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» 2013年11月21日 10時00分 UPDATE

SDNと仮想化の“真”の統合管理を目指すなら:NECのOpenFlow対応製品「UNIVERGE PFシリーズ」をSCVMMで制御して統合管理と運用自動化を実現

NECは早くからSDNの実用化に取り組み、2011年3月には世界に先駆けてOpenFlowに対応した製品「UINVERGE PFシリーズ」を発売。多くの企業・団体にネットワーク仮想化環境を提供してきた。この「UINVERGE PFシリーズ」をマイクロソフトの「System Center 2012 R2」で管理し、サーバーとネットワークの統合管理環境を実現したのが「IaaS運用自動化ソリューション」だ。

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SDNに関する多くの実績と技術でネットワーク仮想化を実現

 サーバー仮想化やITリソースの最適化がHyper-Vなどの仮想化技術で実現されるようになる中、同じようにネットワーク領域でもオープン化やクラウド化を進めるネットワーク仮想化技術にも注目が集まっている。NECでは、SDN(Software-Defined Networking)の概念が登場する以前の2008年ごろからOpenFlowの研究開発を進め、標準化団体やコミュニティへの積極的な参画を行い、その普及に貢献してきた。

mhad_photo01.jpg NEC SDN戦略本部 エキスパート 勝浦啓太氏

 「従来のネットワークは、設計、機器手配、設置、システム構築などの各段階でネットワーク技術者を中心に複数の人と手間がかかる作業が必要でした。SDNなら、サービス開発者が必要なネットワーク機能を選ぶだけで、ネットワーク資源を適宜提供することができます。つまり、システム構築の期間を大幅に短縮することが可能なります」とSDN戦略本部エキスパートの勝浦啓太氏は話す。

 NECは世界初のOpenFlow対応製品を2011年3月に提供し始めたほか、最新仕様である「OpenFlow 1.3」にもいち早く対応した製品をリリースしている。また、国内外の多くの企業・団体にネットワーク仮想化環境を提供し、迅速な導入や変更、運用コスト削減、負荷分散、ネットワークの安定化、統合管理、BCP(Business Continuity Planning:事業継続計画)対応など、多様なメリットを提供してきた。

mhad_photo02.jpg NEC ITプラットフォーム事業部 主任 河合亮佑氏

 「これまで、100社以上にUNIVERGE PFシリーズを採用いただきました。主にデータセンター向けに事業展開をしてきましたが、その実績やノウハウを元に、今後は『NEC SDN Solutions』というSDNソリューションを立ち上げ、企業や官公庁、通信事業者向けにもネットワーク仮想化の世界を広げていきたいと考えています」とITプラットフォーム事業部主任の河合亮佑氏は話す。

mhad_nec_fig01_sdnmenu.jpg 「NEC SDN Solutions」ソリューションメニューは、SDN製品・事例をベースに構成されている

実績とノウハウを元にソリューションを提供しSDNの適用範囲を拡大

 NEC SDN Solutionsは、企業・官公庁向け、データセンター向け、通信事業者向けの3つに対して、ネットワーク最適化、セキュリティ、運用・管理など、適用領域に応じた複数のメニューが用意される。例えば、「拠点・データセンター接続最適化ソリューション」では、WANの通信状況に応じて回線の帯域や経路を制御し、回線コストの削減と帯域の有効利用を実現する。また、「オフィスLAN最適化ソリューション」では、業務や用途別に構築されてきた企業内ネットワークを統合、集中管理することでセキュリティ強化、システム運用の効率化を推進し、誤接続や誤設定といった人的ミスによるインシデントの抑制を図ることができる。

 また、「アクセス認証ソリューション」は、人事情報を元にアクセス可能なサーバーやネットワークを自動的に設定し、本社、拠点、工場など、利用者がどこにいても常に適切な情報アクセス制御を行うことで、セキュリティ向上と運用コストの削減を実現する。モバイルデバイスなどからのアクセスも制御できるので、BYOD(Bring Your Own Device:私物デバイスの業務利用)などを進めたい企業には最適なソリューションとなる。さらに、データセンターや大規模システムのネットワーク集約・統合に対しては「データセンターネットワーク統合ソリューション」が用意され、物理機器の台数削減や将来の事業拡大でのスケールアウトにも柔軟に対応できるようになる。

SCVMMとUNIVERGE PFシリーズの連携でサーバーとネットワークを統合管理

 これらNEC SDN Solutionsの中で、Windows Server 2012、およびWindows Server 2012 R2のサーバー仮想化と連携可能な機能を備えるのが、「IaaS運用自動化ソリューション」だ。IaaS運用自動化ソリューションでは、仮想サーバーと同時に仮想スイッチを設定でき、仮想化環境を構築する場合の工数を削減する。仮想ネットワークを制御するOpenFlowコントローラ(UNIVERGE PF6800)での集中管理により、ネットワークの運用管理効率化も実現する。

mhad_nec_iaasoperatingsolution.jpg 「IaaS運用自動化ソリューション」の概要
 SCVMM: System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager
 VSEM: Virtual Switch Extension Manager
 ProgrammableFlow: OpenFlow技術をベースにNECが独自に研究開発したアーキテクチャ

 このIaaS運用自動化ソリューションで注目すべき点は、Windows Server 2012 R2 Hyper-Vの仮想スイッチをUNIVERGE PF1000でOpenFlow拡張し、UNIVERGE PF6800からだけでなく、マイクロソフトのSystem Center 2012 R2 Virtual Machine Manager(SCVMM)からProgrammableFlowが提供する仮想ネットワークを統合管理できることだ。SCVMMにUNIVERGE PF6800を操作するためのインタフェースを提供するVSEM(Virtual Switch Extension Manager)プロバイダを追加することにより、UNIVERGE PF1000のデプロイや制御が可能になる。すでにWindows Server 2012 R2に対応したVSEMプロバイダは提供されている。

 SCVMM上でUNIVERGE PF1000によりOpenFlow対応した仮想スイッチを制御することによりIT管理者は、SCVMMの画面だけでサーバーとネットワークの両方を一元的に管理でき、統合管理と運用自動化を進めることが可能になる。システム構築時には仮想サーバーと仮想スイッチを同時に設定できるので、ネットワーク構築完了を待ってからシステム構築するといった従来の手順を踏む必要がない。結果、作業工数を削減でき、運用管理面でも大幅な効率化を実現できる。SCVMMからの監視情報と連携させて仮想スイッチに事前に定義した処理を自動実行させれば、ネットワーク障害の発生時に迅速な復旧対応を行えることになる。

 Windows Server 2012 R2はサーバーだけでなく、ストレージやネットワークも含め、一貫性のあるITプラットフォームを目指す“クラウドOS”ビジョンを具現化するOSになる。NECでは、今後もシステム全体の仮想化を進めていく中で、マイクロソフトとの長年にわたる密接な技術協業に基づき、ユーザーに最適なソリューションを提供していく。

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提供:日本電気株式会社/日本マイクロソフト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2013年12月20日

関連リンク

本稿で取材したNECのWebサイト。製品紹介のほか、コラムなども。

OpenFlow技術の研究・開発で先行するNECが提供するSDNソリューションメニュー詳細はこちら。

本稿で言及したUNIVERGE PFシリーズのラインアップ、製品詳細の情報はこちら。

Windows Server 2012 / 2012 R2に関するNECの取り組みやソリューションなどをご紹介

Microsoft Windows Server 2012 R2の情報、評価版ダウンロードなど。

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