NECが開発系子会社7社を再編、社会インフラ系開発案件の受注拡大を目指す企業動向

NECは社会インフラ系のシステム開発案件獲得を目指し、子会社を再編する。

» 2013年12月02日 13時00分 公開
[原田美穂,@IT]

 NECは2013年11月28日、子会社7社の再編を発表した。再編後の新会社は2014年4月1日に発足予定。新会社の商号は未定で、本店所在地は東京都江東区となる。新会社の従業員数は再編子会社の従業員総数と同等の約1万2000人となる見込み。

 今回、再編の対象となるのは、NECソフト、NECシステムテクノロジー、北海道日本電気ソフトウェア、NECソフトウェア東北、北陸日本電気ソフトウェア、中部日本電気ソフトウェア、九州日本電気ソフトウェアの7社。

 同社ではこの子会社再編により、社会インフラ向けソリューション事業の強化に踏み切る。

 新会社では、業種別のSE体制を再編し、大規模プロジェクトへの対応力を強化、併せて社会インフラ領域の案件獲得を目指すという。併せて、各社が持つノウハウを統合・共通化することでコストダウンも行っていくとしている。

 また、クラウドやSDN、ビッグデータ、セキュリティなどの領域での競争力を強化し、パッケージソフトおよびサービス展開においてはNECの地方販売網を活用した展開も行う。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。