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» 2014年02月04日 18時00分 UPDATE

開業【パーフェクト】マニュアル(1):資金計画の立て方 (1/5)

「開業したいけれど、どのような手続きが必要か分からない」「資金はどのぐらい必要なの?」―― その疑問、お答えします。独立開業を目指す人必読の、新連載スタート!

[税理士・社会保険労務士 望月重樹,@IT]

 あなたは、どんな理由で開業を考えているのでしょうか。

 前々からの夢を実現するべくワクワクしている人もいるでしょうし、自分の才能をフルに生かして自由に働きたいと独立を決意した人もいるでしょう。勤めている会社をリストラされてしまったり、止むをえぬ事情で独立せざるを得なくなった人もいるでしょう。

 どのような理由で開業するにしても、考えなくてはならないことや、やるべき作業が山のようにあります。本連載では、開業準備のための資金計画と、開業時に必要となる税金や年金、健康保険に関する手続きを解説します。この連載が、独立開業を目指す方々の羅針盤となり、確かな自信を持って2年目以降の経営に臨むための力となるならば、筆者としてこれ以上の喜びはありません。

※この連載は「開業から1年目までの個人事業・フリーランスの始め方と手続き・税金」(望月重樹著)の第2章を、著者と出版社の許可の下、一部修正して転載するものです。内容は、書籍出版時(2014年1月現在)の法令などに基づきます。実際に開業される場合は、最新の情報をご確認ください。

1 お金の計画がないと廃業の恐れも

 開業に当たり、各種手続きと同時に作成しなければならないのが、経営計画書です。

 とはいえ、書店で「経営計画書」や「事業計画書」「ビジネスプラン」といった言葉の書かれた本を見ると、非常に複雑で、とても作れそうな気がしてこないかもしれません。本連載では、必要最低限の項目だけをカバーした経営計画書作成を目指します。最低でもこれだけは作らないといけない部分のみを抜き出して紹介します。

 必要最低限の項目とは、「お金に関する数値計画」です。

 経営理念を作って経営分析を行って、経営目標を立てて…… と文章を考えながら経営計画書を立てるのは大事なことです。しかし、文章を考えるのに悩んで月日を浪費したり、行き当たりばったりで何の計画も立てずに開業してしまうのは、まったくの時間のムダです。何はともあれ、まずは絶対に避けて通れないお金に関する数値計画だけは考えておかないと、すぐに廃業に追い込まれることにもなりかねません。

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