みんな笑顔のお祭り〜Maker Faire: Taipei 2013D89クリップ(62)(4/5 ページ)

» 2013年06月19日 17時00分 公開
[高須 正和,ウルトラテクノロジスト集団チームラボ]

 SIPropのブースでは、Treasure Hunting Robotが展示されていた。距離センサとヘッドマウントディスプレイ、脳波センサを組み合わせた装置を頭部に装着し、脳波でロボットに指令を出して宝探しをする。彼らは台北のほかに、同じ日程で行われている米国のMaker Faireにも同時出展しているとのこと。

Treasure Hunting Robot
ギーク感満載の展示で大きな注目を浴びた

 みうさんも日本から駆け付け、手芸作品を展示していた。「おにんぎょうづくりワークショップ」が人気を呼んでいた。

おにんぎょうづくりワークショップを展開

 日本からの出展ではないが、世界的企業のアールエスコンポーネンツのブースでも日本人のじぇーけーそふとさんが開発し、アールエスコンポーネンツがキットを販売するうおーるぼっとを展示していた。

wiiリモコンで動かすうおーるぼっと

台北にもミクさんが!

 日本のMaker Faireでおなじみのミクさんが、台湾のMaker Faireでも発見できた。米国西海岸のMaker Faire Bay Areaでは見ることができなかったので、とてもうれしかった。

 Androidやマインドストームを使ったロボット教育を展開するCAVE教育團隊のブースでは、下記写真のミクさんを展示していた。台湾では「ロボット」を「機器人」と表現するので「初音機器人」と紹介されていた。コントローラで腕を振るなどの操作ができる。フェルトで作られた外見が非常にキュートだ。

フェルト製の初音ミクロボ

 台湾のニコニコ技術部員の@wu_saiさん。台北科技大学ロボットクラブの学生だ。Maker Faireには、ニコニコ技術部のあおめさんが開発したポリッドスクリーンを台湾で製作して展示した。

ポリッドスクリーンを展示していた@wu_saiさん

 ポリッドスクリーンは、ホームセンターなどで容易に入手できる農業用のビニール素材を透過スクリーンとして使用したシステム。透過性を生かし、背景に別映像を組み合わせることで、より立体的な作品を作り出せる。

 @wu_saiさんの展示ブースでは、iPadを使ったステージの前にミクさんを浮かび上がらせていた。「次のニコニコ超会議3では、ぜひ日本でも展示したい」(@wu_saiさん)とのこと。

浮かび上がるミクさん。隣には超音波センサを使ったネギ振りミクさんも

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