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» 2013年09月19日 20時56分 UPDATE

国内のデータサイエンティスト養成機関:SFCが「データビジネス創造・ラボ」を創設

慶應義塾大学SFC研究所は、アクセンチュア、ブレインパッドと共同でデータ分析・解析の共同研究を実施、実務に即したスキルを持つ学生も育成する。

[原田美穂,@IT]

 慶應義塾大学SFC研究所は2013年9月19日、アクセンチュアおよびブレインパッドと共同で、データサイエンティスト育成カリキュラムの構築、ならびに先進的なビッグデータの集計・解析手法などに関する共同研究を実施する「データビジネス創造・ラボ」を創設した。

 データビジネス創造・ラボでは、「IT、アナリティクス、デザインの融合方法の研究」をテーマと定め、主に以下の研究を実施していくと表明している。

「データビジネス創造・ラボ」の研究領域

IT、アナリティクス、デザインの融合方法の研究

  • 各種データの収集に向けたあるべき情報システムの研究
  • データ処理方法などのアーキテクチャ構築の研究
  • データ分析手法の研究
  • データを組織戦略に活用できる人材の研究

人材育成

  • データサイエンティストの育成
  • 教育カリキュラムの立案

ケーススタディ執筆

  • 非営利・営利組織の事例調査、およびケースの作成


 アクセンチュアでは、日本法人の体系の中に、グローバル組織でもある「アクセンチュア アナリティクス」を編成している(関連記事)。同社では経営コンサルティング本部 アクセンチュア アナリティクス 日本統括 シニア・プリンシパル 工藤卓哉氏らがこのプロジェクトに参加、学生向けのカリキュラムを考案して教壇に立つ予定だという。

 現内閣が2013年6月14日に閣議決定した「世界最先端 IT 国家創造宣言」では、行政機関が公開するオープンデータに加え、個人情報保護を前提としたパーソナルデータの活用が議論されており、直近で活用に向けた法整備が進む見込みだ。こうした政策による後押しを受け、今後、データを活用した事業創出が加速することが予想される。

 慶應義塾大学SFC研究所では、国内で既に多数のデータ分析プロジェクトに関わるブレインパッドと、国内外のデータ分析事例を持つアクセンチュアの両者と協力することで、実務に即したデータサイエンティストのスキルやノウハウをカリキュラム化し、将来的に国内で需要が増すと考えられる、実務を理解したデータサイエンティストを育成したい考えだ。

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