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» 2013年11月11日 10時00分 UPDATE

設置すればすぐに使える:アプライアンスで手間なし導入、仮想と物理に最適なバックアップ

最近、管理者の頭痛の種がまた一つ増えた。中堅・中小企業にも浸透してきた仮想化技術が原因だ。システムが複雑化して運用・管理の負荷が大きくなっているところへ、仮想環境上にも業務データが蓄えられるようになり、仮想環境のバックアップが避けて通れない問題になってきているからだ。こうした課題を解決する特効薬が、面倒な手間をかけることなく導入でき、設置後すぐに運用できるアプライアンスである。

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 仮想化技術の普及が進む中、バックアップがシステム管理者の間で課題になっている。仮想化技術は今や中堅・中小企業にも浸透し、小規模から大規模までさまざまなシステムが構築されている。こうした仮想化技術はITインフラを抽象化し、利用効率を高める。だがその半面、システムが複雑化して運用・管理の負荷が大きくなり、管理者の頭痛の種になろうとしている。その原因の一つが、先に述べたバックアップだ。

 図1は、アイティメディアが実施したバックアップに関するアンケート調査の結果である。仮想環境のバックアップに対する課題を聞いたところ、バックアップ時間がかかること、物理環境と仮想環境を個別に管理しなければならないこと、設定や運用が複雑になっていることなどが回答として挙げられ、管理者が仮想環境のバックアップに苦悩している様子がうかがえる。

fig1.gif 図1 仮想環境のバックアップに対する課題。アイティメディアが2013年6月にTechTargetジャパン会員を対象に実施したアンケート調査(総回答数132件)による

仮想化によって新たな悩みの種が

 仮想化技術が企業に入り込むのに伴い、仮想環境上にも業務データが蓄えられるようになった。仮想環境上のバックアップは避けて通れない問題だ。ところが仮想環境は、物理環境に比べて複雑な運用が可能で、バックアップに関しても、よりきめ細かに戦略を立てる必要がある。

 例えば仮想化を導入すると、負荷変動に応じて稼働する仮想マシンの数を動的に増減させるような運用が可能だ。つまり、管理者の知らないうちに仮想マシンが増えている状況が発生する可能性がある。仮想化技術の導入によってシステムの運用・管理がこのように複雑化し、システム管理担当者に負担が重くのしかかってくる。特に、人的リソースを割きにくい中堅・中小企業では専任のシステム管理者を置いていないことが多く、なおさらだ。運用管理の負荷増大は、バックアップ漏れなど表面化しにくいトラブルにつながる。

 そもそもバックアップシステムを導入するに当たっては、(1)バックアップ要件の確定、(2)バックアップソフトウェアとそれに必要なオプションの選定、(3)必要なライセンスの確認、(4)バックアップシステムを稼働させるハードウェアの選定、(5)OSやソフトウェアのインストールと動作検証、といった過程を踏む必要がある。その際、ソフトウェアとハードウェアでそれぞれ異なるベンダに見積もりを請求するなど、中堅・中小企業にとってはこの作業自体が、バックアップシステム導入へのハードルとなる。

 しかも、システム規模の見積もりを誤ると、必要以上に規模の大きなシステムを導入してシステムリソースをムダにしてしまったり、逆に規模を小さく見積もってしまうとリソースが足りなくなって思った運用ができなくなってしまったりする。さらに、導入後にトラブルが発生したときには、その原因がソフトウェアとハードウェアのどちらにあるのかを切り分ける必要があり、これもシステム管理者の負担増大につながる。

 一方、災害によるシステム障害への対策(ディザスタリカバリ)の観点では、同一の場所で実施する通常のバックアップでは対応できない。電子メールや顧客データなど、失うと業務遂行に支障が出るデータは年々増加しており、データの安全性や事業の継続性を考慮すれば、遠隔地へバックアップを取るべきだ。ただしそれには、遠隔地にある拠点間を結ぶWAN回線の負荷や、万が一に備えた遠隔地でのサービス復旧(リカバリ)など、さらに考慮しなければならない課題がある。

 そこで、特に専任者を置くことが難しい中堅・中小企業に向けて、バックアップに必要な要素をすべてまとめて提供するというコンセプトの下に生まれたのが、シマンテックのアプライアンス「Symantec Backup Exec 3600」である。

導入までの工数・期間を大幅短縮するアプライアンス

 Backup Exec 3600は、仮想環境のバックアップに最適化した技術を1Uサイズ(高さ約44.5mm)のサーバ機に凝縮し、1台で物理環境から仮想環境までシームレスに対応する。面倒な事前設計や選定作業、システム構築などは不要で、設置すればすぐに使える。導入までの工数や期間を大幅に短縮できる。

 しかもVMwareやHyper-Vといった仮想環境用に加え、Windows用、Linux用、Mac用、Exchange Server用、SQL Server用、Oracle用など、物理環境に向けたエージェントソフトウェアが含まれており、別途エージェントのライセンスを購入する必要がなく、無制限に利用可能だ。バックアップ先となる内蔵のストレージ装置は、容量が5.5TバイトのRAID5構成としている。これとは別にテープ装置も接続できるので、必要に応じて同じ管理画面からテープにもバックアップを取れる。

photo.jpg オールインワンのバックアップアプライアンス製品「Symantec Backup Exec 3600」

 遠隔地にバックアップする際にも、後で説明する独自の重複排除機能によって、WAN回線への負荷を軽減する。そのほかにも、さまざまなバックアップ機能を備えており、データを安全に保護することが可能だ。

 以下では、Backup Exec 3600が備える特徴について、(1)仮想環境のバックアップと、(2)遠隔地へのバックアップという2つのケースを例に挙げて詳しく説明する。

ケース1:仮想環境に柔軟に対応できるか

 Backup Exec 3600は仮想環境でも、物理環境と同じ手法でバックアップの運用が可能である。前述のように、エージェントソフトウェアについても、仮想環境向けだけでなく物理サーバ用も付属する。そのため、物理環境から仮想環境への移行途中に導入しても、バックアップシステムの統合やリプレースといった心配をする必要がない。移行当初からデータの保全が図れる(図2)。

fig2.gif 図2 Backup Exec 3600は物理サーバ/仮想サーバ両方のバックアップに対応する。必要なエージェントが付属し、必要であればテープ装置も接続できる

仮想マシンを自動的にバックアップ対象に追加

 加えて、動的に追加稼働された仮想マシンを自動的にバックアップ対象にする「ダイナミックインクルージョン」機能を備えている。これによって、バックアップ漏れを防ぐと同時に、システム管理者の運用負荷を削減する。仮想環境では、先に説明したように、仮想マシンを動的に追加稼働可能だ。そのためいつの間にか稼働仮想マシンが増えていたりして、バックアップ漏れを起こしやすい。そうしたトラブルを防げる。

 バックアップ先ストレージのコストやバックアップの長時間化といった課題も解決する。日々蓄積され増加する一方のデータは、時々刻々とストレージを圧迫する。Backup Exec 3600の重複排除機能を適用すれば、バックアップ量を削減してストレージ使用量を減らし、バックアップ時間を短縮することが可能だ。

仮想ディスクを透視して重複排除

 重複排除とは、一言で言えば、バックアップ対象とするデータ群の中に同じデータ列が複数あっても、1つだけしかバックアップ先に書かないようにすることで、バックアップデータ量を削減する技術である。一般には、バックアップ対象データを数Kバイトのブロックに分割して、そのブロックごとに内容が同じかどうかを調べる。

 例えば、VDI(仮想デスクトップインフラストラクチャ)を利用していれば、各仮想マシンのOS部分はほとんど同じ構成のはずだ。つまり、データの重複度合いは大きい。だが、一般的な重複排除では上に述べたようにブロック単位で適用するので、データ境界がずれると、同じデータなのに異なる内容のデータブロックとなってしまう。

 Backup Exec 3600の重複排除機能は、シマンテックが特許を取得している「V-Rayテクノロジー」によって、仮想ハードディスクの中のファイルシステムを把握して、効果的に重複排除の単位となるブロックに分ける。そのためデータ削減率が高められる。シマンテックが実施したテストでは、運用していく中で、100Gバイトのデータが8Gバイトにまで縮小できたという。重複排除アセスメントツールが含まれているため、事前にデータ縮小率を検証することも可能だ。バックアップデータ量の縮小は、それを格納するストレージコスト削減だけでなく、バックアップ時間短縮にもつながる。

ケース2:遠隔バックアップで事業継続性を確保できる

 バックアップは、最近注目を集めている事業継続性にとっても鍵を握る技術だ。これは企業の事業運営上、ITシステムが不可欠な役割を担う存在になっていることを表している。ひとたび被災してITシステムがダウンしてしまうと、企業活動が困難になってしまう。遠隔地バックアップはこうした事業継続性を支える技術の一つだが、これだけでは十分でない。リカバリが重要だ。万が一のときに、バックアップしておいたシステムをリストアし、再稼働させられなければ意味がない。

 Backup Exec 3600は、本稼働環境が仮想環境であればもちろん、たとえ物理環境であっても、バックアップデータを仮想環境上にリストアする「統合ベアメタルリカバリ」機能を備えている。Backup-to-Virtual(B2V)と、Physical-to-Virtual(P2V)の変換機能が含まれており、バックアップデータをVMwareまたはHyper-V上の仮想マシンにリカバリ可能である。さらに遠隔地へのバックアップ時には重複排除が効くので転送データ量を削減でき、遠隔地をつなぐWAN回線の負荷を軽減する(図3)。

fig3.gif 図3 遠隔地へのバックアップにも対応するBackup Exec 3600。重複排除機能によってWAN回線の負荷を軽減する。万が一の時に、遠隔地の仮想環境にリカバリする機能も備える

オールインワンで中堅・中小企業に最適

 このようにBackup Exec 3600は、特に中堅・中小企業に適したオールインワンのアプライアンス製品だ。ストレージからOS、バックアップソフトウェアまでを1台のサーバ機に凝縮した。必要なエージェントソフトウェアが含まれており、無制限に利用できる。事前の面倒な設計や構築は不要で、設置すればすぐに使える。システム管理担当者の運用負荷を大幅に軽減可能だ。

 しかも、稼働している仮想マシンを自動的に把握してバックアップ漏れを防ぐほか、効率の高い重複排除によってストレージ容量とバックアップ時間を削減する。リカバリ時には、仮想ハードディスク全体のバックアップからでも必要なファイルのみを取り出せる。効率よくデータを保護できる。


 Backup Exec 3600の詳しい内容や機能の詳細については、下記ホワイトペーパーで確認できる。少ない人員で、煩雑な仮想環境のバックアップに手を焼いている方は、ぜひ一度検討していただきたい。

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提供:株式会社シマンテック
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2013年12月22日

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本稿で紹介したBackup Exec 3600の製品情報についてはこちらで確認できます。

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