CD/DVD-Rドライブが複数接続されている場合は、プルダウン・メニューで利用するドライブが選択できる)し、[書き込み]ボタンをクリックすればよい。書き込み後に正常に書き込まれているか確認したい場合は、[書き込み後のディスクの確認]をチェックしておけばよい。ただし、このチェックを入れると、書き込んだ内容のチェックが行われる分、完了までの時間が延びるので注意が必要だ。そのほか、書き込み速度などは自動的に設定されるため、細かいオプション設定などは行えない。

[Windows ディスク イメージ書き込みツール]ダイアログの画面 [Windows ディスク イメージ書き込みツール]ダイアログの画面
このダイアログが現れたら書き込み用ドライブを選択し、[書き込み]ボタンをクリックすればよい。進行状況は、[状態]のプログレス・バーで確認できる。
  (1)書き込みに利用するCD/DVD-Rドライブを選択する。複数のドライブが接続されている場合は、プルダウン・メニューで利用するものを選ぶ。もし、ここにドライブ名がまったく表示されない場合は、権限が不足している可能性があるので、ローカルのAdministratorアカウントでログオンし直してから再度同じ手順で書き込んでみる。
  (2)書き込みを実行するには、[書き込み]ボタンをクリックする。
  (2)書き込み後にディスクのチェックを行うには、ここにチェックを入れておく。

 また、すでに書き込み済みのCD-RWやDVD-RWなどのメディアがドライブに挿入されていた場合は、まず内容を消去するかどうかを問い合わせるダイアログが表示される。ここで[はい]ボタンをクリックすると書き込み済みの内容が消去され、指定したイメージ・ファイルの内容が書き込まれる。

[ディスクの消去]ダイアログの画面 [ディスクの消去]ダイアログの画面
すでに書き込み済みのCD-RWやDVD-RWなどのメディアがドライブに挿入されていた場合、[書き込み]ボタンをクリックした後に、この警告ダイアログが表示される。内容を消去して書き込みを行う場合は、[はい]ボタンをクリックする。

■更新履歴

【2013/05/13】Windows 8/Windows Server 2012に関する記述と、ライティング・ソフトウェアがインストールされている場合や書き込み用ドライブが選択できない場合の対処方法を追記しました。

【2010/01/22】初版公開(対象はWindows 7/Windows Server 2008 R2)。


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