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» 2013年11月21日 10時00分 UPDATE

System Centerを通じたサーバの構成変更にも完全対応:“すべてが仮想化されている世界”がすぐそこに

ネットワーク市場をけん引し、ブレードサーバ市場でもシェア上位となったシスコシステムズ。同社が目指すのは、「すべてが仮想化され、なおかつ状況に応じて柔軟に運用できる世界」だという。どのようにしてそれを実現するのか。

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 多くの企業において仮想化技術やクラウドが大きく普及し、サーバだけでなく、ネットワークやストレージについても仮想化に対応することが求められる時代になってきた。これらがすべて仮想環境とシームレスに連携し、自由自在にプロビジョニングできることがプライベートクラウドを実現する上では理想であり、いまや必須とも言える機能になってきている。

葛貫氏写真 シスコシステムズ ソリューションズシステムズエンジニアリング データセンターソリューション SEマネージャー 葛貫信次氏

 そのような状況の下、ネットワークの雄であるシスコシステムズ(以下、シスコ)がサーバ市場へ参入したのは4年前。ネットワーク市場をけん引する同社ならではのサーバとネットワークの連携を踏まえた戦略がその背景にはあった。

 同社が考えるサーバとネットワークの融合はどのような姿なのか。先ほど発表されたWindows Server 2012 R2やSystem Center 2012 R2と同社製品との関係や今後の展開について、同社 ソリューションズシステムズエンジニアリング データセンターソリューション SEマネージャー 葛貫信次氏に聞いた。

サーバ仮想化はもう当たり前――次の一歩は「すべてが仮想化された世界に」

 シスコのサーバ「Cisco Unified Computing System」(以下、Cisco UCS)は、サーバとしては後発の製品になる。それだけに昨今の情勢を踏まえ、クラウド/仮想化に特化した設計/構成がされている点が大きな特長だ。これが現場に受け入れられ、たった4年で世界のx86ブレードサーバシェア第2位を獲得した実力を持つ(出典:IDC Worldwide Quarterly Server Tracker)。

 シスコとマイクロソフトはデータセンター領域でのパートナーシップを結んでおり、両社の強みである、ネットワーク、サーバ、OSという三者の深い部分での融合は、技術者の中でもお互いの“ファン”が増えているという。

Cisco UCS説明図 Cisco UCSとWindows Server 2012とSystem Center 2012の連携状況。シスコの主要製品と非常に綿密に連携しているのが分かる

 具体的には、クラウド/仮想化に特化して設計されたCisco UCSと、クラウド由来のOSであるWindows Server 2012 R2、さらにHyper-Vに対応した仮想スイッチ「Nexus 1000V」と組み合わせることで、サーバ仮想化だけでなく、ネットワーク、ストレージを含めて仮想化と完全に融合した管理が可能となっている点が、特に市場からの評価が高い。

System Center 2012でCisco UCS/Nexus 1000Vを隅々までコントロール

 現在のITインフラにおいて仮想化はもう当たり前で、いかに仮想化による柔軟性を運用において活用できるかが重要だ。運用管理スイート製品である「System Center 2012」が注目されるには、そんな理由がある。さらに、シスコ製品とSystem Center 2012を組み合わせることで「System Center 2012から、シスコのハードウェアを含めたインフラ基盤全体を統合的に管理・活用できるようになる」という相乗効果が発揮される点にも注目だ。

 Hyper-Vが選択される理由のひとつに、コストメリットが挙げられる。そして、Windowsプラットフォームという使い慣れた環境をそのまま使えることや、標準機能としてSQL Serverなどに対応したフェイルオーバークラスタリングなどの構築が容易に行うことができることも注目に値する。

 WindowsプラットフォームとしてCisco UCSを使用するうえで特に注目したいのが、「Cisco UCS PowerTool」や「Management PackおよびIntegration Pack」の存在だ。

 PowerToolは、Cisco UCSに対する様々な管理操作のスクリプト処理を容易に実現することができるPowerShellプラグインである。シスコのUCSはUCS Managerと呼ばれる統合管理機能に対するGUIを提供しているが、大量のサーバ展開や構成変更などにおいては、PowerShellを使ったスクリプト対応は欠かせない。PowerShellであればOSやアプリケーションに対する構成も可能であるため、ハードウェアからアプリケーションまでの、ITインフラを構成する要素全体をまとめて操作できるメリットは非常に大きい。これは運用に携わるエンジニアにとってはうれしい部分だろう。

PowerTool概要図 PowerToolの概要図。PowerShellを使ってCisco UCSの管理操作が可能に。また、System Centerと連携することでインフラ管理をさらに拡張できるように

 「シスコが特に強調したいのは、PowerToolで扱うことのできる項目の多さだ。BIOSの詳細パラメータ設定やNICおよびHBAの数と接続先の設定など、他社のサーバでは個別に設定作業を行わなければならないような部分まで統合的かつノンプログラミングで扱うことができる。これは自動化を設定する際に大いに寄与する点だ。さらに、System Center 2012 に含まれるSystem Center Operations ManagerやSystem Center OrchestratorなどとManagement PackやIntegration Packを通じて連携することでさらに自動化を加速できる点も大きい。これはまさにシスコとマイクロソフトの提携関係だからこそ実現できた部分だ」(葛貫氏)

 Cisco UCSでは今後、Windows Server 2012 R2やSystem Center 2012 R2で行われた機能拡張にも対応していく。Power ToolやManagement PackおよびIntegration Packなども、早急にR2対応させる予定だ。

 さらに葛貫氏は「当社とマイクロソフトは、ハードウェアだけでなく、アプリケーション、ハイパーバイザ、ネットワーク部分を含めた、すべての管理環境を改善し、お客さまの管理工数を削減することを全力で目指している」と強調する。

Windows Server 2012 R2の登場でさらに高レベルなプライベートクラウドを実現

 また、さまざまな技術検証を行える「マイクロソフト テクノロジー センター(MTC)」には、Cisco UCSおよびNexusシリーズにNetApp FAS 3200シリーズを加えた「FlexPod」と呼ばれるCiscoとNetAppの連携による構成検証済のリファレンスアーキテクチャに基づく機器が常設されており、マイクロソフトのWindows Server 2012とシスコの製品を組み合わせたプライベートクラウド基盤の検証環境が用意されている。

 現在同センターでは、Windows Server 2012 R2とシスコの製品群を組み合わせた「ディスクI/Oを多用するOLTPシステム」などの動作検証が予定されており、Windows Server 2012 R2の特長を生かしたショーケースをマイクロソフトとタッグを組んで進めているところだ。

 Windows Server 2012 R2では、ディスクのティアリング機能も充実しており、キャッシュ層、SASドライブ層、SATAドライブ層などに分け、簡単に階層化ストレージを実現できる。これにより、「データウェアハウスなどのシステム構築も行えるようになる点に注目している」と葛貫氏は言う。Windows Server 2012 R2/System Center 2012 R2を使うことで、今日/明日にでもすぐにプロビジョニング・ワークフローを実現できるのだ。

 もはや、仮想化しただけで実績としてアピールできた時代は終わった。

 これからは、1台の物理サーバに多くの環境を統合する仮想化から、仮想サーバをリソース状況に応じて増減、移動、メンテナンスできる仮想化環境が必要とされている。

 そのときに有効なソリューションとして、Cisco UCS製品群とWindows Server 2012 R2/System Center 2012 R2の親和性の高さは注目に値するだろう。

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提供:シスコシステムズ合同会社/日本マイクロソフト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2013年12月20日

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