ゾーホー、「ManageEngine ADManager Plus」を提供開始低価格で一括処理、自動化、レポート機能など全て搭載

人事異動や組織改編などがあるたびに求められるActive Directory管理作業。機能が限定された支援ツールが多い中、複数の支援機能を搭載した低価格なActive Directory管理ツールが登場した。

» 2014年05月21日 18時55分 公開
[編集部@IT]

 ゾーホージャパンは2014年5月21日、Windows Active Directory管理を効率化するID管理ツール「ManageEngine ADManager Plus」(以下、ADManager Plus)を本日から販売開始すると発表した。CSVを使った一括更新機能、各種管理作業の自動化機能などを搭載し、人事異動、組織改編のたびに必要となるユーザー情報の更新作業を効率化するという。

 特徴は大きく3つ。1つは一括更新機能。CSVインポートやテンプレートの適用により、ADアカウント情報やファイルサーバー/Exchange属性を一括更新できる。もう1つは自動化/スケジューリング機能。例えば契約社員などのアカウントを作成する際、「○カ月後にアカウントを無効化、その○カ月後に削除」といったタスクを設定しておけば自動的に実行する。これにより、複数タスクが絡む定型作業を人的ミスを抑止しながら大幅に効率化できるという。

ALT 自動化機能や申請/承認ワークフロー機能を搭載

 また、Active Directoryの情報更新に当たっては、社内の承認・稟議プロセスを経ることもガバナンス/セキュリティ上、重要なポイントとなる。これを受けてADManager Plusは、オブジェクト作成/変更/削除業務における申請/承認ワークフロー機能も搭載。この他、さまざまなフィルターでの条件指定やスケジューリング送信が行えるレポート機能も備えている。

 ライセンスはActive Directoryのオブジェクト数ではなく、ドメイン数とオペレーター数に基づく体系としており、オペレーター0名で管理者のみの場合、通常ライセンス33万5000円(税別、初年度保守サポート費用込み)。導入前に動作検証が可能な評価版も30日間無料提供するという。

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