連載
» 2015年12月18日 05時00分 UPDATE

Tech TIPS:Windows 7/8.1/10でISO/IMGファイルをCD/DVD-Rに書き込む

ISO/IMGファイルで配布されたOSやアプリケーションを利用するには、仮想CD-ROMドライブにマウントするか、CD/DVD-Rメディアなどに書き込む必要がある。Windows 7以降のWindows OSではライティングソフトウエアを追加することなく、標準でISO/IMGファイルを直接CD/DVD-Rメディアなどに書き込める。

[小林章彦, 島田広道,デジタルアドバンテージ]
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Windows Server Insider


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連載目次

対象OS:Windows 7/Windows 8/Windows 8.1/Windows 10/Windows Server 2008 R2/Windows Server 2012/Windows Server 2012 R2



解説

 OSやアプリケーションの配布メディアは、以前ならばCD/DVD-ROMが、最近ではUSBメモリが主流となってきている。しかし最近ではダウンロード販売などの普及により、CD/DVD-ROMのイメージファイル(拡張子は.ISOや.IMGなど)をそのまま配布することが一般化している。例えばマイクロソフトは、TechNetやMSDN、評価版OSなどのユーザー向けの配布をイメージファイルとしてもダウンロードできるようにしているし、オンライン販売サイトではイメージファイルでのOS販売も行っている。

 アプリケーションの場合は、イメージファイルを仮想CD/DVDドライブにマウントすれば、CD/DVD-Rなどに書き込まなくても、インストールなどの作業が行える(特にWindows 8以降のWindows OSの場合、OS標準の機能でイメージファイルをマウントできる)。しかしOSをクリーンインストールしようと思うと、CD/DVDからの起動が必要となるため、通常は仮想CD/DVDドライブを利用できない。Windows 7以降のOSイメージは、USBメモリに書き込んで、そこからブートさせることも可能だが、全てのOSが対応しているわけではない。

 そこで、ISO/IMGファイルを物理的なCD/DVD-Rメディアに書き込む必要が出てくる。以前のWindows OSでは、CD/DVD-Rのライティングソフトウエアを利用する必要があったが、Windows 7以降のWindows OSではOS自体がISO/IMGイメージファイルの書き込み機能をサポートしている。本稿ではこの機能について解説する。

操作方法

 Windows 7以降のWindows OSの場合、ISO/IMGイメージファイルの書き込みは標準機能なので、事前に特別な設定などは不要だ。エクスプローラーやデスクトップで、CD/DVD-Rに書き込みたいISO/IMGイメージファイルを右クリックし、メニューの先頭あるいは2番目にある[ディスク イメージの書き込み]を選択する。

 ただしラインティングソフトウエアがインストールされていると、この選択肢が表示されないことがある。その場合は同じメニューにある[プログラムから開く]を選んで表示されるダイアログで、[Windows ディスク イメージ書き込みツール]を選択する。

ISO/IMGイメージファイルの右クリックメニュー ISO/IMGイメージファイルの右クリックメニュー
エクスプローラーやデスクトップでISO/IMGイメージファイルを右クリックすると、CD/DVD-Rなどへ書き込むためのメニューが表示される。これはWindows 10での実行例。
  (1)Windows 7なら先頭、Windows 8.1/Windows 10ならば2番目に[ディスク イメージの書き込み]が表示されるはずだ。これを選択する。
  (2)ラインティングソフトウエアがインストールされている環境では(1)が表示されないことがある。その場合は、[プログラムから開く]をクリックして表示されるダイアログで[Windows ディスク イメージ書き込みツール]を選択する。
  (3)Windows 8以降のOSでは、追加ソフトウエアなしにISO/IMGイメージファイルをマウントできる。

 [Windows ディスク イメージ書き込みツール]というダイアログが表示されたら、書き込み用ドライブを選択(CD/DVD-Rドライブが複数接続されている場合は、プルダウンメニューで利用するドライブが選択できる)し、[書き込み]ボタンをクリックすればよい。

 書き込み後に正常に書き込まれているか確認したい場合は、[書き込み後のディスクの確認]をチェックしておけばよい。このチェックを入れておくと、書き込んだ内容のチェックが行われるが、その分書き込み完了までの時間が延びる。その他、書き込み速度などは自動的に設定されるため、細かいオプション設定などは行えない。

[Windows ディスク イメージ書き込みツール]ダイアログの画面 [Windows ディスク イメージ書き込みツール]ダイアログの画面
このダイアログが現れたら書き込み用ドライブを選択し、[書き込み]ボタンをクリックすればよい。進行状況は、[状態]のプログレスバーで確認できる。
  (1)書き込みに利用するCD/DVD-Rドライブを選択する。複数のドライブが接続されている場合は、プルダウンメニューで利用するものを選ぶ。もし、ここにドライブ名が全く表示されない場合は、権限が不足している可能性があるので、ローカルの管理者権限のあるアカウントでログオンし直してから再度同じ手順で書き込んでみる。
  (2)書き込みを実行するには、[書き込み]ボタンをクリックする。
  (3)書き込み後にディスクのチェックを行うには、ここにチェックを入れておく。

 すでに書き込み済みのCD-RWやDVD-RWなどのメディアがドライブに挿入されていた場合は、まず内容を消去するかどうかを問い合わせるダイアログが表示される。ここで[はい]ボタンをクリックすると書き込み済みの内容が消去され、指定したイメージファイルの内容が書き込まれる。

[ディスクの消去]ダイアログの画面 [ディスクの消去]ダイアログの画面
すでに書き込み済みのCD-RWやDVD-RWなどのメディアがドライブに挿入されていた場合、[書き込み]ボタンをクリックするとこの警告ダイアログが表示される。内容を消去して書き込みを行う場合は、[はい]ボタンをクリックする。

■更新履歴

【2015/12/18】Windows 8.1/10を記事の対象に追加しました。

【2013/05/13】Windows 8/Windows Server 2012に関する記述と、ライティング・ソフトウェアがインストールされている場合や書き込み用ドライブが選択できない場合の対処方法を追記しました。

【2010/01/22】初版公開(対象はWindows 7/Windows Server 2008 R2)。


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