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» 2014年02月21日 09時34分 UPDATE

Tech TIPS:Google Chromeの拡張機能を追加・削除する

Google Chromeには、Chrome上で動作するさまざまなアプリや拡張機能が提供されており、RSSリーダーやテキストエディターなどの機能を追加できる。ただ、拡張機能をインストールし過ぎるとChromeの動作や起動が遅くなることもあるので、不要な拡張機能は削除した方がよい。ここではChromeにアプリや拡張機能を追加・削除する方法を解説する。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]
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連載目次

対象ソフトウェア:Google Chromeブラウザー



解説

 グーグルのWebブラウザー「Google Chrome(以下、Chrome)」には、RSSリーダーやテキストエディター、Gmailの未読件数を表示するなどのさまざまな機能が追加できる「アプリ」や「拡張機能」が提供されている。これらのアプリや拡張機能は多くが無料で提供されており、Chromeウェブストアから簡単に入手・追加が可能だ。

 アプリと拡張機能の違いは分かりにくいが、最大の違いは、拡張機能が常にオン(動作した状態)になっているのに対し、アプリはChrome上でアイコンをクリックしてはじめて起動するという点だろう。また主にアドレスバーの中や横に未読メールの件数を表示するようなボタンを追加したり、サイズ変更が可能なポップアップを表示したり、右クリックのコンテキストメニューにオプションを追加したりするものが拡張機能、拡張機能よりもさまざまなインタラクティブな機能を提供するのがアプリとされている。

「chrome://apps」タブの画面 「chrome://apps」タブの画面
アドレスバーの下にある[アプリ]アイコンをクリックすると、このページが表示される。
  (1)ここをクリックすると、新しいタブにこのページが表示される。
  (2)このChromeにインストールされているアプリのショートカットの一覧が表示されている。
  (3)拡張機能は、このようにアドレスバーの横などに常にオンの状態で表示されている。

 アプリと拡張機能は、どちらもChromeを便利に利用するために有用な機能を提供するが注意すべき点もある。まず拡張機能は常にオンになっているため、機能を追加し過ぎると、Chromeが遅くなることがあることだ。またChromeのアプリや拡張機能を悪用し、いつの間にか「起動ページ(新しいウィンドウやタブを開いた際に表示されるページ。Internet Explorerの「ホームページ」に相当するもの)」を変更したり、無関係な広告を表示したりするようなものも登場しているので注意が必要だ。またChromeのアプリや拡張機能は、自動的にバックグランドでバージョンアップし、最新の状態に維持する機能があるため、バージョンアップの際に改悪されてしまう可能性もある。実際、「Add to Feedly」と「Tweet This Page」という拡張機能は、開発者が業者に売却した結果、マルウェアが含まれたバージョンがユーザーに配布された事件が報告されている(その後、両拡張機能はChromeウェブストアから削除されている)。

 残念ながら現在のChromeの仕様上、「Add to Feedly」や「Tweet This Page」と同様な事件は今後も発生するものと思われる。このようにアプリや拡張機能が改悪されたような場合でも、多くは、悪さをしているアプリや拡張機能を削除することで問題は解決できる。ただ、アプリと拡張機能では削除方法が異なるので、本稿ではそれぞれを解説する。

操作方法

●アプリや拡張機能を追加する

 Chromeを起動した際、アドレスバーの下にある[アプリ]アイコンをクリックすると、新しいタブ(以下、「chrome://apps」タブ)が開き、アプリのリンク一覧が表示される。追加したアプリはここに登録され、各アプリのリンクをクリックするとアプリを起動できる。このタブの左上にある[ストア]アイコンをクリックすると、Chromeウェブストア(https://chrome.google.com/webstore/category/apps)が開く。ここで目的のアプリや拡張機能を探し、[+無料][↑ ¥195.00で購入(金額が記載されているものは有料)]といったボタンをクリックするとアプリや拡張機能を追加できる。

Chromeウェブストアの画面 Chromeウェブストアの画面
「chrome://apps」タブにある[ストア]アイコンをクリックすると、このページが開く。ここからアプリや拡張機能を選択し、[+無料]や[↑ ¥195.00で購入]といったボタンをクリックすると、アプリや拡張機能を追加できる。

 アプリを追加した場合は「chrome://apps」タブにアプリのアイコンが、拡張機能の場合はアドレスバーの中や横などに拡張機能のボタンがそれぞれ追加される。それぞれアイコンやボタンをクリックすることで、追加した機能を呼び出すことが可能だ。

●アプリや拡張機能を削除する

 このようにアプリと拡張機能は、ほぼ同じ手順でChromeに追加できるが、削除する場合は手順が異なる場合がある。アプリの場合は、「chrome://apps」タブで、削除したいアプリのアイコンを右クリックし、メニューから[Chromeから削除]を選択するのが手っ取り早い。

「chrome://apps」タブでアプリを削除する 「chrome://apps」タブでアプリを削除する
「chrome://apps」タブを開き、削除したいアプリのアイコンの右クリックメニューから[Chromeから削除]を選択すると、アプリが削除できる。
  (1)アドレスバーの下にある[アプリ]アイコンをクリックし、「chrome://apps」タブを開く。
  (2)削除したいアプリのアイコンを右クリックし、メニューから[Chromeから削除]を選択する。

 拡張機能の場合は、「chrome://apps」タブには表示されないので、別の手順で削除する。アドレスバーの一番右にある[メニュー]ボタンをクリックし、メニューから[ツール]−[拡張機能]を選択する。[拡張機能]タブ(chrome://extensions/)が開くので、ここで削除したい拡張機能の一番右側のゴミ箱アイコンをクリックすると削除できる。一時的に動作を停止したい場合は、[有効]のチェックを外し、無効化すればよい。実は、一部のアプリは[拡張機能]タブの中にも含まれており、ここで削除することも可能だ([拡張機能]タブに表示されないアプリもあるので注意)。

[拡張機能]タブを開く [拡張機能]タブを開く
アドレスバーの一番右にある[メニュー]ボタンをクリックし、メニューから[拡張機能]を選択する。
  (1)アドレスバーの一番右にある[メニュー]ボタンをクリックすると、メニューが表示される。
  (2)[ツール]−[拡張機能]を選択する。

[拡張機能]タブの画面 [拡張機能]タブの画面
[拡張機能]タブを開き、拡張機能の一番右側のゴミ箱アイコンをクリックすると削除できる。一時的に動作を停止したい場合は、[有効]のチェックを外すと、無効化できる。
  (1)[拡張機能]タブを開く。
  (2)インストール済みの拡張機能が一覧表示されているので、削除したい拡張機能を探す。一覧を見ると分かるように、拡張機能だけでなく、一部のアプリ(Chromeリモートデスクトップなど)もここに表示されている(すべてのアプリが表示されるわけではない)。
  (3)ゴミ箱アイコンをクリックすると、その拡張機能を削除できる。一時的に動作を停止させて様子を見たい場合は、[有効]のチェックを外せばよい。

 これでアプリや拡張機能を削除できる。いつの間にか「起動ページ」が変更されてしまったような場合は、何かと一緒に拡張機能がインストールされ、それが悪さをしている場合がある。[拡張機能]タブを開き、覚えがない拡張機能やアプリを削除すると解決できることも多い。

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