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» 2014年04月16日 10時00分 UPDATE

System Center 2012 R2で実現するクラウド的管理法(1):自社の仮想化基盤をクラウド流に管理する

「System Center 2012 R2」は、8つのコンポーネントから構成される1つの製品です。各コンポーネントが提供する豊富な機能は相互に連携しながら、企業のIT環境の運用管理を改善、効率化し、ITサービスの品質を高めます。例えば、既に多くの企業が導入している仮想化基盤の運用管理は、System Centerに組み込まれたクラウドの技術でもっと楽にすることができます。

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仮想化の推進が管理上の新たな課題を生む

 サーバーの仮想化は、リソース使用の効率化や電力消費の削減によるコスト削減、ハードウェアとソフトウェアのライフサイクル分離など、企業のIT環境にさまざまなメリットをもたらしました。

 一方、仮想化を推進していくと、物理サーバーやストレージ装置の増加、仮想マシンの乱立で複雑さが増すことで、運用管理にかかるコストが再び問題となります。適切に管理されていない仮想化基盤は、負荷の偏りによる性能劣化やリソース不足、操作ミスによる仮想マシンの意図しない停止など、ITサービスの品質を低下させる要因にもなります。

仮想化関連リソースのプール化と最適化

 「Virtual Machine Manager」は、System Center 2012 R2のコンポーネントの中で仮想化環境に特化した管理ツールです。Virtual Machine Managerを使用すると、仮想化基盤を構成する物理サーバー、ストレージ装置、物理/論理ネットワークを「ファブリック」として一元的に管理することができ、コンピューティング、ストレージ、ネットワークをリソースプール化して仮想マシンに提供できます。

 仮想マシンは物理環境を意識することなく、最適な場所に動的に配置されます。また、仮想マシンを停止することなく物理サーバーのパッチ適用を管理したり、自動プロビジョニングで物理サーバーを追加して規模を拡張したり、不要な物理サーバーを安全に停止して電力消費を抑制したりすることができます(画面1画面2)。

画面1 画面1 仮想化基盤を構成する物理サーバーのパッチ管理が可能
画面2 画面2 仮想マシンの動的な再配置で負荷の平準化と電力消費の抑制を実現できる

System Centerで“クラウド的”な運用管理を

 System Center 2012 R2には、マイクロソフトがMicrosoft Azureから得たクラウドの管理技術が組み込まれており、その管理技術を企業の仮想化基盤に簡単に取り入れることができます。Virtual Machine Managerが備えるWindows ServerとLinux仮想マシンの自動プロビジョニング機能は、人手を介さずに仮想マシンやサービスの素早い展開を可能にします(画面3)。

画面3 画面3 テンプレートを使用すると、Windows Serverだけでなく、Linuxゲストのセットアップも自動化することができる

 さらに「Operations Manager」でのシステム監視と、「App Controller」や「Windows Azureパック」による管理ポータルを組み合わせることで、少ないITスタッフで仮想化基盤全体の正常性とパフォーマンスを監視し、セルフサービスでサービスを提供できるようになります。これがクラウドの技術を取り入れた仮想化基盤であり、「プライベートクラウド」の1つの形になります。

System Center パートナーソリューション

VM Pool/伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

プライベートクラウドの全体最適化をオールインワンパッケージで強力に支援

 伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)の「VM Pool」は、x86サーバー、共有ストレージ、Windows Server 2012 R2 Hyper-V、System Center 2012 R2(Virtual Machine Manager、Operations Manager、Orchestrator)の組み合わせで、統合的な仮想化インフラを提供するプライベートクラウドソリューションである。

 ハードウェア、OS、運用管理ツールをワンパッケージで提供するのは単なる仮想化ソリューションとしてではなく、プライベートクラウドを見据えて、運用管理の高度化と利便性の向上、そしてITインフラの全体最適化を容易に実現するためである。

 CTCではWindows Server 2008リリース以降、マイクロソフトと戦略的協業を進めて仮想化ソリューションを充実させ、密接な技術連携で高い技術力と豊富なノウハウを培ってきた。また、ITインフラに実績のある会社として、サーバーベンダとの緊密連携はもちろん、ネットワークのSIerとしての長い歴史がある。VM Poolには、こうしたCTCの技術や経験、ノウハウが詰め込まれている。

 CTCの杵島正和氏は「仮想化環境はネットワーク構成が複雑になりがちで、設定や構築に時間や手間がかかる上、十分なパフォーマンスを発揮できないケースも多々あります。VM PoolはCTCによる検証済みの技術とノウハウが集約されたテンプレート、そして導入をトータルで支援する多彩なサービスにより、ベストなパッケージングで高性能な仮想化インフラを短時間で構築できます」と説明する。

 今後もCTCでは、運用管理工数の削減やインフラ全体の最適化などにSystem Center 2012 R2を活用し、仮想化ならではのメリットを生かせるITインフラの構築を支援していく。Orchestratorによる運用管理自動化ソリューションも提供予定とのこと。こうしたソリューションとともに、パブリッククラウドとも連携が容易なプライベートクラウド基盤としてVM Poolを活用することで、柔軟かつ高度な運用管理により全体が最適化されたITインフラを実現できる。

ALT 「VM Pool」では、他のマイクロソフト製品との組み合わせの検証も進められており、インフラの切り口だけではなく、情報共有基盤としての活用も可能だ

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 http://www.ctc-g.co.jp/solutions/vmpool/


System Center パートナーソリューション

Hyper-V仮想化ソリューション/ユニアデックス株式会社

システム移行からプライベートクラウド構築まで、最適化された仮想化環境をワンストップで提供

 ユニアデックスの「Hyper-V仮想化ソリューション」は、現状のインフラからでもスムーズに移行できるように、サーバー、ネットワーク、ストレージの仮想化をトータルコーディネイトし、インフラ提供から構築、運用保守、ユーザー教育までをワンストップで提供する。

 Hyper-V仮想化ソリューションでは、インフラや仮想化環境だけでなく、SQL ServerやExchange Serverなどのミドルウェアも含めたシステムや、サーバー統合からBCP(事業継続計画)対策まで、顧客の要望を実現する柔軟性の高いシステムを構築できる。最新のWindows Server 2012 R2 Hyper-V、System Center 2012 R2にも対応し、システム全体でマイクロソフト製品を活用することで、迅速かつコストを抑えた統合的なシステムを構築することが可能だ。

 ユニアデックスではマイクロソフトと定期的な技術交流を行っていることで、顧客の要望に対してマイクロソフトの最新技術を用いた最適な提案で応えられるだけでなく、ワンストップで提供される運用保守も安心して任せることができる。

 例えば、Hyper-Vでインフラを統合したプライベートクラウドを構築する場合などは、System Centerの各コンポーネントを要望に合わせて使うことで、日常的な監視からバックアップなどをコストに応じて実装することができる。

 仮想化環境の構築から運用管理、各種サービスをワンストップで提供するユニアデックスの特長の1つは、構築前にアセスメントサービスを行う点にある。その上で基本的なシステム構成の動作検証やパフォーマンス検証を行うため、顧客は安心して導入を進めることができる。

 2015年7月に迫ったWindows Server 2003のサポート終了に向けて、サーバー移行を検討している企業も多いが、現状のシステムをスムーズに移行するには、こうしたアセスメントや実際のシステムによる検証は欠かせない準備作業となる。

 サーバー移行を機にプライベートクラウド構築を検討し、将来的な拡張や発展を見据えるのであれば、Hyper-VとSystem Center 2012 R2によるシステムのシンプル化、運用管理効率の向上、コスト削減、そして、ユニアデックスの柔軟性の高いトータルソリューションが大きな力となる。

ALT 「Hyper-V仮想化ソリューション」は、サーバー、ストレージ、ネットワークをトータルで仮想化し、導入構築から保守、ユーザー教育まで充実したサポートを提供する

ユニアデックス株式会社 http://www.uniadex.co.jp/service/Virtualization/


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クラウド導入は設計が肝心――Hyper-Vによるプライベートクラウド設計・構築ガイド

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Hyper-Vによる仮想環境管理は標準ツールで十分で、わざわざSCVMMを導入しなくてもよいのではないだろうか? その疑問をマイクロソフトのエバンジェリストに直接ぶつけてみた。果たしてその回答は?

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提供:日本マイクロソフト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2014年5月28日

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