初心者ユーザーにささげる「意外と知らない10の裏ワザ」太田智美のビビビ「TEDTalks」ピックアップ!

「TEDTalks」の中から、編集部の太田が「ビビビ」と感じた動画をピックアップし、不定期に紹介する企画。今回取り上げる動画は、「10 top time-saving tech tips」だ。

» 2013年06月21日 20時21分 公開
[太田智美,@IT]

本連載では、TED(「Technology Entertainment Design」の略)が主催するカンファレンスの講演動画「TEDTalks」の中から、編集部の太田が「ビビビ」と感じた動画をピックアップし、紹介していきます。


「10 top time-saving tech tips」

 デビッド・ポーグ(David Pogue)氏は、PCやスマートフォンを使うときに、便利で意外と知らない10の「裏ワザ」を伝授した。中には知られている裏ワザもあるが、初めて見るテクニックもあるだろう。ここでは、デビッド氏の10の裏ワザを紹介する。

1.画面スクロール

 Webブラウザ上で画面を下にスクロールしたいとき、マウスを使ってスクロールバーをクリックしてはいないだろうか。実は、スペースキーを押せば、1ページ分スクロールされる。シフトキーを押しながらスペースキーを押せば、1ページ分上にスクロールされる。このテクニックは、多くのコンピュータやブラウザで使用できる。

2.ドロップダウンリストの選択

 入力フォームなどでは、よく「ドロップダウンリスト」を見かける。ボタンを押して都道府県や年齢などを一覧から選択する、あれだ。しかし、選択肢が想定できる場合、クリックして開く必要はない。想定する数字やアルファベットを入力すれば、適切なリストが入力される。

3.ページの拡大/縮小

 Webページの文字が小さかったり、拡大して見たい場合は、コントロールキーを押しながらプラス(+)キーを押す。逆に、小さくしたい場合は、コントロールキーを押しながらマイナス(−)キーを押す。

4.ピリオドの入力

 iPhoneやAndroidなどのスマートフォンで英語の文章を入力するとき、ピリオドを入力するためだけに記号入力に切り替える必要はない。スペースキーを2回押す、それだけだ。スペースキーを2回押すだけで、ピリオドと半角スペースが入力される。さらに、次の英語は、大文字からスタートしてくれるのだ。

5.リダイヤル

 スマートフォンでリダイヤルする場合、発信ボタンを押すと最後にかけた番号が自動的に入力される。相手を確認し、発信ボタンをもう一度押せば電話がかかる。

6.留守番電話にメッセージを残す際の説明を飛ばす方法

 留守番電話にメッセージを残すときには必ず始めに、留守番電話にメッセージを残すための説明がある。なんと、説明を省き録音開始のビープ音まで一気に飛ばしてくれる方法があった。iPhoneの場合はシャープ(#)キーだ。キーは、携帯電話の通信会社によって異なるため、チェックをしておくといい。

7.「Google検索」は辞書として使える

 Google検索は、検索する窓の役割だけではない。Google検索の言語設定を英語にしていれば、辞書としても役立つようだ。検索窓には「define」の後に意味を知りたい単語を入力する。航空会社とフライト番号を入力すれば、飛行機の現在地やゲート番号、ターミナル番号、そして到着までの時間さえも表示されるという。単位や通貨の換算もしてくれるというから驚きだ。

8.文字のハイライト

 ある単語をPC上でハイライトするとき、単語の端から端までマウスでドラッグしてはいないだろうか。ダブルクリックをすれば、単語ごとに選択される。さらに、ダブルクリックをしたあと、クリックした指を離さずにマウスをドラッグすると、単語単位で選択範囲を伸ばしてくれる。ハイライトされた個所を消去したい場合には、デリートキーは不要。そのままタイピングすれば上書きされる。

9.カメラのシャッターのタイムラグをなくす

 安いカメラの場合、シャッターを押してからほんの数ミリ秒だが、タイムラグが発生する。そのタイムラグをなくすためには、シャッターを半分押しておけばいいそうだ。カメラがその都度焦点や露出を計算する必要がなくなるからだ。

10.プレゼンで、資料ではなくスピーカーに注目してもらいたいとき

 プレゼンの途中、デモなどでスピーカー自身に注目してもらいたいときはないだろうか。そんなときに使えるのが、この裏ワザだ。PowerPointやKeynoteなどを使ってプレゼンをしているときに、「B」キーを押すとスライドがブラックアウトされる。また、「W」キーを押せば、スライドがホワイトアウトされる。聴衆の注目を、フっと集めたいときに有効な手法だ。

 知らない裏ワザはいくつあっただろうか? 1つでも新たな発見があれば、いつか役に立つだろう。


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